
パーマストンの夏はすっかり姿を消して、秋がどんどん深まってきました。朝夜はとっても寒いので、パジャマの上にはフリースを着て寝る時もあります。

さて、ジェイは今学期
通信制で、Financial Accounting(財務会計)の単位を取っている
のですが、今週の月曜日、火曜日と2日間、その通信制の学生のための
コンタクトコース
という授業がパーマストンのキャンパスで行われました。通信制でこのペーパーを取っている学生がみんなで集まり、
合宿
みたいなのを行うんですよ。
朝の9時から5時まで(ランチブレイク40分)、みっちり財務会計漬けです。

このコンタクトコースのとってもいいところは、ニュージーランド各地から色んな人







ジェイがディスカッショングループとして仲良くなった人たちの中には、南島から来ている人、ウェリントン、ネイピア、マスタートン、オークランドなど、そして年齢層も高いので、クラスの平均年齢にしたら30代前半ではないでしょうか?さすがに年齢はなかなか聞けないので、ジェイの個人的判断ですが、一番お年寄りで
70歳前後のおばあちゃん
がいました。このおばあちゃん、とってもやる気はあるのですが、時々空回りしてしまいます。というのも、一緒のディスカッショングループにいたのですが、時々今話し合われている論点についてきていない事があったり、微妙に見当違いなことを言ってしまったりするのです。

ジェイはとなりに座っていたので、一生懸命おばあちゃんに説明しようとするのですが、なかなかおばあちゃんがちゃんと理解しているのかはわかりにくく、大変でした。でもとってもやる気のあるおばあちゃんで、
発言もよくするし、

頑張っている姿がとっても心地よかったです。
やはり、いろんな地域の、いろんな年代の人がいると、授業の雰囲気がとっても変わるんだなぁと思いました。
例えば、普段大学の授業では、先生に指されない限り、ほとんどの生徒は先生の質問に答えたりすることはないんです。みんな、答えはわかっているのですが、黙ったままです。

今回のコンタクトコースでは、学びたくて仕方のない40代後半くらいのおばちゃんグループが、前の方に陣取り、先生を質問攻めにしたりします。やはり社会経験がある人がほとんどなのでその人達から出てくる質問も経験に基づいていたりして、とても興味深いものになりました。そして、そういう人達の
学びたいという
熱意

みたいなものが感じられて、感銘しました。ジェイのイメージでは、日本で自分の両親の世代と一緒に大学で勉強するなんてあまりないと思いました。
このニュージーランドの姿が生涯学習のあるべき姿なのかなと思いました。

財務会計って何?という方。
70歳で勉強しているなんてすごい、という方。
私も勉強したくなってきた、という方。
パジャマの上にはフリース???という方。
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(ジェイ)
ニュージーランドの人はみんな積極的だと感動したのですが、それは「おばちゃんたち」だったからなのかしらん。
>日本とは社会のシステムから違うと思います。
そうかもしれませんね。日本でおじいちゃん、おばあちゃんが大学に入学する資格をとることはできるのでしょうか?やはり高校から通ったり、大検を受けたりしなきゃいけないんでしょうかね。
ニュージーランドは20歳以上で永住権や国籍があれば、基本的に誰でも無試験で入学できるそうです。そういうところも、すごいなぁと思いました。
はっぴぃきうぃさん
>ニュージーランドの人はみんな積極的だと感動したのですが、それは「おばちゃんたち」だったからなのかしらん。
かもしれないですね。大学では学生はほとんど発言しませんね。先生がよっぽど熱心で生徒に発言しないと答え教えないぞ!みたいな雰囲気にしないとみんなとってもおとなしいですね。そして、授業のあと、「あー黙ってたから、疲れたー」なんて言っているので、それなら発言すればいいのにと思います。
でも、日本で学生の頃もだまって授業を受けることが多かったので、特に受身の授業だからと言ってストレスがたまったりすることはありませんね。
ジェイの友達で、小学校で教育実習をしている女の子がいるのですが、その子によると小学校では受身の授業だと子供たちの集中力がもたないので、なるべく発言する機会を多くすると言っていましたね。
小さい子になればなるほど、間違いを恐れず発言するんでしょうね。
私が以前日本で通っていたテニススクールにもシニアクラスがありました。70歳ぐらいの方も居たように思います。一度たまたま行ったら、若い人と一緒に何かするということにスゴク喜んでくださいましたヨ!
それにしてもジェイさんはちゃんとがっちり勉強してるので尊敬しちゃいます☆見習わねばっ。
私も70歳になっても、新しいことに挑戦し続けていたいです。