起きてまずやるのは、南島Otago地区の天気のチェックです。




「・・・残念!」
毎週日曜日、今週こそはペンギンコロニーを見に行こうと計画を立てるのですが、なぜかコロニーは毎週末雨模様。
今回も、数日前までは晴れの予報だったのに、朝起きてみると雨の表示が出ていました。
しかし、1日家にいたのではせっかくの休みがもったいない!
そこで今週は、クライストチャーチ市内にバードウォッチングに行ってきました。
場所は、Marshland地区の湿地帯と、Ferrymead地区の干潟です。
2箇所とも以前行ったことがあるのですが、双眼鏡を持たずに行ったため「あそこに何かいるのに何だか分からない!!」と悔しい思いをした場所です。
わくわくしながら車を走らせること約10分。
最初の目的地の湿地帯に着きました。
入り口で早速、ニュージーランド固有種のPukekoがお出迎えしてくれました。

この湿地帯に来るのは1ヶ月ぶりです。
1ヶ月前には満開だった花がもう実をつけていたり、生まれたてだった鳥のヒナたちが立派に育っていたりしました。
入り口で出迎えてくれたPukekoの連れていたヒナも、大人に近い大きさになっています。あとは羽が生え変われば立派な大人です。

Blackswanのヒナも、親と同じとはいかないものの大分大きくなりました。

その他にも、巣立ったものの心細そうに親を呼んでいるBlackbirdのヒナや、巣立ったヒナだけでフロックと呼ばれる群れを作って餌を食べているSilvereye(日本のメジロの亜種に当たります)、Starlingなどの鳥も見られました。
そうこうしているうちに雲行きが怪しくなってきたので、2番目の目的地の干潟に急ぎます。
干潟には車が停められないのでいつもウィンドサーフィン客用の駐車場まで行くのですが、そこでウィンドサーフィンをものめずらしそうに眺める観客たちを発見。

可愛らしい後姿を、思わずパチリ。
その直後に通り過ぎた車に驚いて、彼らは一旦飛び去ったのですが、

やっぱりウィンドサーフィンに興味があるようで、すぐに戻ってきていました。
あまりに仲がよさそうなので、思わずもう1枚。
干潟の鳥たちも立派に育っていました。

こちらは、干潟のすぐそばに住んでいるアヒルの家族です。
大きさも羽色も、もう親そっくり。
オスの特徴である頭部の緑色の羽も出てきています。
あとは胴の羽が生え変われば、もう一人前です。

干潟の生き物を食べるOystercatcherやHeronの観察をしていると、急に雨が降り出しました。本降りになる前に、急いで退散です。
なんだか今年のクライストチャーチは夏なのに寒く、雨が多い印象です。
去年の今頃はもう泳げていたし、雨もあまり降らなかったのですが・・・。
どうやら南極からの冷たい空気が、雨を一緒に連れてきているようです。
来週こそはペンギン観察ができますように!と祈りつつ家路につきました。
双眼鏡、トランピングシューズ、帽子、日焼け止め・・・
観察に必要なものはすべて揃っています。あとは晴れるだけ!
ペンギンたち、コロニーで待っててね!!



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(Noby)
わたしも古くなったパンがあると庭にまいたりして鳥にえさをやっています。
名前がわかるとより面白いだろうなーと思っていたんですが、さすがくわしいですね。
カラスやすずめを見かけないのは環境の違いからなんですかね?
1番好きなのは・・・難しい質問ですね 笑・・・Keaバードが好きです!
Keaは、標高の高いところにいる大型のオウムです。
すごく好奇心旺盛な種で、好きなものは「黒くてやわらかいもの」という変わった鳥なのですが、
スキーに行ったときに、私の車のタイヤ(黒くて柔らかい)にかじりついている1羽と目があってしまい、一目惚れしました:)
たまに、市内の動物園にKeaを見るためだけに行くくらい好きです。
確かにカラスは生息していないですね。環境的には繁殖できると思うのですが、地理的に他の大陸と離れているからじゃないかなあと思います。カラスの代わり・・・というには可愛らしすぎるかもしれませんが、ブラックバードが代わりにたくさんいますね。
スズメは生息していますよ:)house sparrowという種です。雌雄で顔が違うので少し分かりにくいですが、オスは赤茶色+黒、メスはこげ茶色+うすいベージュ色のまゆげ(?)があります。
パン、すごい誘引効果がありますよね。
私のフラットは全部食べてしまうので投げるパンがありませんが、お隣さんが投げるのを見るのが好きです。
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