

色々とハンデを背負った状態での、仕事探しは、思ったよりも大変。

でもここが踏ん張り時ですよね!!

ここ数か月で、色々な仕事に応募していますが
ニュージーランドならでは・・・というか、日本ではあまり見かけないことを発見したのでご紹介。
それが「性別」

日本の就活でも、プロフィール記入する際に、性別を聞かれることはありますよね?履歴書にも、男女どちらかに〇をつけなくてはいけません。
ニュージーランドでも、日本と同様、性別を選択する欄がありますが、ここにちょっとした違いが。
選択肢に「intersex」や「gay」などがあること。
日本でも、おかまタレントなんかが面白くって、人気になり、gay(ゲイ)は、わかるかもしれませんが・・・一体、intersex(インターセックス)とははんでしょう?
インターセックスは、少し特殊。遺伝子の結果、生殖系の構造に変異があり、染色体(遺伝子パーツ)が男性でも、女性でもない。または男性、女性のどちらとしても認知出来てしまう。という難しい性。
ゲイにしても、インターセックスにしても、世界各国、どの国でも、なかなか平等に扱ってもらえない。ストレートだとウソをついたほうが、世の中、うまくわたっていける。
ではなぜ、仕事という、生活する上で大切な一面で、わざわざデメリットになりそうなことについて、答えなくてはならないのか。
実際、ゲイやインターセックスの人たちが正直に答えているかは、わかりませんが・・・
ニュージーランドは日本なんかに比べると、そういった性に悩みのある人たちを受け入れる体制が出来ているのかもしれませんね。
例えば、ニュージーランドでは、ゲイやレズビアン、つまり生物学的に一緒の性の結婚が可能。
これも、様々な性の形を受け入れている証拠だと思います。
また仕事に関してもそう。
あくまで、性別は質問のひとつ。「あなたはどんな人ですか?」って聞かれているわけです。
どんな人にでも、仕事の機会を与えよう。ということで、性別以外にも、履歴書の顔写真は、基本的には添付しません。
採用者の好みでは選ばない。あくまで、実力や経験が大事。ということです。

アジア人だし、ニュージーランドでの就職にはデメリットばかり。だと思っていましたが、ニュージーランドほど、平等に雇用機会を与えてくれているところはないのかも。

ちょっとしたことから、ニュージーランドの良い一面が見えた1日なのでした。
(サリー)