kapottoです!
先日、私の日本の高校時代の友人が結婚式を挙げました。

私も招待されていたのですが、ニュージーランドでのビザの関係や、ニュージーランドに戻ってこられないこのご時世で、行くことができませんでした。

結婚式の後、彼女が動画と、結婚式の写真を送ってくれたのでそれを観たのですが、結婚披露宴で司会者の人を始め、参列者全員がマスクをしている事、また、ステージでお祝いの言葉を言う時でさえ、マスクをしている事に、とても驚いたと同時に、とても違和感を感じました。

日本は現在、新型コロナウイルス第三波を迎え、大変な状況ということを家族や、知り合いの人を通じて聞いています。
withコロナと言われている現在、マスクをしていない人は白い目で見られ、マスクをして外出する、居酒屋等の営業は20時までといった事が当たり前のこととなっているそうです。
ポッドキャストのコメンテーターの話の一部分で、「マスクをした状態で初めて出会った人が、マスクをせずに話しかけてきたけれど、その時に誰かわからなかった。マスクをしている状況に慣れすぎて、マスクを外した姿に違和感を感じた。」というのを聞いて、
「マスクをして、人と距離をとる」というのに慣れすぎて、
「マスクをしないで、人と近距離で話す、接触する」という、今まで当たり前だった事が当たり前で無くなる。
という事が日本で起きているんだということを改めて思い知らされました。

家族の知り合いの方で新型コロナウイルス患者の担当をしている看護師の方がいます。
その方は現在、「死の選別」をしているような気持ちで仕事をしているそうです。
田舎の町でも、今では新型コロナウイルスにかかった方が、診療、治療を求め、毎日殺到しているそうです。
重症患者を優先に治療を行っているそうですが、ベットの数にも限りがあり、高齢者の方でも、症状が比較的軽い方は自宅療養をお願いせざるを得ない状況なのだそうです。
先日、新型コロナウイルスにかかり、自宅療養中に亡くなった方へ菅総理が謝罪の言葉を述べているニュースを見ました。
つらく、大変な状況になり、ワクチンをただひたすらに待たなくてはならない時代になってしまいました。
ニュージーランドでも、先日、2週間の隔離から解放されたご夫婦が隔離解放から1週間後に新型コロナウイルス陽性の反応が出たというニュースが出て、政府がそれらの感染ルートを必死で追っているようです。
たった一つの感染源から、躍起になって感染を防ごうとニュージーランドの政府の必死の対応を感じ、またすべての事を真実として公にしている姿に、信頼を覚えます。
withコロナの日本と、withoutコロナのニュージーランド、これらの違いは政府の対応なのだということが明らかだと思います。
それ以外に、最初に全域で起きたロックダウン時に感じたのが、ニュージーランドの人々の、政府に従う「誠実さ」も、新型コロナウイルスを防ぐ一つの理由なのかなと思いました。

私が知る限りでロックダウン中に政府に反してパーティー等をしていたニュースは数件にとどまり、多くの方が家でちゃんと隔離をしている事。(中には隔離を最高だという友達もいましたが。。。)
こういった、政府の表明と、それに従うニュージーランドの方々があってこそ、withoutコロナの生活をすることができている結果だと思います。

友人から話を聞いていると、政府も緊急事態宣言と言いながら、イベントや娯楽施設の営業を許している状況だそうです。日本の方はもともと一致団結、周りに迷惑をかけないというところで素晴らしい能力を持っていると思いますが、政府がこのように何がダメで何がいいのかというのを曖昧にしてしまうことで、国民もどう対応していいのかわからないと思います。
国民の協力と、政府の決断力、その二つが一致する事で、少しでも新型コロナウイルス感染を防ぐことができるのではないでしょうか。
できる限り早くワクチンが全世界に普及し、新型コロナウイルスが早く収束することを切に願っています。
そして皆さんが無事でありますように!

ではまた次回!
ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)