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2005年05月23日

シビックのその後

みなさん、こんにちは。ジェイです。
パーマストンは雨続きの典型的な冬を迎えています。
買わなきゃ、買わなきゃと思っていた手袋をいつのまにかスーザンが買ってきてくれたので、とってもうれしかったです。ちゃんとジェイのジャンパーと帽子に合うように色を選んでくれました。


さて、今回はジェイの古い車、その後です。
ジェイは2年程前からと〜っても古いホンダのシビックという車に乗っていたのですが、車のサビがあまりにもひどくなって、車検を通すのが大変になってしまい、結局新しい車が日本からやってくるということで、シビックちゃんはあきらめることにしました。

解体屋さんに売ったり、誰かに格安で売れないかなぁと考えていたのですが、ジェイのボーイフレンドが一緒に働いているタイ人のおじさんが車がなくてとっても困っているというのでタダであげることにしました!!


そのタイのおじさんは、奥さんや子供さんをタイに残したままひとりでニュージーランドにやってきて、仕事してお給料をタイに送る生活をしています。
マッセイ大学のカフェテリアでアジア料理のコックさんとして働いているそうなのですが、この寒くて雨が降る中、毎日自転車で30分くらいかけて大学まで通勤してくるそうです。車が必要だと思っていたそうなのですが、お金の面でなかなか工面がつかずにあきらめていたそうです。


そこで、タイ人で同じ職場のおばさんがジェイのボーイフレンドにジェイの古い車をどうするのか聞いてきたので、そこまで困っているならとタダであげることにしました。

結局解体屋さんに処分を頼むとしても逆にお金を払って処分することになると思うので、それを考えればタダでもらってくれるほうが安く上がりそうでした。


ニュージーランドという国は、困っている人にとても寛大でよく難民としてニュージーランドに来た人もたくさん会います。
たとえばソマリアやカンボジアからなどです。
みんな移住してきて、生活の基盤を作ろうとして頑張ってはいますが、なかなか簡単なことではなさそうです。

言語の問題文化の違いなどで戸惑うことも多いらしく、大変なようです。


このタイのおじさんも難民というほど貧困で困っているわけではなさそうですが、なんとか家族をニュージーランドに呼びたいと頑張っているので、ジェイも何かしてあげようという気持ちになりました。


ジェイも学生で決してリッチ☆なわけではないのですが、このくらいだったらできるかなと思っていました。
おじさんはタダで車をゲットしても、結局サビの修理代は払わなければならないのでお金はかかると思いますが、車を買うことを考えれば安いと思います。

おじさんにはこれからも頑張ってほしいです!!
ジェイも頑張ります!


(ジェイ)



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posted by キックオフNZ at 07:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | わたしの出会った人たち
この記事へのコメント
ジェイさん、スーザンの手袋の話もいいですね。買ってくれてたんだー。
手袋っていつするの?
ニュージーランドにきて私は手袋をしなくなりました。だって、どこでも車で行くので、手袋やマフラーをするところがない。

でも、友人が帽子とマフラーを編んでくれたので、この冬はしようと思ってます。

さて、ニュージーランドって難民を養子にもらったりしている人もいらっしゃいますね。またアジアの国から出稼ぎに来てる人も多いです。タイや中国とかね。
みんながんばってはりますねー。頭が下がります。
Posted by はっぴぃきうぃ at 2005年05月23日 07:06
ジェイはお金を払うっていったんですけど、スーザンは「もう買っちゃったんだからいらないよ」といってお金を受け取りませんでした。

ジェイは車運転するときでも手袋してますよ。車に乗ったとき瞬間が寒くて、時々ハンドルを握りたくなくなるんですよね。それから大学内はほとんど歩きなので大学にいるときはだいたいしてますね。でもジェイはものをなくしやすいので、とっても気をつけなければなりません!なんせ買ってもらったのですから・・・でもそういうものに限ってなくしちゃうんですよね・・・

まさにそのおじさんも出稼ぎ!ですよね。ジェイはタイランドのことはよく知らないですけけどそこまで貧乏な人が多いのかなぁ?と思います。どこの国にもお金持ちの層とそうでない層がいるのと思うので。

でもそのひたむきさがすごいですよね。
ジェイは生まれてないのでわからないですけど、戦後の日本もそんな感じだったのかなぁと想像させられますね。

Posted by ジェイ at 2005年05月23日 11:28
ジェイさん、こんにちは。
オーストラリアにも難民の人いますが、特にソマリアとか内戦がひどい地域から来た人に、オーストラリアまでの道のりを聞いたときには想像を絶しました。ゲリラに見つかって殺されないように木の上に寝たりとか・・・日本はなんて幸せな国なんでしょうね。なんかちょっと世界がかわりますね。
Posted by kazraasch at 2005年05月23日 13:50
ホントですよね。
ジェイは同い年のユーゴスラビア人に会った時にはかなりショックでしたね。同じ年数しか生きてないのに、こんなに見た目も考え方も違ってきちゃうんだって。
同じ年代に生きているのにって。

Posted by ジェイ at 2005年05月26日 11:01
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