オークランド大学自体では、まだ来週まで試験がある学生もいるようで、自習室や大学構内は、すこしピリピリしている感が抜けていません。
タイトルにもあるように、今日はYes(はい)かNo(いいえ)がちゃんと言えるか。
これには2つの意味がありまして…
*あいまいな返事ではなく、はっきりと返答できますか?
*英語と日本語の返答の違いについて知っていますか?
という2つです。
まずひとつ目。
性格にもよるので、一概には言えませんが、日本人はあいまいな返答をする人が多いのではないでしょうか。でも、英語圏ではしっかりと自分の意見を言う。Yes, Noははっきりとしていると思います。
初めてホストファミリーに食事の好き嫌いについて質問されたときに、ホストマザーに悪いからと、建前でYesと答えたり、う〜んと悩んだジャスチャーをしたりして、ごまかしながら返答していました。
その結果、嫌いなものや食べれないものも普通に食卓に並ぶようになってしまって、その後の食事を思う存分に楽しむことができなくなってしまいました。

これは単なる一つの体験談にすぎませんが、しっかり理由があれば、相手も理解してくれるので、建前を気にせず、あいまいな返事はなくすようにしましょう!!

そして2つ目。
これは1年の留学を経験してもいまだに肌になじまないというか、返答する時にいつも悩んでしまっていることです。
たとえば日本語で「今日、大学に行かないの?」(Aren’t you going to go to the university today?)行くなら「いいえ」。行かないなら「はい」ですよね?
でも英語では真逆の返答なんです。つまり、行くなら「はい(Yes)」。行かないなら「いいえ(No)」。
簡単に言うと、否定している疑問文で聞かれようが、単純な疑問文で聞かれようが、返答の仕方は一緒ということです。
これは私がいつも会話中に頭のなかでやっているテクニックですが、否定疑問文で質問されたときには、いつも普通の疑問文に直して返答します!

たとえば、さっきの否定疑問文「今日、大学に行かないの?」を普通の疑問文「今日、大学に行く?」に直してから返答するんです!
そしたら、少しは簡単になるかなと・・・。

こうやってゆっくり考えているときはいいのですが、会話の中でとっさに聞かれたりすると、ごちゃごちゃになって、どちらで返答したらいいのかわからなくなることも多々あります。
私もいまだに、友達と話しているときには、よく指摘されたり、確認されたりすることも多いです。
たかがYes,Noですが、大きな違いをまねくので、みなさん注意して答えてくださいね。

(サリー)