
テストといえば一発勝負、そんな一発勝負にすごく強い人もいれば、私のようにすごく弱い人もいます・・・。
なかなか本番で全力を出せない人。
おなかが痛くなったり、熱が出たり、緊張やストレスでお医者さんでもわからない体調不良になったり。思わぬ出来事がたくさん起きてしまうのが、試験ですよね。
そんな人たちへの救済措置ということでオークランド大学ではHealth declaration for aegrotat consideration なるものが存在します。
なにそれ??なんて発音するかも、よくわかんない(笑)
って感じですよね。
試験当日、または試験数日前に体調不良になると、お医者さんの診断書があれば、体調不良の具合によっては、テストのマーク自体を少し上げてくれたり、すごく緊急の事態になればやり直しさえしてくれるという緊急措置。

日本の大学では、試験数が多すぎて、毎日ストレスで過労死してしまうんではないか?と思っていたのを思い出します。
そんな状態でも、このような措置がないので、毎日必死で試験を受けに行っていたなー。
かくいう私も、今回かなり体調を崩してしまい大学内の病院に。

テストにはなんとか出られたものの頭痛がひどくまともに集中できず、痛み止めで何とか乗り越えたってところでした。
今回の頭痛はひどかったので、お医者さんからの診断書を出してもらい、私も恩恵に授かることに。
この措置があるだけで、少しストレスが軽減される気がしますよね。
不合格が合格になったり“可”が“優”になったりの劇的に変化はないようですが・・・すこしでも考慮してくれるなら、ありがたい!!
手続き自体はかなり簡単で、普段通り、病院に行き、お医者さんに書類を書いてもらって、それを大学にメールで送るだけ。受理されるかどうかは状況次第ですが、仮病等でなければまず受理されるらしいです。
と、今回、試験直前に病院に行ったときに驚いたことが。

普段は誰もいないような大学の病院なのに。
テスト前後になると行列ができているようで、この制度で少しでも成績を上げようという人もいるみたい。
すこし悲しい話ですよね。
本当に、試験勉強がままならないくらい、ひどい状態の人。試験勉強をするために余裕がない人もたくさんいる中の仮病。
少しでも成績を上げたいんろうけど、そんな人がいたら、これからこの措置も考え直されてしまうかもしれない。
なにより、試験は平等な状況で受けるべき。
と、あと2日間の試験期間です!!
文句言わず、残りを精一杯、試験乗り切りましょう!!

(サリー)