
今週末、夏場の風物詩 花火がオークランド上空にうち上がるということで行って来ました。



それでも あれっ? と思った事はみんなの服装。当たり前ですが皆カジュアルサマースタイル。やっぱりハッピを着た子供や、浴衣やジンベイを着こなす人たちを探してしまうのは悲しい日本人の性でしょうか。。。

普段、肩身が狭い歩行者も今日ばかりは、交差点も歩行者天国で堂々と歩けます。

今回打ち上げ場所のドメインパークはオークランド市内で一番大きなパークで、普段はラクビーやジョギング、散歩する人たちで賑わうオークランドのメインパーク。公園に近づいていくほどに、にぎやかな音楽が聞こえてきました。
”オー活気がいいねーすごいすごい”
と友達と騒ぎながら、にぎやかな音楽のほうに、しばらく歩くとオークランドの1大観光スポット オークランドミュージアムが見えました。


そこにいたのは、人。半端な人数じゃありません?写真を何枚か撮ったのですが、全て失敗に終わりお見せできないのが残念ですが。

このイベントの時間帯だけ、オークランド空洞化が起きていたのは間違いありません!
”みんな 花火はだいすき”
ということなのか 家族連れや子供たちやカップル、お年寄りとこの日はどんなイベントより、客層がひろく公園の観覧スペースの芝生は、ほぼ埋まっており、しかも夜なので、何度も人の手を踏みそうになり観覧スペースを確保するのに骨が折れました。ようやく、僕らの人数分のスペースを確保でき一息つくと、そこから見えるステージ上ではバンドがオールディーズ世代の音楽をプレイしていましたが、バンドははるか彼方。曲名はわかりませんが、昔から有名な曲らしく偶然隣に座ったおじいちゃん世代KIWIの人々も、”いいねーこの曲” といいながら ビールを片手にノリノリでリズムに乗っていました。
そんなバンド演奏も一通り終わると バンドのボーカリストが
”Is it dark enough to see fireworks?"(十分、花火見るのに暗くなったよね?)
”Can you open your celler phone?"(みんな携帯ひらいて)
と呼びかけ、観客、皆一斉に携帯をはるか向こうのステージに掲げます。携帯のバックライトをみると 彼は”incredible that's amazing"(信じられない、神秘的だよ)なんてロマンチスト的なコメントをはくと会場内の丘で、一つの炎があがりました。ひとりのマオリ衣装に身を包んだ男性?(遠くてはっきり確認できず)が何かその炎の周りでしており何かしら意味があると思うのですが、僕には彼が、キャンプファイヤーで騒いでいるようにしか映らなかったです(笑)

彼のひとりキャンプファイヤーの儀式の間? クラシカルな音楽が流れ始め、みんな いつ花火が始まるんだ? とソワソワ。
すると
”ボワッ”
と 10箇所以上の炎が丘をつつみこんだことを合図に、”ヒュルルルル”と一発目の花火が!


”ドカーン”

花火は確かにきれい。。。でも何か違う。 途中は演出のために出した炎がつよいのか、空全体がちょっと変わった雰囲気に。。。

今回の花火は、フランスからきた花火師がしこんだものらしく、ニュージーを含めて西洋の花火は ”音より演出派"。花火大会というのが日本にぴったりなロゴだとすれば、ニュージーは花火ショー。日本の祭りのように
”にーちゃん 焼きそば 今なら200円!”
と売れ残り半額サービスをしている出店も、もちろんなく花火が終わったあとは、足早に家に帰るあたりなども、さすがKIWI。花火一つとっても、文化によってこれだけ違う。
まだご覧になってない方は、是非その目で見て、比べてみてくださいね。

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(Dora)
今回、こっちの花火にいって改めて、年齢層を問わない万国共通の祭りなのかなぁと思いました。昼より夜のイベントの方が、それだけで気分が高揚します。なぜでしょう?
日本の花火大会、なつかしいですねー。
毎年いくどこかしらの花火大会にいきますが、こればかりは飽きませんね。毎年楽しみにしています。これだけ愛されるイベントも最近では少なくなってきてるんじゃないんでしょうか。