
実はこの時期、私には密かな楽しみが二つあります。


まずは、歩きながら舞い散る落ち葉を手のひらでキャッチすること。
これ、簡単なようでいて結構難しいのです。落ち葉はとても軽く「これはいける!」と思った葉っぱでも、あと数cmのところで、ひらりと逃げることもしばしば。子供と遊べるゲームにもなります!
もう一つは、落ち葉の上を歩くこと。落ち葉ってどれも同じように見えますが、少しずつ違います。私は歩いたときに「カサッ、カサッ」と、どこか乾いたような音が好きです。この音を聞くと「冬の足音だ〜」といつも思います。たまに「バリッ」「クシャッ」「フニャッ」「バラッ」etc… これらの音も楽しいのですが、特別な思い入れはなく、、、。
そういえば、今月、私はこちらに来て2度目の誕生日を迎えました。


昨年は、私がこちらで母と慕うKIWIの友人が、その日の主役
「Birthday girl」

として食事に招待してくれました。テーブルには所狭しと並べられた料理&プレゼント。大きなバースデーケーキもあり、彼女の孫たちが歌を歌ってくれ、ろうそくの火を吹き消しました。これは大人になっても楽しいですね。思わず「もう1回」と言いそうでした。
その後、頂いたプレゼントを開け「ありがとう」と言いながらも、私は「?????」 だって、出てくるものが起毛スリッパ、手袋、フリース製ドレッシングガウンetc… 「何でこんな季節はずれなプレゼントばかりなの?使うまでに忘れそう」と心の中でつぶやいていました。でも、不思議な気持ちが出ていたらしく、友人たちが「Umi,今は秋。これから冬よ。あなたはいつも寒がっているじゃない」と笑いながら言いました。
「○×△☆えっ!?」私はようやく気づいたのです。ここは南半球。季節が逆転していることに。いつも寒いと凍えてストーブを焚きながらも、自分は初夏に近い春生まれという感覚でおりました。いわゆる「刷込み」ですね。「うわぁ、私は冬に近い秋生まれなんだなぁ」と、妙な感慨にふけったことを思い出します。

今年の誕生日は友人とランチとディナーを楽しみ、家に戻るとフラットメイトの「Happy birthday」の歌と大きなハグに迎えられました。予想外のことに驚きながら、冷蔵庫を開けると大きなバースデーケーキ。そこにはつたない日本語で「誕生日おめでとう」と書かれたカードが・・・。(私のフラットメイトは日本人ではありません)


ケーキは、生クリーム&生フルーツのデコレーションとスポンジには紫芋餡がサンド。和洋折衷の初体験の味でしたが、私にとって思い出深いケーキとなりました。
そうそう、今年も念願叶い、ろうそくの火を吹き消しました!が、勢い余って、1本ろうそくごと吹き倒しちゃいました!!



誕生日おめでとう、という方。
ろうそく何度も吹き消してます、という方。
私も落ち葉大好きです、という方。
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(Umi)
誕生日のお祝いの仕方、日本と少し違うような気がします。
私もこちらにきて、真夏生まれになりました。
1月生まれです。変な感じ。
心のこもったたくさんのお祝いの品物、言葉、うれしいですよねー。
よい1年になりますように。
コメントありがとうございます。
オークランドはロトルアより風が強い感じがします。海が近いからかもしれませんね。
結構歩いていると、街路樹の落ち葉が降ってくる道もあります。
お誕生日のお祝いも様々ですね。先日、フェリーで、40歳というワッペンをつけ、頭にはおもちゃのティアラ、手には羽根の付いたステッキを持った「Birthday girl」に会いました。
私は素直に感動しました。が、私にはとてもマネをする勇気はありませんでした・・・。
はっぴぃきうぃ様
いつもコメントありがとうございます!
お誕生日の温かいメッセージも感謝しております。とっても嬉しいです。
はっぴぃきうぃさんは、真夏生まれなのですね。やはり最初は違和感ありましたか?
いろいろな方から頂いたメッセージを胸に、今年も充実するようにがんばりまーーす!!