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2012年02月13日

市民の足、バス2

前回、書いたバスについてですが、なんと今回は後編です。バス

 不便なことばかりを書いていますが、本当のところはやっぱり普段の生活にはなくてはならないものが、バス。MAXX(オークランドのバス会社名)さん、運転手さん今日もありがとう!

 さて、ちょっとしたフォローをしたところで、まずはバスの運行時間について書かせてください。ダッシュ(走り出すさま)

土曜日、日曜日は極端に本数が減ります。CBDと呼ばれる中心街ではそうでもないですが、ちょっと郊外に出るともう1時間に1本くらいになってしまうなんてざらです。
まあ、私も家族のある身。やっぱり土曜日、日曜日には仕事を休んで子どもと一緒にいたいのが親心。その気持ちは分かります。ここ、ニュージーランドでは何よりも大切なのが「家族」。
その家族を大切にしたい気持ちは誰でも一緒です。そして、それが許されるのがここ、ニュージーランド!
なので、土曜日、日曜日にバスの本数が減ろうが、お店が閉まろうが
「いいんです!!」(ジョン・カビラ風)
週末はみんなのんびり過ごすんですっ(勝手な思い込み?)

週末のことはさておき、他にも困ってしまうことがあります。バスが時間とおりにこない。遅れる分には交通事情にもよるので、まあ納得(?)できますが、なんと時間よりも早く来てしまうことがあります。前回書いた電光表示は都市部や大きなバス停だけなので、普通のバス停にはありません。バス停で待っていてもバスが来ない。それは遅れているのか、早く行ってしまったのか分からない??そんな5分や10分、気にしない気にしない的な大雑把さもニュージーランドならではです(笑)わーい(嬉しい顔)

そういった点も含めた、おおらかさがニュージーランドの魅力です。バスの運転手さんはフレンドリーだし、バス停で待っている間にお客さん同士でお喋りしたり。またそんな、バス事情を知っているので、私の学校では少々遅刻しても
「バスが…」
で許されてしまいます。

おおらかさを象徴するとある都市伝説。

なんだかバス停に長く止まっているなと気がつくと、運転手さんが席にいない。
どうしたんだろう?と周囲を見回していると、運転手さんがお店から買い物袋を手に提げて戻ってきたとか。

ある日、友人がバスに乗っているといつもと違う道を曲がってしまうということがありました。当然乗客は運転手さんに注意をしたそうです。が、その運転手さん
「ごめんごめん、まだ入ったばかりでさ」とあまりに気にしていない様子。
それどころか
「誰も降りないならこのまま高速のっていっちゃおうか?」
で、途中のバス停で降りる乗客もいなかったので、みんな同意。ルートと違う高速道路を使っていつもより早く帰ったそうな。ちゃんちゃん。ぴかぴか(新しい)

これらの話の真偽は定かではありませんが、

「ない話ではなないな」

と思ってしまうところがニュージーランド。

ほんの数分電車が遅れてしまうとイライラしてしまう日本とは大きな違いです。
これも、どちらが良い悪いというものではありませんが、大きな文化の違いでしょう。

このコラムを読んだあなた。
どのように感じたか感想を教えて頂けると嬉しいです!!

(しゅう)
posted by キックオフNZ at 07:24 | Comment(2) | わたしの街
この記事へのコメント
なかなか面白い都市伝説ですね。伝説でもないような気もしますが。。。

ルールがあっても臨機応変、自分で考えて行動する、という基本があってこそですね。みんながHappy なんだから、それでいいじゃあないか、という考え方ですね。
Posted by Kickoff-T at 2012年02月15日 14:13
コメントありがとうございます。

ここ、ニュージーランドで「伝説」になるにはどんな話になってしまうのでしょう??
なんだか恐ろしい気もしますね。

でも、みんなで助け合って行くという気持ちがニュージーランドにはあるような気がします。
規則だからと困っている人に手助けしないということがないように思うのです。
Posted by しゅう at 2012年02月15日 14:26
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