私の3月はあっという間、今までにないくらいのスピードで、毎日が過ぎ去っていきました。
それも、これも、大学生活のせいですね。「おかげ」というべきなのか。
みなさんは海外の大学に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。
私の入学前のイメージですが、
「日本の大学とさほど、変わらないだろう。まあ英語での講義についていけるだけのリスニング力さえ身につければ、なんとかなるだろう。」
と思っていました。

この数週間、毎日講義を受け、時には実験をし、感じたことは、
「とにかく大変!」の一言です。

日本の大学でも各大学や学部で違う特色はあると思うので、一概にすべてが違うとは言い切れませんが、日本の大学と大きく異なるところは、大きく2つ。
@ アウトプットする機会が多い

A 自主学習に求められるものが大きい。

つまり、講義内容が一段落つくと、すぐ試験や課題。もちろん、これも最終成績に反映される大事な試験や課題です。
この試験や課題の内容が、講義内容だけかと思いきや、教科書や先生から与えられた論文などからも出題されます。つまり先生たちは、受け身の講義だけでなく、学生自身がどれだけ自主学習をしたのかもチェックするわけです。
日本でも同じですが、大学は自分自身で進んで勉強したい人たちだけがいく学校です。
学生自身がどれだけ勉強をしたいのか、モチベーション次第で、ニュージーランドの大学生活は一変するのではないかと、最近身に染みています。

もちろん、私たち留学生にとっては英語も大きな壁になってきます。
ただ講義を受けに行くだけでは、正直なにも身にはなりません。専門用語をはじめ、多くのアカデミック英語が講義中に飛び交うからです。
これは、日常会話とは違う英語なので、耳が慣れるまでは、なにを言ってるのかさっぱりです。
しかし、そんな中でも少しでも、なにかものにしたい。
講義内容をすこしでも理解して帰りたい、と。
それには予習、復習は欠かせません。

しかし、だんだんとこの生活に慣れてくると、講義内容も少しだけ理解できるようになり、クラスメートと講義内容について会話を交わすこともできるようになり。
語学学校では得られなかった英語のスキルを、ものすごい速さで学んでいる気がします。

毎日なにかしらの課題に終われ、モチベーションをキープするのも大変ですが、やりがいもあり、クラスメートたちと協力して、切磋琢磨して、大学生活を楽しんでいます。

(サリー)