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2017年08月14日

お盆と日本とニュージーランド

こんにちは!Ayakaです。

日本はお盆時期ですね。当たり前ですが、国が変われば行事が違うので、オークランドはいつもの寒い毎日です。

今日は、お盆に関連したお話です。

私はオークランドに来て1ヶ月だけホームステイで過ごしました。

ホストファミリーはEnglandから移住して約10年のBritish motherと大学生のdaughter。あとは韓国から来た女子大生の子が同じステイ先だったので、毎日夜ご飯の時間帯はそれぞれの国の文化についてよく会話していました。(このおかげで、elementary始まりの私の英語力は格段に上がったと思っています。

ある日、テーマは『休暇』についてでした。

ホストマザーのお仕事はvet nurse(動物看護師)で、日々の仕事はとても忙しそうでしたが、シフト通りに出勤/退勤し、2〜3ヶ月に一度は数日の休みが取れるそうです。また、祝日(年末年始はクリスマスを含めて、なんと2〜3週間休みとの事!)はもちろん、summer holidayとして夏は1週間のお休みがあると話していました。

そして質問されます。
「日本ではどう?休暇はどれくらいあるの?」と。

私は年末年始とGWとお盆休みの事を説明したかったのですが、

“お盆って、なんて言えばいいんだ…?そもそもお盆ってなんだっけ…?”となってしまい、上手に説明することが出来ませんでした。

また別のある日、マオリ(NZの先住民族)についての話になりました。
今回もmotherが
「日本にも先住民族はいるの?」と聞いてくれました。

北海道出身の私です。これはアイヌの事を話すチャンス!と思い「アイヌという民族がいるよ。私の住んでいた街に多く住んでいるよ。」と話したものの、

“あれ、私、アイヌのことこれ以上知らない。どういう民族なのか、説明できない…”
となってしまいました。

「海外で生活がしたい!」と言って飛び出したものの、日本国内のことも良くわかっていない、説明出来ない自分がとても恥ずかしくなりました。

また、ホストファミリー関係で知り合ったkiwiやBritishの人々・学校で出会った各国の友人がいますが、みんなは自国のことを色々説明してくれるのに、私は日本のことを全然説明出来ない。

もし日本で逆の立場だったら、例え日本語がすごく上手に話せていても、そもそも自分(自国)のことを理解すらしていない人とは、話すことなくなっちゃうよなぁ…英会話を勉強しようという以前の問題だなぁ…と思うことが、大なり小なりありました。

そのおかげで、当たり前だった日本の生活を改めて考えることが出来ましたし、英語で説明するとしたらこう言うのかという勉強にもなり、結果的に英会話の勉強にもなりました。

『外を見て内を知る』とは言いますが、日本のこと、自分自身のこと、何に関しても「知る/気付く」ということはとても大切です。

こういうことをきっかけとして「知る/気付く」ことが出来るセンサーを持ち続け、それを基にたくさんのことを経験し吸収したいなと思います。

(Ayaka)
posted by キックオフNZ at 05:00 | Comment(0) | ニュージーランド
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