
たくさん送られてくるので、最初は無視していることが多かったのですが、もうすぐ卒業ということもあって、少しずつ目を通すようになってきました。
そんな中から私が選んだのは「Mentor(メンター」
え?メンターってなに?
辞書で調べてみても、「良き指導者」って出てきて・・・そんなの出来るわけないじゃん!とか思っていたんですが。
英英辞典によれば・・・
An experienced person who advises and helps somebody with less experience.
(経験のある人が、経験のない人を助ける)
よくよく調べてみると、「指導者」という堅苦しい考えではなくて、もっと単純に、自分が経験したことのある範囲で、助けてあげましょう。ということらしい。
つまり、新入生が困った時に話相手になってあげよう。みたいなこと。

例えば、どんなクラブ活動がある?とか。
電子レンジの場所は?とか。
大学の中で迷った!講義の場所がわからない!とか。
これはいい!!
と直感で思ったわけです。

人を助けるって、なかなか出来ることじゃありませんよね。
でも、この程度なら私でも出来そう。
大学生同士なら、少しは共通の話題を持てるし、少しは不安や悩みを理解して、話しやすい相手になることが出来るかな〜って思ったんです。
新入生の時って、右も左もわからなくて、キョロキョロしながら過ごしていた。
なんか悩み事が合っても、周りは高校の友達同士で固まっていて、なかなか輪の中に入って行くことが出来ない。
わからないことを誰に聞けばいいのかも、わからない。
誰かと話したい!!共有したい!
そんな新入生がいたら、今度は私が助けてあげたいと思ったわけです。

まだ今学期から始まったメンターなので、とくに大きな仕事もしていないし、私の担当している学生も特に問題を抱えていないようだったので、週1程度にしか連絡はとっていません。
でもこうやって学生同士で助け合えるシステムがあるのは、お互いにとって良い機会だと思います。
私は自分の経験を活かして、他人を助けることが出来る。

相手は、悩みを聞いてもらうことで、快適な大学生活を送ることが出来る。

一石二鳥とはこのこと。
探してみれば、大学にはこんな一石二鳥システムがたくさんあるはずです。
少し前に紹介したLanguage Exchange(ランゲージエクスチェンジ、お互いのネイティブ言語を勉強し助け合うシステム)なんかも、一石二鳥ですよね。
(サリー)