今朝夜行バスで地元に着き、久々にお湯をためたお風呂でゆっくりしたNobyです。

ここ数日のスケジュールは「忙殺」という言葉がぴったりくるような感じでした。

クライストチャーチを昼頃出て機内泊、日本についたその足で東京江東区へ向かい一泊、その翌日から開催された二日間の合同説明会・面接会に出てきたんです。そしてその足で夜行バスにのり、今朝実家に到着・・・というわけです。
この合同説明・面接会はバイリンガル向けのもので、海外大学卒業者、日本の大学を出た海外留学生を積極採用しています。学生に一時帰国者が多いことにも配慮してあり、履歴書通過者には多くの企業がその場で面接をしてくれます。

今回のセミナーには130社が参加、学生の正確な数は分かりませんが、500〜1000人ほどはいたんじゃないかと思います。
受付をすませると、専攻別に色の違う名札を首からかけます。
これで企業側も、自分たちが対象としている学生に声をかけられるわけです(例:理系のみ、経済学専攻のみ、など)。
各企業がブースを持っており、学生がそこをひとつひとつたずねる仕組みです。
ブースに入るとまずは、会社説明が行われます。
この説明は長くても30分ほどで、いつでも質問をすることができます。
人事の方、または社長(!!)との距離が近く、会社の雰囲気や熱意を感じることができます。
学生側が気に入れば。次に履歴書を提出します。
企業側はそれに目を通し、一時間以内に合格者を掲示板に掲示します。
合格した学生は掲示された自分の名前をはがして面接ブースに持って行き、面接を受けるという仕組みです。
たいてい名前と共に時間が指定されているため面接をギチギチに詰めることは不可能ですが、1日3社くらいは受けることが可能です。
私は初日の午前中、酒造会社と中間素材メーカーの説明会を聞き履歴書を提出したのですが、2つともボツ。
その場で合否が決まるのはスピーディーで便利な反面、精神的にはちょっときついです。

凹み・・・たかったのですがへこんでいる暇はないので、午後からは某カメラ会社と部品メーカー、コンピュータメーカーの説明会を聞きに行きました。
3つの会社それぞれに良い面があったので、翌日の朝一番に履歴書を提出しました。
この日はあたり日で、この履歴書を合わせて4回の面接を受けることができました。
面接なんですが、あえて細かい準備をせずに挑みました。
というのも、初日の面接会場で丸暗記した自己紹介をしている学生と、困った顔の人事の方を見かけたからなんです。
業種と自分のやりたいことを把握した以外は、きかれたことを頭の中で反芻して、的確な答えを返せるように努力しました。
努力したとはいえ初めての面接、至らないことだらけだとは思いますが、なんとかベストを尽くしたつもりです。
ニュージーランドからの参加はかなり珍しいらしく、人事の方、参加者の学生さんともニュージーランドネタで話に花が咲きました。
学生はともかく、人事面接で雑談・・・と思われるかもしれませんが、そのあたりはさすが人事の方、ポイントとなるらしい部分はメモを取っているのが見えました。
私は現在携帯電話を持っていないため、結果はメールで届くそうです。
パソコンをつけるたびに、どきどきしながらメールを見ています。
なんとかうまくいきますように!!
次の日記ではこのイベントの続きや、6月30日にある別のイベントの話もできればと思っています。
とりあえず・・・疲れたので、ご飯を食べて寝ようと思います。
おやすみなさい


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(Noby)
でも、ベストを尽くしたと言えるのは、すごいことです。天命を待つだけですね。
はい、プレッシャーはありますが、初めての経験だらけでなんだか留学しはじめた頃と同じような気持ちになっています。何もかもが新鮮なんですね。
留学でいろいろな経験をし、日本人の少ない地域でなんとかやってきたこともあり、少々のことではひるまないのも今回強みとなっています。留学生の多い地域で日本人同士助け合ってゆくのも良いですが、マイナーな地域から一人参加、クラスで一人の日本人・・・というのが評価される機会が意外と多く感じます。
特にベンチャー精神のある企業の方や、日本人の少ない地域への出張が多い企業からは良い反応を頂いています。
知名度ではアメリカ・イギリスに劣りますが、決して全てが不利なわけではありません。
自分に良い縁があること、そして同じ留学組の友人達の就職がうまくいくことを毎晩祈っています。
実際参加してみて驚いたのですが、130社のうちの半分以上は英語圏以外の外資系、あるいは日系の会社なんです。
たとえ上司がドイツ人やフランス人であったりしても会議は英語なんだそうで、会議に参加できなければ話にならないので日本人向けの採用はせず、このバイリンガルフォーラムだけに来ている企業がいくつもあるんだそうです。
英語はどんどん世界言語になっていっているんだなと感じています。
東京行きの飛行機でオーストラリア人男性と隣になったのですが、彼は「京都で、日本人・韓国人従業員と一緒にドイツ人上司から技術指導を受けるために日本へ向かっている」と言っていました。
これから、参加企業は間違いなく増えてゆくと思います。現在数社のエージェントが別々のフォーラムを開いている状態ですが、統合すれば優に200社を超える状態に現時点でもなっていると思います。
私が留学をした際、一番の心配事は就職でした。これから留学を計画されている方の心配も、就職なんじゃないかと思います。
よい前例になれるようにがんばります。