
ニュージーランドでの旅行は北島、南島ともにレンタカーやキャンピングカーで旅行をすることが一般的かと思います。
わたしも旅行の時はレンタカーで南島を旅しました^^
ニュージーランドでよく遭遇する・・・。

田舎の方の高速道路を運転していると、道路上にひかれている動物がいます・・・

この正体は一体・・・?!
わたしはずっと、ウサギだと思っていましたが・・
実は、違います!
ポッサムという名前の動物なのです!

ん?ポッサムとは・・・?名前が可愛らしい感じですよね。
このポッサムはオーストラリアからやってきたのです。
ポッサムはカンガルーと同じ有袋類の動物です。なので、母親の袋で赤ちゃんは育ち守られます。
見た目はちょっとタヌキのような感じで、体長も割りと大きいです。
昔、ニュージーランドのある会社でポッサムの毛を使用してニット商品などを販売しようとオーストラリアから輸入したそうです。
ポッサムの毛の特徴は毛が短くというのと、保温性に優れているようです。
ポッサムの毛だけでは、商品を製造するのに短すぎるので羊の毛などと合わせて商品を作っていたようです。
ただ、予定していたより売り上げは伸びなかったようで、ポッサムを外に放してしまいました。(今でもその商品は売られていると思います。)
すると、ニュージーランドでは外来のものが成長するのが物凄く早いということもあり、もの凄い数のポッサムが繁殖しました。

(ニュージーランド固有のもののように見えても、そうでない外来の植物や木々など結構あります。それらは大変繁殖力が高いようです。)
キウィバードのヒナを食べてしまったり、畑を荒らしたりといろいろ問題に・・・。

ポッサムは夜行性の動物で、夜になると電信柱などに上ってしまう癖があるみたいです。
なので、ドライブしていると電信柱にアルミのようなプレートが貼ってあり、ポッサムが電信柱に上るのを防ぐ役割をしているそうです。
以前は、ポッサムが電信柱に上ってしまったことで漏電したり、それが原因で停電してしまったりすることもあったみたいです。
ニュージーランドの高速道路ではMax100キロほどで車が走っているのと、街頭がない田舎道が多いので、夜行性のポッサムが次々とひかれてしまいます。

そんなポッサムですが、もともとはオーストラリア生まれということで・・・・
もし、オーストラリアでケガをしているポッサムを見かけた場合、動物病院へ連れて行ってもらえるみたいですよ(゚д゚)!
場所が変われば、扱いも変わりビックリですね!
(ヒロミ)