番組名は‘Ninja warrior’

・・・どこかで聞いたような名前?
そう、Ninjaは日本の忍者。これ、日本のテレビ番組なんです。
内容は、挑戦者たちが障害物の設置されたコースを何とかして時間内にクリアするというもの。
コースは高いところに設置されていて、下は池。
時間オーバーはもちろんですが、池に落ちてもゲームオーバーです。
勧められて見てみてびっくり、本当に日本の番組そのままで、英訳は挑戦者の経歴を紹介するときのみ。
日本語で流れる実況は英訳されません。
しかしながら、単純なルールと動きの面白い障害物、かつわかりやすい演出で、視聴者の理解に問題はないようです。
この番組は金曜放送なので、話題に上るのは大抵月曜日。
10時半のモーニングティータイムに、大抵だれかが話をはじめます。
「ねえ、先週出てた漁師さんみた?」
「何それ?見てないや」
「すっごい仰々しい登場のしかたでね、大きな魚をさかさまに持って大分長い間自己紹介してたんだけど、開始3秒でドボーンって池におちちゃって、あっけなすぎてツボにはまって大変だった」
「なんだそりゃ」
「3秒で終わっちゃ、そりゃ見逃すよ」
・・・そういうわけで、‘Ninja’という単語はニュージーランドで驚くほど知名度があり、意外なところで出会うことがあります。

アルバイト先で店番をしていると、常連のお姉さんがキャットフードをたくさんレジに持ってきました。
「猫飼ってるんですか?」と私がたずねると、
「そう、4匹!写真見せてあげる!」と、お姉さん。
お姉さん:「このしましまの子がPowって名前で、この黒い子はNinjaっていうの!」
Noby:「Ninja?!どうして?」
お姉さん:「だって・・・黒くてすばしっこいから

お姉さん宅のNinjaは大変食いしん坊なのだそうで、まだ6ヶ月なのに4匹中一番大きな猫になってしまったのだとか。
Ninjaによろしく、と言うと、‘Sure♪’とお姉さん。
次に来るときは別の写真を見せてくれるんだそうです。
そいうえば、ボランティアで保育園の訪問に行ったときも、
「Ninjaのアイテムを作るよー!」と言って折り紙で手裏剣を折ったところ、子供たちがいっせいに集まってきた記憶があります。
大人から、小さなこどもまで。
Ninjaの人気はもうしばらく続きそうです。


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(Noby)
アメリカ版というのは「Wipeout」のことでしょうか?こちらのほうが派手な演出になっているようで、たまに「こんなに吹っ飛んで大丈夫か?!」と思うことがあります^^;
ぽろっと古いものが出てくることがありますよね。
どういう基準で放映しているんでしょうか??