kapottoです!
今回はウェリントン旅行の続きで、ウェリントンに行ったのなら、お勧めする博物館をご紹介したいと思います!
その名は、テ・パパ・トンガレワ博物館!!(長いので皆テパパミュージアムと呼んでいます)
ここは1992年に建設が開始され、約4年の月日を経て完成した6階建てとなるとても大きな博物館です。

また、この博物館の維持は半分が政府からの補助金、また他の半分は駐車場代や期間限定の展覧会等の催しでまかなわれています。なので、常時展示ブースは誰でも無料で見ることのできます。展示内容は、第一次世界大戦のこと、自然科学、マオリの歴史等です。他の期間限定の展示はお金がかかってきます(大人約20ドル)
一つ一つの展示内容がとても濃いので、ニュージーランドの歴史や自然に興味のある方や、じっくりと回りたいという方は一日かかってしまうと思います。
私も2日間に分けて美術館を見て回りました。歩くのも疲れます。
中の展示にはニュージーランドの固有種の木々を植えた植物園や、子どもたちが遊べるキッズスペース、大人たちがゆっくり休めるスペースやカフェ等の工夫もされているので、一日いても飽きないですし、休み休み、じっくりと回ることができます。
博物館内に植物園!!
今回泊まったAir bnbのホストの方は、この博物館で働いていました。私が2日間に渡って回った事を伝えると、とても驚いていました。
多くの海外から来た観光者は大体3時間程度ですべて見て回ってしまうそうです。
一つ一つに工夫が施されている素晴らしい展示をじっくり内容を理解せずに次に行ってしまうのはもったいないと私は思います。
博物館1日目には3時間程費やして、ニュージーランドの第一次世界大戦の戦時者の記憶の展示を見ましたが、大きな精密に作られたオブジェや、戦時者のインタビューの生の声を聞くことができるブース等もあり、一次大戦の詳細について勉強することができます。
ニュージーランドでは実際に戦地になったわけではなく、戦ったのはGallipoliというエジプトにある場所で、トルコ人相手に戦った戦争の詳細について語られています。
実際に使った武器でどのように人が死んでいくのかという展示や、兵士たちが食べていた食糧は赤道近くという事もあり、ほとんど腐ったようなものであった事、一日に供給される水は2リットルのみと、とても過酷な状況な様子がよくわかります。
実際にGallipoilで派兵された兵士の内、2721名が亡くなり、第一次世界大戦全部では17000名が犠牲となったそうです。
ニュージーランドは第二次世界大戦時には侵略されることもなく、安全であったそうですが、いつも日本が攻めてきてもいいように、海岸沿いに監視や砲丸を用意していたそうです。
これらの展示を見ていると、私たちは再びこのような悲劇を起こしてはいけないと心に刻みつけられます。
一つ一つしっかりと展示について話をしてしまうと、なかなか一回だけでテパパ博物館を紹介できませんね!
次回は、ほかのブースについてもお話ししたいと思います!
ではまた次回!
ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)