今日、NZでいう“カニカマ”、SURIMIと小エビの和え物が食べたくなって、スーパーでその惣菜を買いました。SURIMIの別名はCrab Stickですが、カニの味はほとんどしないように感じます。でも、私は嫌いではなく、むしろSURIMIとして美味しく頂いています。
初めて食べた時は、“カニカマ”と考えていたので違和感がありましたが、SURIMIとしてとらえると、日本の食べ物と比べないで食べたらいいのか、と思うこともあります。

日本とNZを比べて、日本と違うから美味しくないというよりも、NZ風にアレンジされた日本風のそのもの自体を、美味しい、美味しくないで判断することが、私にはまだまだ足りないとつくづく感じます。
すし屋でよく聞かれる質問があって、「グルテンフリーの寿司はどれか」、と尋ねてくるお客様がいらっしゃいます。
私は日本でも「グルテンフリー」と言うことを聞いたことがなかったので、初めは何のことだろう、と思いました。
「グルテン」とは、小麦、大麦などに含まれるたんぱく質の一種で、アレルギーやセアリック病を引き起こす可能性があります。パンやシリアル、パスタにも含まれています。
「グルテンフリー」とは、そのグルテンを使っていないということです。
話がそれますが、「○○フリー」とは、それが全く使われていないということを示すのですが、以前私は「OOがフリー」、「フリー=自由」、「○○が自由」、ということは「○○がたくさん入っている」という、正反対に考えていたことがあります。今思うと、私のこの発想はくだらないもので、恥ずかしいですが・・・

どうして、すし屋でグルテンフリーが問題になるかと言うと、一番の問題は「醤油」です。醤油にも微量に含まれていることがあり、グルテンフリーの人々は「たまり醤油」しか口にすることができないそうです。
スーパーマーケットなどでも、商品に「グルテンフリー」と書かれている商品も多く見かけます。
アレルギーや、病気などで食事が限られてしまうのは、大変だなぁと感じますが、キウイはキュウリが嫌いな人が多く、キュウリ抜きで寿司を作ってとオーダーを受けることもあります。グルテンフリーだけれども、マヨネーズ入りの寿司もあるので、グルテンフリーのお客様にはそのことも伝え、なるべく選べる寿司の幅を広げられるようにしています。
私は特にアレルギーなど持っていないので、何を食べるかなど食べ物に困ったことはありませんが、本当に体にいいものを食べようとしたら、難しいことなんだろうと思います。私の食生活を見直してみると大変偏っているものだと思います。
どうせ食べるのなら、健康に美味しく食事をしようと思いました。


グルテンフリー、NZでよく聞きます、という方。
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posted by キックオフNZ at 06:30
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| NZ Life
グルテンフリーの人には、「たまり醤油」がいいらしいです。
アレルギーもなく、食べ物に心配しないで食事できることが、どれほど幸せなことかと思います。
Kickott-Tさん
喘息多いですね。びっくりしました。