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2016年08月01日

大学生同士で助け合おう

オークランド大学では、就職やインターン情報をはじめ、たくさんの情報が大学側から提供されますが、それ以外にもボランティアや大学内での学生同士の活動についても情報がどんどん入ってきます。

たくさん送られてくるので、最初は無視していることが多かったのですが、もうすぐ卒業ということもあって、少しずつ目を通すようになってきました。

そんな中から私が選んだのは「Mentor(メンター」

え?メンターってなに?
辞書で調べてみても、「良き指導者」って出てきて・・・そんなの出来るわけないじゃん!とか思っていたんですが。

英英辞典によれば・・・
An experienced person who advises and helps somebody with less experience.
(経験のある人が、経験のない人を助ける)

よくよく調べてみると、「指導者」という堅苦しい考えではなくて、もっと単純に、自分が経験したことのある範囲で、助けてあげましょう。ということらしい。

つまり、新入生が困った時に話相手になってあげよう。みたいなこと。

例えば、どんなクラブ活動がある?とか。
電子レンジの場所は?とか。
大学の中で迷った!講義の場所がわからない!とか。

これはいい!!

と直感で思ったわけです。

人を助けるって、なかなか出来ることじゃありませんよね。
でも、この程度なら私でも出来そう。

大学生同士なら、少しは共通の話題を持てるし、少しは不安や悩みを理解して、話しやすい相手になることが出来るかな〜って思ったんです。

新入生の時って、右も左もわからなくて、キョロキョロしながら過ごしていた。
なんか悩み事が合っても、周りは高校の友達同士で固まっていて、なかなか輪の中に入って行くことが出来ない。
わからないことを誰に聞けばいいのかも、わからない。
誰かと話したい!!共有したい!

そんな新入生がいたら、今度は私が助けてあげたいと思ったわけです。

まだ今学期から始まったメンターなので、とくに大きな仕事もしていないし、私の担当している学生も特に問題を抱えていないようだったので、週1程度にしか連絡はとっていません。

でもこうやって学生同士で助け合えるシステムがあるのは、お互いにとって良い機会だと思います。

私は自分の経験を活かして、他人を助けることが出来る。
相手は、悩みを聞いてもらうことで、快適な大学生活を送ることが出来る。

一石二鳥とはこのこと。

探してみれば、大学にはこんな一石二鳥システムがたくさんあるはずです。

少し前に紹介したLanguage Exchange(ランゲージエクスチェンジ、お互いのネイティブ言語を勉強し助け合うシステム)なんかも、一石二鳥ですよね。


(サリー)
posted by キックオフNZ at 05:00 | Comment(0) | ニュージーランド
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