今回は少し遡って、クリスマスと年末年始のことを書きたいと思います。

まず、ニュージーランドのクリスマスです。

25日がChristmas Day、26日がBoxing Dayという祝日です。
そもそも祝日はみんなが働かないニュージーランド。以前のブログでも何度か書いたことがありますが、ほぼ全てのお店が閉まっています。
そしてクリスマスは『家族で過ごすもの』とされていますし、人によっては大型連休が始まっており海外に行ったりしていて、街中がとっても静かです。25日はスーパーですら開いていません。コンビニはそもそもありません。(似たようなものでデイリーと呼ばれるお店がありますが、それすら開いていないところがほとんどです。)
私ももちろん、アルバイトがお休みだったので家にいました。近くのビーチに散歩に行くと、良い天気だったこともあって皆さん家族で休日を楽しんでいる様子でした。平和でいいなぁ〜と思い、家でのんびりしました。

26日のBoxing Dayですが、由来は諸説あるようです。ここでは省略しますが、由来はさておき、年に一度の大セールとなる日です。
祝日ですがこの日は特別。ニュージーランド全てのお店が大セールを開催し、お店は人と車で溢れかえるようです。私は人混みがすごく苦手ですし、そこまで欲しいものもなかったので、買い物には出かけませんでしたが、kiwiの友人から混雑の様子がわかる写真が送られてきて、それを見るだけでげんなりしました。(笑)


※Roundabout(ロータリー)に勝手に車を停めている様子です。もちろんダメなことです。
年末年始は、1日がNew years Day、2日がDay after New Years Dayとされ、祝日です。

12月31日は0時ちょうどに花火があがります。

日本から友人が遊びにきてくれていたのですが、31日の深夜までアルバイトだった上に、祝日のためクリスマスと同様でどこも開いておらず、更に今年は天気もあまりよくなかったため、一緒に宿泊したオークランド内のBnBでひたすらお酒を飲みながらUNOをしたり会話に花を咲かせるという数日を過ごしました。

友人には申し訳ない気持ちでしたが、楽しかったと言ってくれて本当に良かったです。
中でも1日だけ奇跡的に晴れた日があり、その日はデボンポートとマウントビクトリアに行きました。少しだけでもNZの壮大な景色を見てもらえて良かったです。

また、宿泊しているBnBから見える夕焼けや星空にも感動していたようで、ホッとしました。

※1月1日になる瞬間の花火です

※マウントビクトリアの頂上からの景色
オークランドは、日本のように24時間365日、いつでもどこでも同じような生活が出来る環境ではありません。ですがここで暮らし始めて、果たしてそれが本当に必要だったのかと思うようになりました。
確かに毎日同じ環境にあることは便利ですが、そのために不便を強いられている人もたくさんいることも忘れてはいけません。
出来ないことがあるなら、それを補う力こそが生きていくためには必要なことです。出来ないことにマイナスな感情を持つだけではなく、その環境を楽しみ代替案を考えることも、一つの経験と楽しさだと思います。

(Ayaka)