kapottoです!
皆さんはYouTubeをご存じですか??
今ではYouTubeというソーシャルメディアを知らない人の方が少なくなって来ていると思います。
YouTubeは2005年にアメリカで始まった会社であり、現在はGoogleが提供をする世界最大の動画共有サービスです。
ユーザー数は10億人以上、対応言語は80ヵ国語で、世界的に多くの人が知っている認知度の非常に高いサービスです。
私も、ユーザーの中の一人。毎日の朝のヨガや、作業用ミュージック等、YouTubeの恩恵に与っています。

このYouTube、動画を見る前に広告が入ることがありますよね。(プレミアム会員だとどうやらこの広告が流れなくなるようですが、私にプレミアム会員になるお金の余裕はありません。。。)
この広告、面白いのが、世界いろんなところに行って、YouTube動画を再生すると、現在その場所にいる国の広告が流れる様になっています。(*GPSを起動させているのが前提です。オランダに住んでいた時はオランダ語の広告が流れたのですが、何を言っているのか全く聞き取れませんでした。)
ニュージーランドで動画を視聴すると、もちろん広告動画が流れるのですが、とても驚いたのが、ニュージーランド政府の広告動画が流れたことです。

特に、新型コロナウイルスが蔓延しそうになったロックダウン中はアラートレベルについての動画、ロックダウン後は”Challenging time”と言って、お互いに協力して行こう!というような内容の動画、
首相選挙の近くでは、アーダーン首相自らが動画に出て、選挙を促すメッセージをする動画等、
私が今まで見たことのない政府からのメッセージ動画が多く流れました。

日本では大企業の宣伝動画が多く、政府が関連した動画というのは見たことがなかったので、ニュージーランドは革新的なことをするなと思いました。(ちなみにフランス人の友達も、オランダ人の友達も、YouTubeで政府の広告動画は見たことがないと言っていました。)
若い世代ではテレビ離れが進み、多くの若年層はYouTubeやソーシャルネットワークSNSの視聴率が高いので、若年層に向けての動画広告は、政治の関心を生むことにつながるのではないかと思います。
これも、若くして首相に任命され、聡明で革新的な事にチャレンジするアーダーン首相ならではの政治方針だなと思います。
日本の政治は少し固いイメージがあり、これからを担う若い世代への関心率を高めるためには、ニュージーランドの政府の様に、まずは若い人に目に留まるような方法で関心率を高めていった方がいいのではないかなとふと、思いました。

ではまた次回!
ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)