
さて、新年最初のわたしの記事は、年末に行ってきたアーサーズパス旅行の話をしたいと思います。一泊二日の短い旅行でしたが、わたし自身とても楽しむことができました。

今回の旅行の第一の目的は、トランツアルパイン鉄道に乗るというものでした。この鉄道はクライストチャーチから西海岸グレイマウスまでをつなぐ鉄道で、日本の世界の車窓からにも登場したことのある世界屈指の鉄道です。今回は途中のアーサーズパスまでの片道切符を取りました。
朝8時前、クライストチャーチの駅には多くの人が。チェックインして荷物を預けて乗車します。

今回わたしの席はラッキーなことに先頭車両、前から2ボックス目、進行方向窓側というとてもいい席でした。向かいにはヨーロッパから来たというご夫妻、隣のボックスには日本人の一家らしい団体さんが座っていました。
8時15分定刻どおり出発。約2時間半の旅です。
途中スプリングフィールド駅を通過すると、いよいよハイライト、山の谷川と絶壁を抜けていきます。天気も回復しすばらしい眺めです。写真を撮りに展望デッキに行ったらすごい人で!人の頭ばかり写ってしまいました。とはいえこの目で美しい風景を見てきました。

そしてアーサーズパスに到着。このとき天気は霧雨で、傘を差して今日の宿に向かいました。今回泊まるのはMountain Houseというユースホステルで、何とニュージーランドで最初にできた歴史あるユースホステルでした。

これは宿の別館のラウンジにあった記念の看板です。1934年にできたと書いてあります。
昼食後、いよいよアーサーズパスのトランピング(トレッキングとハイキングをあわせたアクティビティです)開始。天気雨の中完全武装で、まずはデビルス・パンチボウル・ウォーターフォールという滝へ。約30分後無事到着!かなり高いところから落ちてくる水しぶきと雨と汗ですでにずぶぬれです。

で、さらにスタート地点に戻ってから今度はブライダル・ヴェイルというコースにも挑戦。これはけっこうタフなコースでした。雨で足場が悪くなってて、途中ひやりとすることも。休み休みながらも予定より30分ほど早く完全踏破しました!
宿に戻って速攻シャワーを浴び、夕方までひたすら山を見てぼんやりしていました。

二日目は午前中Beeping for Kiwiというガイドウォークに参加しました。

これは野生のキウイバードにつけられた発信機からの信号をキャッチして追跡するというもので、キウイについての説明のあと、実際に無線とアンテナを使って信号を受信しました。実際にキウイを見ることはなかったんですが、ドロシーと名づけられたキウイが今卵を抱えていることがわかりました。参加した子どもたちも大喜びで楽しいイベントでした。代わりにケアというオウムの写真を載せときます。とても人懐っこい鳥でした。

夕方にはバスでクライストチャーチに戻りましたが、ここには書ききれないいい出会いもあったりして充実した旅行となりました。これからのことに前向きになれる気持ちをもらった気がします。2010年もよろしくお願いいたします。


電車の旅、いいですね、という方。
私も行きたいです、という方。
滝がきれいです、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。


(hisawo)
わあ、Kickoff-Tさんもトランツアルパイン乗られたんですか!いいですよね。景色も列車の雰囲気も素敵でした。グレイマウスは行きませんでしたが人気の場所ですよね。アーサーズパスはオフシーズンだと人口50人くらいしかいないらしく小さな町ですが、わたしが行ったときはにぎわっていました。いい旅行でした。
こんなに間近で見られるなんてすてきですね。
運がよければ、野生のキウイバードにお目にかかれるということでしょうか?
実は、ニュージーランドでまだ電車にのったことがないんです。hisawoさんの日記を見て、のってみたいなあと思いはじめました :)
ケアはほんとに人見知りしないですぐ近くまで寄ってきました。かわいかったです。キウイバードはアーサーズパスに生息しているんですが数が少ないのでレンジャーの方が追跡調査しているようです。このガイドウォークは年末年始の特別プログラムでしたが、ビジターセンターには剥製や写真もありましたよ。
電車の旅、実はけっこう好きです。機会があればウェリントン〜オークランド間の鉄道の旅もしたいなと思っていますが、とりあえず次の予定は4月末にネルソンに行くつもりです♪
予定がぎっちりな感じが伝わってきます 笑
しっかり楽しんでくださいね♪
ネルソンはnaked busで5ドルしないで往復チケットゲットしました。次の目標のつもりで楽しみにしています♪
ルピナス見ました!行きの鉄道でも帰りのバスでもブルーや白の花が咲いていて、あとでその花の名前がルピナスだと知りました。とてもきれいでした。