これを書いている、月曜日、パーマストンノースはまた雨でとっても寒くて、荷物の積み下ろしには最悪の日でした。そしてこういう日に限ってジェイも重い荷物も運ばなければならなくなったりして「サイアクゥー!!」と一緒に働いているお兄ちゃんと叫んだジェイでした。
さて、この一緒に叫んでくれたお兄ちゃん、白人のまだ弱冠21歳でウェリントンにあるヴィクトリア大学で、犯罪学を勉強しています。
ヴィクトリアでは犯罪学を浅く広く学べるそうで、刑法などの法律面や、どうして犯罪者は犯罪を犯すのか、なぜそれを繰り返してしまうのかなど心理学的面からも多角的に勉強できるそうです。
それを勉強すると、警察などでも働く事ができたり、心理学者になることができたりとかなり選択肢が広がるらしいのです。
その話の中で聞いたのですが、ニュージーランドでは今とても心理学者が不足しているそうです。理由の一つとして、まず心理学者になるためにはPHD(教育機関で取得できる一番難しい学位)を取らなけれ
ばなりません。それにだいたい8年間。そのPHDの前に普通の学位がいりますから、それも足すと約12年くらい教育機関にいて勉強しつづけなければならないそうです。そしてそれから自分の専門分野での研究や経験が実って、心理学者になれるそうなのです。
もうひとつの理由として、ニュージーランドの法律では、心理学者からのアドバイスが間違っていて、その間違ったアドバイスによって何かが起こるとその心理学者が罪を問われる事になるんだそうです。こうした理由で心理学者が不足しているんだそうです。このお兄ちゃんも心理学が好きで、そうした道に進もうと考えていたらしいのですが、上のような理由であきらめてしまったそうです。
ジェイもそれを聞いてジェイでも絶対にあきらめていると思います。12年間もずっと大学で勉強なんて・・・・・無理です!
でも心理学者ってなんかインテリな響きでかっこいいですよね☆
>ニュージーランドの法律では、心理学者からのアドバイスが間違っていて、その間違ったアドバイスによって何かが起こるとその心理学者が罪を問われる事になるんだそうです
これは厳しいですね。本来他人の心理を100%客観的に把握できる人などいないでしょう。でも、「仕事」の面から見れば、それなりの報酬があればなろうという人も増えるのではないでしょうか。
<心理学、面白そうですね。私も、集団心理とか犯罪心理とか勉強したいです。
そうですね。心理学は全くわからないんですけど、なんだかセオリーにしにくいような気がしますね。でもいろいろ実験とかあるらしいので勉強してみると楽しいと思います。
<でも、「仕事」の面から見れば、それなりの報酬があればなろうという人も増えるのではないでしょうか。
会計の監査と似ているのではないかなぁと思います。会社の会計監査に入って、もしその会社が倒産した場合、監査官は法律的に責任を問われるケースもあります。でもやはり報酬があるのとビジネスの世界では必要なことなのでリスクがあっても成立しているんでyそうね。
心理学を勉強したい人はたくさんいても、それを仕事にできる人はひとにぎりなんでしょうね。日本でも同じですが。
心理学には私もすごく興味があります。
臨床心理学や精神衛生の授業、おもしろかったなあ。
ハイリスクでもハイリターンならなる人がいるでしょうね。心理学を仕事にしても、ハイリスクでローリターンなら本当に好きな人しかならないでしょう。でも、人間誰でもいつ精神を病んだり何か問題が起こるかわからないので、絶対に必要な仕事です。
そうでしょうね、特に犯罪なんかでは最近常識では考えられない事が理由で犯罪が起こる場合も多いと思うので、心理学が役に立ったりするんでしょうね。