
場所はOamaru。
クライストチャーチから南へ、車で4時間位の場所です。
大はりきりで朝7時に出発。

休日の朝ということで車も少なく、10時過ぎにはOamaruに着いてしまいました。
看板を頼りに進むと、私よりも背の高いペンギン像がお出迎え。
もう、わくわくして仕方ありません。
勢いよく受付のドアを開けると
あれっ?

シーン。
誰もいない。
呼び鈴を鳴らしまくります。
しばらくすると、けげんな顔をしたお姉さんが出てきました。
Noby「ペンギンコロニーが見たいんですが!」
お姉さん「ペンギンたちはもう漁に出ちゃっていませんよ。パンフレットにのってるような大行進が見られるのは、日没後夜9時から10時の間ですね」
Noby「じゃ、今ペンギンが見たかったら海に潜るしかないってことですか?」
お姉さん「・・・・・・そうですね。」
ガーン

一緒にやってきたフラットメイトと相談した結果、今回はあきらめることになりました。
しかし、そのまま帰るのもしゃくなので、最寄の観光案内所へ。
帰り道にあるWaimateという町の、小さなワラビー園に行くことになりました。
民家並の小ささに、見逃すこと数回。
やっとワラビー園につきました。
門をくぐると、めちゃくちゃ愛想のいいアイルランド人のオーナーが出迎えてくれました。
挨拶がすんだところで、
「ちょうどいい、今赤ちゃんが起きたところだから、抱っこさせてあげる!」
と、赤ちゃんを抱っこさせてもらえることに。

「まだ眠い・・・」

小さかったです。

猫を抱くより大分軽く感じました。2〜3キロくらいじゃないかと思います。
次にオーナーは、ワラビー牧場に案内してくれました。
ここの目玉は、放し飼いのワラビーに直接ふれながらエサをやれることです。

人間の手に前足をかけて、干草ペレットをぼりぼり食べています。
(写真はちょっぴり休憩中です。おなかいっぱいの顔に注目です。)
えさやり中、オーナーはなぜワラビー園をはじめたかを教えてくれました。
ワラビーはニュージーランドの農業において害獣に指定されているため、農場に現れた場合は駆除の対象になるのだそうです。
アイルランド出身で、ワラビー=動物園にいる愛玩動物、と思っていたオーナーは、ワラビーが駆除されるのを見てそれはそれは驚いたそうで・・・
駆除の際に親とはぐれた子供を保護したのがはじまりで、現在までワラビー園を続けているそうです。
園には他にも、クジャク・オウム・ウズラなどの鳥たちがたくさん。
クジャクとワラビーが並んでエサを食べる光景は、他ではなかなか見られません。
バスも走っていない小さな街ですが、今では60匹超になったワラビーの大家族に会いに、機会があればぜひ行ってみてください。
あっ・・・
題名のペンギンですが、来週末にリベンジに行く予定です。


ワラビーの赤ちゃんかわいい!、という方。
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(Noby)
オアマルで野生のペンギン行進をみたことがあります。確か、戻ってきたペンギンの数が少なかったら、入場料を返してくれましたよ。
ペンギン次回はぜひ見られるといいですね。大自然豊かなニュージーランドらしい光景だと思います。
ペンギン見てきました!!
行進していましたよ :)
こちらの様子も、また次回アップしようと思います。
ワラビー園というには小さなものでしたが、小さい分間近で触れたり見たりできるのが醍醐味だと感じました。
赤ちゃんは抱っこの後、また眠りについたみたいでした。
ラッキーなタイミングだったと思います。
そう、そのOamaruに行ってきたんです!
1度目は不発でしたが、先週末ついに本物のペンギンを見ることができました。
入場料返却どころか、群れで上陸してくれて大興奮でした!!
害獣の問題って難しいですよね。
ワラビーもポッサムも、オーストラリアでは保護されてかわいがられているのに(変な話ですが、ポッサムと車で事故を起こしてしまうと刑務所に入らなければならないのだとか・・・)ニュージーランドでは害獣。
オーストラリア人の子供とニュージーランド人の子供に同じポッサムの写真をみせて「かわいい?」ときいたら、
オーストラリア人の子はほぼ皆が可愛いと答えるのに、
ニュージーランド人の子はそうでもないのだとか・・・。
ニュージーランド留学以前にオーストラリア旅行の経験があったので、ニュージーランドに来たときの、ワラビーやポッサムの扱いの差はショックでした。
ワラビー園の主人も、同じような気持ちがしたのかなあと思います。
ペンギン見てきました!
ほんと、ニュージーランドならではの光景ですよね。
写真撮影禁止だったので写真はありませんが、またこちらで報告しようと思っています♪