今日はバレンタインデーですね。

すっかり忘れていました。
ニュージーランドの人はバレンタインって何をするんでしょう??
相方に聞いてみたところ、カップルがお互いプレゼント交換したり、食事に行ったりするそうです。チョコレートを渡すこともあるようですが、とくにこれといって決まったものはないとのこと。
さて、すっかり忘れていたわたしはというと、とくに準備することもなく、家でだらだらしていましたが、同じくだらだらしていた相方に誘われ、外の空気を吸いに行こう!ということでハミルトンガーデンに行ってきました。
目的はガーデン散策ではなくて、木陰でのんびりすること、です。
広い敷地内に大きな木がぽつんぽつんと点在しています。
どの木の下にしようかな〜

あの木が大きくて良さそう!

木陰も大きくて涼しそう!

ごろり。傾斜も寝転ぶのにちょうどいい!

ブランケットを持ってくるのを忘れてしまいましたが、芝生がきれいに茂っているので寝転がっても汚れません。
ごろりと寝転がって、持ってきていた本『The Whale Rider』を読みました。

『The Whale Rider』ご存知ですか?
ニュージーランドに来てから、ニュージーランドの文学が読みたくて探していたところ、相方に勧められたのがこの本です。
映画化もされているようで、日本では本も映画も「クジラの島の少女」という題になっています。
舞台はニュージーランドの北島、東海岸にあるマオリ族の村、ファンガラ(Whangara)です。
その村では、古くから族長は男性と決まっており、代々長男が受け継いできたのですが、族長であるコロの長男のもとに産まれた第一子は女の子。
コロは男の子ではなかったということにすっかり落胆し、女の子だからという理由で関わりを避けようとします。
コロの長男がその女の子につけた名前はカフティア・テ・ランギ、その昔クジラに乗って村にやって来た勇者の名前です。コロは勇者の名前を女の子に名付けることに大反対し、さらにカフ(カフティアを略してカフと呼びます)を受け入れようとしなくなりました。
ところがカフはどんなに追い払われても、厄介者扱いされても、コロが大好き。振り向いてもらおうといつも一生懸命です。
そんなカフには見向きもせず、一族の少年の中から後継者を熱心に探すコロでしたが、後継者となるべき、古くから言い伝えられている「クジラと会話のできる勇者」はすぐそばにいるのでした・・・
というような内容です。
最後は思わず涙してしまいました。
日本で映画が公開(2002年)されたときのキャッチコピーは「運命に、立ち向かえ。」だったそうです。(Wikipediaによると)いいキャッチコピーですよね。
読んだ事がない方、ニュージーランドの大自然を思い描きながら、ぜひ読んでみてください!
今日もカフのように明るく一生懸命頑張りましょう!
Have a nice day!

クジラの島の少女観ました!、という方。
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posted by キックオフNZ at 00:00
| Comment(6)
| NZ Life
写真すごくきれいです!
私もニュージーランドにすごく
行ってみたいです!
コメントありがとうございます!
ニュージーランドは自然がいっぱいで気持ちいいですよ。ぜひ、いらしてください。
ブログにもまた遊びにきてくださいね♪
クジラの島の少女、いいですね。アカデミー賞の主演女優賞にもノミネートされていましたと思います。マオリ文化の一面を理解するのにもいい話だと思います。
コメントありがとうございます。
クジラの島の少女、主演女優賞へのノミネートは最年少だと聞きました。(またまたウィキペディア情報です)映画はまだ観てないのですが、ぜひ観てみたいです。
はっぴぃきうぃ様
コメントありがとうございます。
ニュージーランドの夏は日差しはきついけれど、木陰に入ると本当に快適ですよね。日本の夏とは違います!でも日本のような蒸し暑さが恋しくなるときもあります。