いよいよ帰国の日が来てしまいました。去年の4月に来てから今年の1月まで、
長いと思っていたけどあっという間に過ぎてしまいましたね。
私はニュージーランドに来てから日記と家計簿を毎日つけています。(最近はサボりがちでしたが…)
この特別な9ヶ月間を忘れたくないと思ったからです。

私たちは思っているより簡単に忘れてしまいます。あと、思っているより余計な支出をしています。(笑)
日記には日々の出来事だけでなく、考えたことや思ったことを全て書いています。
この間、帰国するに当たってそれらを読み返してみたのですが、もうすでに忘れていることが多くありました。
記録するって、その時は面倒でも後々すごく大切な宝物になりますね。

その日記を読んでいると「その時は超大事な出来事だったのに、今思うとどうでもいいこと」がたくさんあることに気が付きました。
例えば、
「語学学校でお昼ご飯を一緒に食べる友達がいないどうしよう」
→1週間後すぐにできました。ちゃっかり彼氏までできました。

「今日テンパって変な英語喋っちゃった…バカだと思われたらどうしよう」
→誰も覚えてないです。言った本人ですら忘れていました。

「ニュージーランドの車の免許取ろうかなどうしよう」
→翻訳して申請までしたのに目が悪くなっていて検査行くのも面倒で結局取らなかったし、よく考えたら車いらなかったです。

こんな感じで、「あれどうしよう」「これどうしよう」がたくさん書いてありました。
これを読んで思ったのが一部を除いて、無駄な心配ばかりしていたなぁということです。
私は怖がりだからか、何に関しても完璧に準備しようとしてしまいます。
しかしニュージーランドに来たことだけは例外です。
半ば無理矢理で、特に勉強も下調べもせずにとりあえず来てみました。
当時付き合っていた彼氏に振られた勢いで来たのが良かったのかもしれません。
不安はもちろんありましたが、「行ってみるしかない!」と勇気を出して行動していました。
よく、人生を変えた一冊の本とか、一本の映画とか、一人の人とか言いますよね。
私も以前はそんな「自分を劇的に変えてくれるもの」を必死で探していました。
でも当たり前なんですけど、本や映画や他人自体は、私の人生をちっとも変えてくれないんですよ。
読んで、観て、出会って、それで自分がどう「行動」をするのかが一番大事なんです。
だからかの有名なリンカーンさんの名言、「意志あるところに道は開ける」の道は勝手に開かれるものではなくて、
「意志があって行動することで自分で道を開く」のだと思っています。
自分でやったことだけが自分の道を作ります。自分の人生を創るのは自分自身です。

私の周りにも「留学やワーホリに興味あるけど行こうかな、どうしようかな」と、悩んでいる人はかなり多くいます。
でもその今考えている「どうしよう」のほとんどは、後々どうでもいいことに変わる可能性が高いです。(笑)
もしやってみたいという気持ちが少しでもあるなら、一歩踏み出してみて下さい。
視界がグッと広がるはずです。そしてたくさんの人があなたを応援していることに気がつくでしょう。
もちろん、私もその一人です。
私の書いたこのブログが、どこかの誰かの背中を押すことができたらいいなと思います。
応援してくださっている皆さま、ブログを書かせていただいたキックオフNZさま、
短い間でしたが、どうもありがとうございました。



(Yu-mi)