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2022年03月31日

ニュージーランドの鳥たちその5

キックオフNZのブログをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!

久しぶりの更新です!今年のはじめに行った、ホリデー旅行で出会った鳥達について紹介したいと思います!

ニュージーランド国内では、様々な固有種の鳥を見ることができますが、特に南島の南西(テアナウやクイーンズタウン辺り)に行くと、政府が野鳥や森林を保全をしている国立公園があります。そこでは、多くの野鳥を見ることができ、ハイキングやキャンプも楽しめますので、とてもおすすめです。ニュージーランドに来たら、ぜひ行ってみてください。


・ケア
こちらもカカと同様、マオリ語、英語が一緒です。

このケア、2017年には世界で一番頭がいい鳥として紹介されました!(カラスを上回るIQの持ち主!!!)

基本的には高山地帯(森林限界を迎えた後の地帯で、ほとんど木がない場所)に生息する鳥です。

私たちも、ケプラートラックのMt.Luxmoreの山頂で野生ケアを発見することができました!基本的に高山地帯は木が生い茂っていないので、ケアを見つけるのは難しくはありませんが、現在ケアの生息数は3000〜7000羽ととても少なく、絶滅の危険が高い為、見つけられたらラッキーです!

また登山者がケアを見つけたら、ケア用のアプリケーションがあり、どこで発見したかを報告できるようになっています。

ケアの絶滅の危険性が高くなったのは生態系の破壊以外にも、自動車事故などの人為的被害も含まれています。

頭がいいケアは、人間の車から食べ物を盗むといった行動もとるようで、人里に降りてきてしまった為に、自動車事故に巻き込まれてしまうのだとか。

それ以外にも、建設時に使われる、鉛は、ケアが惹きつけられる成分を含んでおり、ケアにとって鉛は甘く感じるらしいのですが、鉛の毒がケアの死因にもつながっているそうです。

それ以外にも、ネコやポッサムの影響ももちろんあります。ケアは地面に巣を作る習性がある為、外敵が入ってきやすく、簡単に卵を食べられてしまいます。なので、それらの外敵を捕らえる装置を巣の近くに設置することで、生息数を減らし、ケアのヒナたちを守る事ができます。その成功率は70%で何も設置しない場合に比べ30%も成功率が高くなります。


ケアはかわいくて、賢くて、ニュージーランドの数少ない固有種の一種です。皆でケアを守っていきましょう!



・ウェカ

ウェカは南島の西側に生息するニュージーランドの固有種です。

ウェカには North Island Weka, Western Weka, Buff Weka, Stewart Island Weka, の4種類が生息しており、一番多く生息しているのがWestern Wekaです。

私も、ミルフォードサウンドの駐車場でウェカを見つけました!

20220331_1_kapotto_birds.jpg

どうやら、この子たちは若鳥の様で、成鳥(体長30〜40センチ)に比べ一回り小さかったです。

駐車場にはウェカを見ようと人が集まっていて、若鳥たちはすこし怖がっていました。
基本的にウェカはあまり人目に出てこないらしいので、今回はラッキーでその姿を見ることができました。

ウェカも絶滅危惧種に指定されていますが、現在では保護活動も進み、生息数が安定的になってきています。

ウェカはとても臆病な性格なので、見つけても追っかけたりせず、距離を取って静かに観察しましょう。

今回の鳥たちはこちらから↓

・ケア
https://www.doc.govt.nz/nature/native-animals/birds/birds-a-z/kea/

・ウェカ
https://www.doc.govt.nz/nature/native-animals/birds/birds-a-z/weka/



ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!

Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!

(kapotto)


posted by キックオフNZ at 02:00 | Comment(0) | ニュージーランド
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