つまり、世界各国から移民、学生、またはワーキングホリデーとしてビザを取得して、ニュージーランドで過ごせるビザをゲットしています。
オークランドの中心街を歩いていると、感じるのは「この国はどんな人が多く住んでいるんだろう」ということ。

マオリ族の人たちがニュージーランドの原住民。
イギリス系のいわゆる白人もニュージーランド人と言われます。
もちろん「アジアンキウィ」と言われる、アジア国籍を持った両親から、ニュージーランドで生まれた子供たちもニュージーランドの国民のうち。
ほかにも、ニュージーランドで働いて、永住権を取得している人もたくさんいるはずです。
ニュージーランド人とひとくくりにしても、こんなに見た目の違う人達が含まれていると、不思議な感じがしませんか?
日本ではいわゆる外国人、つまりいわゆるアジア人の顔だちをしていないと、少し距離があるように感じてしまう人が多いのではないでしょうか?
最近では、短期・長期留学や海外旅行などで、日本人以外とも接する機会が多くなってきている人にとっては、そんな違和感もあまり感じないかもしれませんが・・・。
少なくとも、私が日本に住んでいる時は感じていました。
ということは、原住民であるマオリやイギリス系白人の顔だちをしたニュージーランド人は、アジア人フェイスをしたアジアンキウィや留学生を、どのように感じているのか?
いつだか心理学の時間に読んだ本の調査では、「アジア人フェイスはニュージーランド人として受け入れられていない」割合が大きく占めていたのを覚えています。
でも「アジアンキウィ」という言葉が、ニュージーランド全体でも使われているのはわかるように、少しずつではあっても、アジア人がニュージーランドに住むということが受け入れられている証拠だとも考えられます。
実際、ニュージーランドが中国人に発行した学生ビザの数は、年々増え年間3万以上と言われています。
まだまだ英語がネイティブのように話せない、友達を作るのが難しい。と少し疎外感を感じている留学生も多いかもしれません。
でもこれだけの数のアジア人が、ニュージーランドに留学している。
しかもこの学費や生活費などで、ニュージーランド経済を大きく支えている。
と考えれば、少しは疎外感が緩和されて、ほかにも同じような仲間がいる。
少し積極的に友達をつくれるようになるかな〜と思いました。

(サリー)