
学校初日、ニュージーランドに到着後3日目の朝、バンジージャンプに挑戦しました。
学校のアクティビティに参加して友だちを作ることを期待していたのですが、
なんと私、一人で飛ばせていただきました(笑)

私の学校は授業と同じくらいアクティビティを重要視しており、授業とかぶった際はスキップすることも可能になっていました。
初日で授業すら受けていない私、そんなこととは知らず。
アクティビティ王国ニュージーランドに来たからには絶対チャレンジしたいと思っていたバンジージャンプが午後に開催!でもその時間帯は授業。
バンジーには挑戦したい、でも授業は休みたくない。
迷ったあげく学校のスタッフに相談すると、午前中にも挑戦できるとのこと。
これはやるしかない!きっと参加する子が他にもいるだろう、と思い切って申し込みをしました。
しかし、
待ち合わせ場所には誰も来ず…
くどいようですが、最初から最後まで本当に私一人でした(笑)

ここまで来たのにやっぱりやめます、なんてそんなことは田舎で育った野生児魂が許さない!やるって言ったからにはチャレンジしよう!
と自分を奮い立たせ、誰も知り合いがいない中受付へ進む私、ニュージーランド到着後3日目。今思うと自分の度胸をたたえます…

バンジージャンプはもともと、マオリ(ニュージーランドの先住民族のこと)の成人の儀式がルーツのアクティビティとのこと。15歳になった男の子が大人の男になった証に飛ぶ儀式だったと聞きました。
たった一人でこの冒険に飛び込んだ私、これでニュージータフガールの仲間入りでしょうか。
受付後、注意事項を聞く(早口でほとんど聞き取れず)
↓
皆と同じようにすれば大丈夫だからとりあえず着いて行けとスタッフに言われるも、ひどく動揺

↓
ヘルメットやベルトを取りつけ
↓
オークランドハーバーの絶景を横目にブリッジの真下の鉄筋通路をひたすらに歩き、始終恐怖で足はガクガク
↓
橋の中央ジャンプポイントに到着
↓↓
次々にまわりがジャンプし、あっという間に私の番に。
スタッフに説明が聞きとれなかったことを再度伝えると、
ダィジョーゥブ!

ワタシ合図スルヨ、

イチ、ニィ、サン
トビマストビマス!!

ok?

とスタッフが親切にも日本語で答えてくれました。(忠実に再現しています)
しかし当の私は何が何だかわからず頭の中はパニックです。私にもっと英語力があれば、と悔やむ間もなく、心の準備もできないままジャンプ台まで進み、というか進まされて

そして先ほどのスタッフの合図と同時に……
スタッフ:イチ、ニィ、サン トビマース!!!!
私:きゃああぁあぁああぁあぁ(叫)

…40m、飛び降りました。
そして思いっきり叫び…水に浸かり、上半身びっしょり…になったけど、とにかく最高でした!信じられないのですが本当に!

飛ぶまではものすごくこわかったです。
でもいざ終えてみると、とにかく爽快スッキリで。
なんだか一皮向けたような、大人になったような、これから何でもやっていけそうな不思議な気持ちになりました。
マオリの男の子達もこんな気持ちになったのかなあ…
飛んだ直後の感動を誰にも共有できなかったのは残念でしたが、一人でもチャレンジしてよかったと思っています。
私のワーホリ生活、バンジージャンプに始まる。

ならば終わりもバンジージャンプで締めなくちゃ!
帰国間際にもう一度挑戦し、もう一皮むけてから日本に帰りたいなあと密かに計画しています。
そしてこの日の午後、何事もなかったかのように初授業に参加したのでした(苦笑)
以上、私が参加したアクティビティについてのレポでした。
(youme)
一皮も二皮も向けて、帰国されることでしょう。
将来、先生になられたときに数々の経験をお話できるからこれから体験することも貴重ですね。
コメントありがとうございます。インターネットに接続できない環境にいたためコメントへの返信が遅くなりました。申し訳ありません。
見るもの聞くもの触れるもの…体験するすべてのことが貴重です。将来教壇に立った際に見えるであろう子どもたちの瞳を想像するだけでワクワクしますし、鳥肌が立ちます。まだまだちっぽけで未熟な私ですが、私にもできること、私にしかできないことを見定め、これからもたくさんのことを経験していきたいです。