
Mt.Thomas自然保護区は、クライストチャーチの北約60キロほどの場所にあります。
以前ここに行こうとしてつい4WDトラックに行ってしまったのですが、今回は迷うことなくたどり着きました。
牧草地を進んでいくと


ありました、Mt.Thomas自然保護区です。
到着後、ルート決めがてら軽く散策していると、桜の木の上になにやら動くものを発見!

New Zealand Pegionです。
写真は下からなのでわかりにくいですが、青緑と白、赤のコントラストの美しい、ニュージーランドの固有種です。
双眼鏡で見てみると、どうやらお食事中のよう。
蜜を吸っているのかと思いきや、よーく見ると花をまるごと食べていました・・・。豪快な食べっぷりです。

そうこうしているうちに、案内板を発見。
片道3時間の‘Summit track’に入ることに決めました。
ぽかぽか陽気の中、Summit(頂上)へ向けてひたすら歩きます。
これが、結構しんどい。
スポーツは好きなはず、かつこのトラックは本格的な登山用ではないはずなのに、むちゃくちゃしんどい・・・と思ったら

開始15分でこの高さ。
「なるほど、Summitトラックというだけあって、頂上まで一番早い、かつ急なコースなのか!」
というわけで、休み休み行くことにしました。
しばらく歩くと、松林に入りました。
松の枯葉でふかふかの道を進みます。

松の葉のいいにおいがします。
ひたけた場所と松林をいくつか進み、時計を見ると2時間経過。
もう少し!とふんばります。
さらに30分ほど歩くと、視界が急に開けました。どうやら頂上にきたようです:)
頂上からの写真を何枚か。



頂上で腰をおろし、ビスケットと水で一服。
さあ下りよう!とすると・・・
しまった、ひざが笑っておりられない!!

急傾斜を一気に登ってきたせいか、一気にあしがだるくなってしまいました。
登るより時間をかけて、そろりそろりと下りてゆきます。
しょっちゅう腰を下ろしては休憩。
ベルバードの声がきこえてきます。
ああ、しんどい・・・という雰囲気になったとき、フラットメイトが一言。
「そういえば車に、クッキータイムのクッキーがある!」
Cookietimeのクッキーは、まるでカントリーマァムを5倍大きくして一口チョコレートをごろごろ入れたようなクッキーで、もちろん私の大好物です。
思い浮かべたとたん、急にお腹がすいてきました。
よし、下りてクッキーを食べよう!ということになり、いつのまにか、足のだるさはどこへやら。
小一時間後、ふもとについて食べたクッキーの味は格別でした。


小川の流れる音を聞きながらしばらく休んだ後、家路につきました。
ここ一週間ほど変な天気が続いているのですが、またトランピングの報告ができたらなあと思います


がんばりましたね!、という方。
トランピング大好き、という方。
ニュージーランドの景色きれい!、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。


(Noby)
筋肉痛が二日後に来てショックを受けた若者です。
写っている平野は、街から数十キロ離れた別のものです。
北島はもっと緑が濃いのでしょうか?
北島の山もぜひ、登ってみたいです。