
11月半ばには最終試験があるという変なスケジュールですが、これは地震のせい。
地震の時は「試験がなくなった!」と喜んでいたクラスメイトたちも、今は「試験が重なった・・・」とへこみぎみ。
・・・とはいえ、がんばるしかありません。
今日も、分子生物学の試験を受けてきました。
試験が延期された分先生たちも問題を考える時間がしっかりとあったようで、試験問題はみっちり、ぎっちり。
A4用紙5〜6枚が、2時間の試験ですっかり埋まってしまいました。
埋めた分、点数がとれていることを祈っています。
一風変わった試験もありました。
分類学の試験会場に入ると、Aから順番にステッカーを貼られた顕微鏡がずらり。
顕微鏡の横には、プレパラート、なんだか濁った水の入ったチューブ、カビらしきものが生えた寒天培地、そして・・・スーパーで売られているマッシュルーム?!
マッシュルームをはじめとする妙な物体(?)の前には「この生物を分類せよ」という指示書きが。
なるほど、教科書の丸暗記ではなく、実際分類ができるかどうかを見るのだなとわかりました。
一見簡単そうですが、鍵となるポイントを1つ見落としたり見間違ったりすると分類も間違ってしまうため、細部まで慎重にみていきます。
スーパーのマッシュルームを、ひっくり返したりしながら皆が神妙な顔で見ている様子はなんだかとてもこっけいでした。

留学先での勉強は、科目の理解+言葉の理解をしなければならないため結構ハード。
しかしながらテストのたびに、自分のキャパシティが大きくなっていくのがわかります。

大変でないといえばうそになりますが、やり終えた時の達成感、そしてその後遊びに行く開放感が私は好きです。

・・・なんて書いていますが、実は明日もテストで心中はおだやかではありません。
今回の試験も分類学系統なので、百科事典とインターネットの写真、生物学辞典を机に置いて格闘中です。
英語なんだかラテン語なんだかよくわからない単語がたくさん並んでいますが、いざテストの時に「わかるのに綴れない!」なんてことにならないように、ひたすら書いて覚えています。
コース終了まであと少し。
よーし、がんばって勉強するぞ!


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(Noby)
Noby さんの勉強の記事を読むたびに、自分も勉強しようと思うのですが、すぐに忘れてしまいます。継続して勉強しているNoby さんは本当にえらいです。
いえいえ、私も「継続しよう!」と思いつつつい三日坊主になってしまうたちです。
何度も三日坊主になって挫折したので、「三日坊主になるということは始めたということだ!」なんて自分をなぐさめつつ、せめて三日坊主を数回は続けてみるようにしています。
分類学の試験、合格でした。
この調子でやっていきたいと思います。
達成感も、開放感も好きです。
必死になっている最中はしんどいですが、何かしら実になっているなあとふとしたときに感じます。
大変な分、がんばった成果が明らかに見えるのも、留学の良いところだと思います。