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2010年05月03日

WOF

今朝は、ガレージから聞こえたフラットメイトの叫び声(?)で目が覚めました。
‘Oh my goooooood, my WOF is expired… がく〜(落胆した顔)

さて、WOFとは何のことでしょうか?
答えは Warranty of Fitness。
物品や不動産が、通常使用において問題がないことを示す、一種の証明です。

・・・こういうと何のことだかわかりにくいですが、フラットメイトが ’Oh my goooood…’と言っていたのは車の証明、つまり車検です。

ニュージーランドの車検は日本にくらべて頻繁ですが、値段が安いのが特長です。
大体半年に一度、車に異常がなければ$30前後(日本円で2000円前後)で済みます。

この頻繁さと手軽さは、中古車の多いニュージーランドならではかもしれません。
びっくりするくらい、日本製の中古車が走っているんです。
日本製が多い理由は、通行帯と関係があります。
ニュージーランドと同じ左側通行を採用している国で、最大の自動車生産国が日本なんです。
中古車右ハンドルを左ハンドルにつけかえるにはコストがかかるので、そのまま輸入できる日本製の中古車が増える、というわけです。
BMW等の欧州車も、エンジンルームの中を見てみれば日本のステッカーが貼ってあることがよくあります。
日本向けに右ハンドルで生産されたか、日本でハンドルが付け替えられたものだな、というのがわかります。

そして。
日本ではまず走っていないような車(例:80年代の普通乗用車)が、ニュージーランドではしっかり現役で活躍しています。
物を大切に使う国民性があらわれていて、私はすごく好きです。黒ハート

車が古い分調子が悪くなることも増えますが、WOFのたびに少しずつパーツを付け替えながら、皆大切に乗っています。

私の車も、フロントガラスを交換し、エンジンオイルのキャップを換え、ライトを片方換え・・・という感じで今まで来ています。

車を直すのを間近で見るうちに、なんだか自分でも触ってみたくなるようになりました。

・・・という考えを私が実践する前に、同じことを考えている人がいました。
今日帰宅時にガレージを見ると、フラットメイトの車がとんでもないことになっていました。
エンジンルームがからっぽで、トランク周辺が分解された状態です。
どうしたの?!ときくと、いや、WOFに持っていく前に中を見てみたかったんだよね、なんか組み立てが怪しかったらWOFのときにきけば大丈夫だろうし・・・との返事。

現在、深夜1時。
彼の車はまだ原型が見えない状態です。ふらふら
果たして明日の学校に間に合うのかを心配しつつ、私はそろそろ寝ようと思います。わーい(嬉しい顔)

皆さんも、車検切れには気をつけて・・・おやすみなさいるんるん

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むかっ(怒り)

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(Noby)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(10) | NZ Life
この記事へのコメント
大変メ〜ン
Posted by さとし at 2010年05月03日 19:23
Nobyさん>ほんとに日本車の多さにびっくりますね。たまに交通安全祈願のお札シール張ってある車とかが走ってたりします(笑)NZは電化製品も直して使うのが普通なようで、すぐ買い換えてしまう日本とは違いますねー。私も見習わないと。。。
Posted by るき at 2010年05月04日 06:34
確かに、ニュージーランドの人はものを大切にいつまでも使いますよね。新しい車や電化製品を持っていることがステイタスにはならないということでしょうか。
Posted by Kickoff-T at 2010年05月04日 07:37
さとし様

コメントありがとうございます。
こっちの人って、「○○、メーン」って言いますよね。
メーンばかり気になって、よく肝心の部分を聞き逃してしまいます。

北島におられたとのことですが、ニュージーランドに来られる際はぜひ南島にも足をのばしてみてくださいね :)
Posted by Noby at 2010年05月04日 20:43
るき様

友人の車もお札つきで、彼は「なんかかっこいいから貼ったままにしてる」と言ってました 笑

電化製品、使えないほど壊れても、さらに分解して部品として再利用していますよね。
製品ごとスクラップや埋め立てをしてしまう日本との差を、私も考えさせられることがよくあります。
Posted by Noby at 2010年05月04日 20:50
Kickoff−T様

今日たまたま品質管理の授業を担当している先生と話をしたのですが、「ニュージーランドでは、むやみやたらに新しいものを持っていることよりも、少々古くても壊れない、丈夫なものをもっていることのほうに価値が置かれている」といわれていました。
先生曰く、この風潮はニュージーランドに出回っている製品の「ハズレ」率の高さと関連しているのだそうで(新しくてもハズレなら価値がない、ということです)、ニュージーランドの産業の発展のためには必ずクリアしなければいけない問題なのだと言われていました。

この話を抜きにしても、古いものをきちんとメンテナンスして大切に使うという姿勢、私は大好きです。
Posted by Noby at 2010年05月04日 20:59
ネイピィの海で溺れた。友達に助けてもらった。
Posted by さとし at 2010年05月05日 12:39
さとし様

大丈夫でしたか?今コメントを下さっているということは大丈夫だったのでしょうが・・・^^;

私もおぼれるかと思ったことがあるので、人のことは笑えません。
日本で行っていた最寄の海水浴場が内海にある波の低いもので、
ニュージーランドで油断していたら波にのまれそうになってしまいました。
潮の流れも速く波も高いので海水浴には注意が必要ですが、
サーフィン等にはもってこいですよね。
Posted by Noby at 2010年05月05日 14:27
大丈夫です。その後、ビールを沢山飲んだよ。キウイと沢山しゃべた。楽しかったメ〜ン
Posted by さとし at 2010年05月05日 22:57
さとし様

人種や文化が違っても、ビールのうまさは同じなんですよね 笑
楽しくお酒をくみかわしたようで、何よりです :)
Posted by Noby at 2010年05月06日 13:25
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