
このブログを閲覧されている方の中には、ニュージーランド渡航後大学入学を検討されている方も多いのではないでしょうか。しかし、「どの大学がいいのか?どのコースがいいのか?何が要るのか?いつ行けばいいのか?」等、「?」がいっぱいの方も多いのではと思います。いざ準備をしてみると、「動きやすい服、下着、ホストファミリーへのお土産、日本の食べ物、折り紙、家族の写真、英語の辞書・・・あれっ、大学留学なのに大学関連のものが1つもない!!」となってみたり。私もそうでした。

実は私、今年度カンタベリー大学(クライストチャーチ)の大学院・修士課程前期(Postgraduate diploma of science, part 1)に在籍していたんです。しかし恥ずかしながら最終試験があと1歩及ばず、同じコースを再履修するため、お隣のリンカーン大学での再入学の手続き中、というわけなんです。オセアニア圏の大学院では、同大学・同コースの再履修が認められないためで、一見面倒ですが、大学院生の意欲と覚悟を増すための、いいシステムだと私は思ってます。もちろん失敗したのは悔しかったですが。
そういうわけで異なる大学への出願経験が2度あるわけですが、どちらにも必要だった書類・必ず調べておかなければならないことを、今回は挙げていきたいと思います。
必要書類
☆卒業証明書
入学前に卒業証明書?!・・・いえいえ、最終学歴の証明書です。大学入学希望の方は高校の、大学院希望の方は大学の卒業証明書が必要です。必ず、英訳されている必要があります。なので、渡航前の早めの時期に、出身校に問い合わせて英訳とプリントをしておいてもらってください。また、大抵の学校でコピーできない紙に証明書を印字する決まりになっているので(コピーするとcopy copy copy…って浮き出る紙です)余分を2〜3部もらっておくといいです。万が一私みたいなことになったときに、再申請しなくてすみます。また、出身校で英訳してくれなかった、英訳してもらう時間がなくて日本語版を持ってきた、という場合でも現地の翻訳家に頼めば大丈夫です。この場合は2〜3週間の待ち時間と、5000円程度のお金が必要です。
☆成績証明書
入学前に成績・・・こちらも、出身校の成績証明書です。卒業証明書と同じく、英訳されている必要があり、余分をもらっておくと安心です。
☆英語力証明書
英語圏での大学生活なので、これも必須です。証明書の種類はさまざまですが、TOEFL, IELTSのスコア, 大学付属語学学校の卒業証明書などが一般的です。TOEFLやIELTSなどの語学試験は結果発表までに1ヶ月程度、大学付属語学学校は半年以上在籍することがほとんど・・・という感じで時間がかかるので、渡航準備は「英語力証明書」を得るステップから始めることをお勧めします。
☆リファレンス(大学院生のみ)
大学院生として渡航される方の場合、出身大学の教授から、リファレンスをもらう必要があります。卒業研究の出来や、日ごろの様子等のチェック項目があります。入学予定の大学のホームページからダウンロードして、早めに書いてもらってください。
調べておいたほうが良いこと
☆願書提出、入学、授業開始の日
入学日にではなく、願書提出日にあわせて渡航するのをお勧めします。入学前に生活に慣れることができ、万一の不備にも対応できます。
☆学費
留学生は、ビザを取るために、学費を一括払いする必要があります。なので事前に学費を調べ、一括払いできるよう準備しておきましょう。
☆コース内容
同じ名前のコースでも、大学によって内容は異なります。取りたい資格や学びたい分野と自分の取るコースにずれがないよう、願書提出までにしっかり調べるのをお勧めします。日本からなら大学ホームページ、ニュージーランド国内なら小冊子が一番手軽でわかりやすい方法です。
箇条書きだけで長〜くなってしまいましたが・・・これだけそろっていれば、現地に行っても何とかなります。

あ、もう一つ書き忘れていました。絶対必要なものがもう少しあります。
それは、努力、度胸、そして何でも楽しむ気持ちです。これだけ揃っていればまず大丈夫です。
皆さんの大学留学がうまくいきますように、クライストチャーチから応援しています。



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(Noby)
そうですね。日本における選択肢が少ない学部などは特に、海外を選択肢に入れることでぐんと幅が広がると広がると思います。海外留学で夢をかなえる学生さんがこれからも増えるといいですね。
何でも楽しむ気持ちと努力と度胸、本当にその通りですね。
ニュージーランドに来て1年半、楽しむ気持ちと度胸の大切さを実感しているところです。
そのときはすごく勇気が要って緊張したことも、後になれば充実した思い出になっているなぁと。
これからもいろんなことがあると思うのですが、気合を入れて飛び込んで、楽しんでしまおうと思ってます。
今回の記事の内容はすべて私個人に基づくものなので、他の大学では条件が若干異なることもあり得ます。
また、年度によって条件が異なることもありますので、入学を検討されている方は、その年の最新情報を必ずチェックするようにしてくださいね。