kapottoです!

先週の木曜日、(10月29日)コロナウイルスの感染者がついにクライストチャーチにも出てしまいました。

この日に発見された感染者は2人で、このニュースが朝から出回り、クライストチャーチはパニックとなりました。

この感染者たちは、オークランドからクライストチャーチへ移動してきた方々で、ワクチンの接種は受けていないものの、飛行機に搭乗する際に陰性だったそうです。
しかし、こちらに移動してきてから、陽性の反応が出てしまいました。
この情報が出回って来た際に、私の友人も私も、この人たちはなぜワクチンの接種をせずに飛行機に乗るんだ!と、とても批判的な感情が湧き上がってきてしまいました。
現在、政府はワクチン接種を行った人のみが飛行機を利用する事ができるような法律を作っているそうです。
ワクチンを摂取していない人たちの行動制限を狭めるようなものですが、そのくらい、新型コロナウイルスの蔓延を防ぐためには必要な処置だと思います。
この日のクライストチャーチは、多くの人が、政府はロックダウンを始めるだろうと思い、朝から買占めの様子が見られました。

私もその日はアジアンマーケットで働く日だったのですが、朝は多くの人が買い物に訪れていたそうです。
政府の発表は当日の午後1時から行われました。
発表の結果は、行動制限をかけず、レベル2のままでいるということでした。
この発表には多くの人が驚いたことでしょう。私もロックダウンにはならずとも、レベル3に引き上げると思っていました。
警戒レベルを引き上げない理由として、感染者の人たちがクライストチャーチに来てから、クライストチャーチ以外の地域に移動していない事(クライストチャーチ内は割といろんな所へ出向いたようですが、きちんと追跡アプリを利用していたことで、行動範囲を特定できたのも、安心できる要因となったようです。)と
他の理由の一つに、私たちが住んでいるカンタベリーのワクチン接種率がとても良く、ワクチン接種もどんどんと進んでいる事が挙げられました。
この日の時点で、約90%のクライストチャーチの住民が少なくとも1回目のワクチンを摂取しており、約70%の人が2回目の接種も完了している状態でした。(私も、無事に2回目の接種を終えることができました。)

この、カンタベリー地域の高いワクチン接種率のおかげで、感染者も現在5件に抑えることができ(日曜から火曜日まで、新しい感染者はなし)、現在(11月2日火曜日)でも警戒レベルが引き上げられず、ある程度自由な生活を送ることができています。
この、ニュージーランドの方々のワクチン接種への理解があることと、高いワクチン接種率に本当に感謝したいと思います。
ではまた次回!
ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)