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2005年07月26日

フラット決定!

やっとフラットが見つかり、昨日引越し完了。晴れ


フラット探しは

予想以上に大変



で、きれいなお家で気に入ったのに家主のゲイカップルに断わられたり、さっくり電話だけで断わられたり、



「やっぱKIWIと住むのは難しいのかなぁ」もうやだ〜(悲しい顔)


なんて思ってた所に、タイミングよく感じ良い人たちが住むフラットを見つけた。目


特にこだわってはなかったものの、フラットメイトの彼女がアジア人だったので、「アジア人にオープンマインドかな」と思ったのも、決めた理由の一つ。




この1週間、ホームステイファミリーは私が出て行くことがよっぽど寂しかったらしく、しんみりとお葬式のような毎日だった。もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)


お父さんは


「普段はあまり夢を見ないんだけど、ここ数日ビビッドな夢を見る。君と二人でロブスターテルミドールを食べてる夢とか・・・」。




がーん。



そんな夢に見るまで寂しい気持ちにさせてるなんて、フラットに移る事が自分のやりたかった事とは言え、何だかすごく悪いことをしてるような気がした。たらーっ(汗)



でも決めちゃったし。



引越し当日。予想通りパッキングは終わってなく、朝からお茶を飲みながらのんびりスタート。喫茶店


荷物を詰めつつ、ふと気づくと捨てるはずの雑誌を読みふけってたり、友達からもらったカードや写真を見ては「懐かしいなぁー」としみじみしたり。

結論:『だから私のパッキングは時間がかかるんだー!』


とは分かっているものの、ついつい、ねぇ・・・。



6時間後、荷造り完了。来た時はスーツケース2つだけだった荷物も、この8ヶ月間で2倍に増え、


「ここで生活していたんだなぁ」


と実感。


片付いた部屋を見てホストファミリーも私も「とうとう出て行っちゃうんだね」感が押し寄せ、またじっと黙ってしまう。気分転換と、最後のマイランギベイ見納めに一人外へ。ぴかぴか(新しい)




8ヶ月前、NZに来て初めて会った人たちはこのホストファミリーと、一緒に住む中国人の女の子で、私の生活はここからスタートした。たった8ヶ月間だけど、学校に通い、旅行をし、仕事をし、沢山の出来事があって、沢山の人に会ったけど、でもどんな時でも私が落ち着ける、ほっとできる空間はこの家だった。





それまで家族と疎遠で、”家族との時間”というものにあまり慣れていなかった私が、次第に仕事の話や恋愛の話、まじめな話やくだらない話、細かい事でも、とにかく毎日毎日の出来事をホストファミリーに話すようになって、家族ってこんな感じだったかなぁと感じられるようになったのも、この家族だったから思えたこと。


そんな事を考えてたら、この場所とこの家族に感謝してもしきれないくらいの、本当に沢山の思いがこみあげた。


出会いがあれば、別れもある。一生の別れではないにせよ、もうこの家でこの家族と住むことはないんだなぁと思うと、住む場所を替えるだけとは言え、私にとっては何だかとても大きな事のような気がした。



最後、ホストファザーにきつくハグされた時にはお互い涙がこみ上げて、私は

「元気でね、また来るね」しか言えなかった。もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)




でも。心機一転。新天地は、ポンソンビーというシティからバスで5分くらいの所。


静かで、古くかわいらしいおうちが立ち並ぶ。

家到着。


「あれ、こんなとこだったっけかなぁ?」


と思うくらい、外観は軽くボロボロ。おまけにノックしても誰も出ないし。で、フラットメイトに電話したところ


「誰もいないから、

そこの窓から入ってー」



って無用心すぎじゃないexclamation&question


とは言え、実は窓からの侵入経験が、NZに来て2度目。1度目は窓がスライド式ではなく、45度半円開閉式(この説明で分かります?とにかく狭い窓という事です)だったので、デブの私には相当きつく、太ももの裏がつりそうで、もう2度とゴメンだ!と思った。


今回は窓が上下スライド式だったので、充分入りこめるスペースがあって良かった☆・・・なんて変な事を思いながら


「おじゃましまーす・・・」



他人様が見たら、間違いなく泥棒。


こうして友達に手伝ってもらいながら、無事荷物運びが終了。ふと落ち着くと、誰もいないこの家でたった一人、何だかがら〜んとした感じで寂しい。

誰も帰ってくる気配もなし。



という事で、初日のこの日は結局友達の家に泊めてもらい、引越しパーティー。



今朝フラットに帰り、初めてフラットメイトに挨拶。

どうもどうも。わーい(嬉しい顔)


新しい場所と、新しい部屋と、新しい人たち。NZライフはまだまだ終わりません!


いいですねー、新しいフラット、という方。
ホストファザーは本当にべっちさんのこと好きだったんですね、という方。
新しい生活応援しています、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。


(べっち)
posted by キックオフNZ at 05:30 | Comment(4) | TrackBack(1) | わたしの街
この記事へのコメント
フラット生活はどうですか?

ワーホリ最後でまた新しいところで生活を始めるなんて、パワーありますね。

いいフラット生活になることを祈ってます。
Posted by Kickoff-T at 2005年07月26日 06:12
私はホームステイにあこがれてます。
してみたかったなあ、ホームステイ。

私にとってはタウポに住む友人夫妻が、ニュージーランドでの家族のような存在です。
そんなに若くないご夫妻なので、あとどれぐらい思い出を共有できるだろうと思うと、泣きたくなります。

ニュージーランドに家族ができる。そういえる友達ができたということは、何にもかえがたい財産です。
Posted by はっぴぃきうぃ at 2005年07月26日 08:41
べっちさん

新しいフラットが見つかってよかったですね!!
きっと新しい生活が楽しみでしょう。
ホームスティファミリーも恋しいかもしれませんが、会おうと思えばいつでも会えるんだし、残りの生活楽しんでくださいね。

ジェイもスーザンといつかは離れなきゃいけないのかと思うと、本当に泣けてきます。そういう出会いがあってよかったですね。
Posted by ジェイ at 2005年07月26日 19:00
コメントありがとうございます。

そう、最後の最後に引っ越すなんて自分でも無茶したかなぁーなんて思いますよ。

でも、フラット住んでみてホームステイとはまた違った良さがあると思いました。あーキウイの若者はこんな生活してるのかーって。同世代の人達と話す機会が持てて良かったと思いますよ。

ただ、、、やはり料理は1度もしておりません!!
Posted by べっち at 2005年07月29日 10:50
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Excerpt:  下記は先日、長女から送られてきたメールです。ひとり住まいで金銭に対する不安から、珍しく泣き言を言ってきた。それに対して、母親から「日本に帰って来たほうが安定した毎日が送れるんでは?」と言った問いかけ..
Weblog: 旅の行方と☆
Tracked: 2005-07-26 13:41
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