今回はひとりで旅行すると決めた私。
今までは、勢いで決めたものの、後々出発までの間に「どうしよう」とか「不安だ」とかマイナスに思うことが多かったです。ワーホリを決めた時もそうでした。

しかし、今回は違いました。

「楽しみだな、どこ行こうかな。まぁ、その時の気分で決めよう」というプラスの気持ちしか現れませんでした。

これは私にとって大きな変化です。
Easy-goingなところもあれば、変に細かく気にすることもあるので、せっかくのチャンスを楽しみ切れないときがあったのですが、良い方向に変われたと思います。
ひとりで旅行なんて、なんとかなる。

そういう気持ちを感じることすらなく、出発の日になりました。
1日目、オークランド空港ではまず朝食を取りました。
コンビニのようなキオスクのようなお店でサンドイッチとスムージーを買いました。
このサンドイッチ、2つ入り1パックで、パックに$6.80と書いていたのでレジに持って行きましたが、1つ$6.80だった模様です。×2の値段で請求されました。いや、私は未だに騙された気持ちでいます。(笑)
でもまぁ大した金額でもないからいいかと思い完食。Brieが入ったとっても美味しいサンドイッチでした。

搭乗すると、隣は3歳くらいの女の子とお母さんでした。
荷物を上に入れるとき、重たくて苦戦していると、近くにいたアジア系の男性が助けてくれました。
がしかし、一瞬落ちかけて、軽くではありますがショルダー部分が女の子の顔に当たってしまいました。
荷物が乗ったわけではないので痛くはないはずですが、おそらくびっくりして泣いてしまいました。
ひたすら謝っていると、お母さんが「そんなに謝らないで。何ともないし、事故だし大丈夫。びっくりして泣いているだけだから気にしないで」と言ってくれました。
この時に思い出したのが、少し日本語がわかる友人が車で送迎してくれた時に、「ありがとうございます」と何の気なしに言ったら、「そんな言い方やめて。More politelyなのは知ってるけど、友人同士なのにその言い方をされると、あんまり気分が良くない」と言われたことでした。
日本では礼儀正しく、「すみません」というのが挨拶代わりにされていますが、ここでは言いすぎると逆に不快な気持ちにさせてしまうようです。
「すみません」「ありがとうございます」という言葉だけでなく、『自分がどう感じたから』「ありがとう、すみません」なのかを言葉で伝えないといけないんだなと思いました。

とはいえまだ語彙力が乏しいですが、知りうる限りの言葉で伝えるように努力しています。
と、考えながら飛行機に乗ること約2時間弱。クイーンズタウン空港に到着です。
機内から見える景色がすでに綺麗でしたが、空港を出た瞬間、別世界でした。

(続く)
(Ayaka)