でもいつもブログでも書いている通り、時間があっという間に感じるのは、
忙しくて、
夢中。

楽しい。

幸せ。

大変で、悩みもたくさんあるけど、自分の好きなことをやっているから有意義な時間を過ごせるんだと思います。

薬学でもスポーツ科学でも、このあっという間の時間について、違う観点から勉強したので、両方をここでご紹介。
まずはスポーツ心理学の講義から・・・
心理学用語「Flow(フロー)」というコンセプトです。日本語でなんと訳せばいいのか、わかりませんが、なにか夢中になることをやっている時、人は・・・
100%その行動に集中する
ひとつひとつ、次にすべき行動が考えなくても出来るようになる
怖いものがなくなる

結果、自分の出来るベストを尽くすことが出来るから、時間があっという間に感じて、満足感を得ることが出来る。

というものです。ここまで顕著でなくても、みなさんも生活の中で体験したことがあるはずです。
例えば、スポーツの試合でプレイ中。試合にだけ集中して、ほかのことは考えられなくなる。終ってみれば、あっという間に時間が過ぎている。
こんな時って、思いのほか、自分の実力以上を発揮できることもありますよね。勝っても負けても、100%を出しきっているので、満足して終わることが出来る。
スポーツ以外にも、映画を観たり、本を読んだりするときも、面白い映画や本だと・・・
誰かに声をかけられても、耳に入ってこなかったり。
気付いてみれば、本を全部読み切ってしまうほど、夢中になったり。
そして薬学の観点からは・・・Quality of Life (QOL、クオリティーライフ、生活の質)。
Quantity (クオンティティ、量)よりもQuality(クオリティ、質)を大事にしようというコンセプトです。
寿命が延びる(量が増す)よりも、ひとりひとりの生活の有意義さ(質が増す)ことが大事。
人がどれだけ幸福に感じているのか、どれだけ生活を楽しんでいるかを示す尺度です。

楽しさが見出されるポイントは、もちろん人それぞれ。
仕事に没頭する人もいれば、
プライベートや趣味に没頭する人。
などなど。
ちなみに私が留学している、このオークランドは世界で3番目にQOLが高い街になったようです。 (NZ Heraldより)
参考URL: http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=11594241
このQOLランキングは、環境、経済、政治などの色々な面から判断されているようですが、これらのことが安定しているということは、安心して留学が出来るという指標でもあります。
わずらわしいことを考えずに、勉強に没頭出来るオークランドは私のオススメシティです。

(サリー)