そして今度はケリーくんの番です。
ケリーとは、私の姉のフィティアンガ(田舎町)でのホームステイ先のお孫ちゃんです。
バスがストライキ真っただ中の日曜日、彼のおうちでのお誕生日会にお呼ばれ。
私は彼の家に行くのは初めてです。
他の街はどうか知りませんが、オークランドでは皆、車かバスを使っていて電車を使う人はめったにいません。
私はこの日初めてずっと乗ってみたいと思っていた電車に乗ることができました。
ブリトマート駅

中に入って切符を買います

地下に降りる

人が、、いない、、。
街中心にある一番大きな駅なのに。
ニュージーのそういうとこ大好き。
電車きた


あ、行き過ぎた。

電車の中も同じく人っけ無し。
駅に改札があるのではなくて、電車の中で切符を切りに来ます。
田舎ってこういうこと?

終点パパクラ駅までは大体40分から50分くらいです。
列車に揺られながらののんびり旅。
そういえばパパクラって例のお化け屋敷のある辺り。
ガタン

ゴトン

ガタン

ゴトン

パパクラー。パパクラー。

駅にケリーのママが迎えにきて、そこから車で15分くらい。
まわりに建物は全然なく、ただただ茶色と緑色と青色と白色がふわふわしています。
ああ、のどかだー。
小学校のときに歌った歌が歌いたい感じの雰囲気です。
題名忘れましたが「うしのこどもがーまきばにーいまーしたー」ていうやつ。

お家に到着。
お母さんのお友達や親戚関係や、誰が誰かよくわからないけれど
入れ替わり15人くらいでしょうか。
主役ケリー登場
「コンニチハ、トモダチ」

彼のしっている日本語は他に
「かようび」
「ヤメテ」
本当に心優しい少年。
そのトモダチ

絶対に将来かっこよくなること間違い無しの子。
妹アーリア


皆何かから身を守っている様子
この日はバーベキュー。
夏になるとバーベキューはどこの家庭でも相当頻繁に行われます。
お肉が大きい。そしてすごい量です。
大人達は飲み、しゃべり、笑い、子供達はトランポリンしたり(どこの家庭にもあります)、秘密基地つくったりして遊んで、みんな自由にそれぞれに楽しんで、それぞれ都合の良い時間に帰っていきます。こういう雰囲気いいなあ。 私も将来家庭をもったら、こんな風に休日を過ごしたいな。
焼くのはパパの仕事

秘密基地建設中

こっちは日本に比べて家族行動や家族ぐるみの付き合いが多い気がします。友達のお母さんお父さんとかとの距離もすごく近い。
そして休日をとことん楽しもうという姿勢がすごくある気もします。
仕事って大切。休むこともとっても大切。
そういえば私の知っているニュージーランド人は皆旅行が好きで、1ヶ月程の休暇をまとめて取って旅行に行ったりします。
今働いているカフェのお客さんもこの前1ヶ月仕事を休んでペルーに行ってた人がいたと思ったら、また別の人が1ヶ月ヨーロッパ旅行へ発ちました。
そういうの結構普通みたい。
バーベキューは長々と続いています。
食べて飲んで、笑って、食べて、色んなイミでお腹いっぱい。
毎日が誰かの誕生日でも、その人とその人のまわりにとっては一年に一回の特別な日。
夏がもうすぐ来るというワクワク感を促す日差しの中、ケリーは12歳になりました。
ほのぼのと、ぽかぽかと、日曜日。


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(ayako)
ちなみにその歌、いつかわたしの母がオペラ歌手のように熱唱していたっけ。題名は、「まきばのこうし」です。
まきばのこうし!!
そうそう。何故だかオペラ風に歌いたくなる要素を含んだ歌なのです。
千の風になっての人が、顎を全力で引いて歌っているところがいとも簡単に想像できます。
電車、いいですね。一度乗ってみたいです。これは、週末ですか?平日は通勤の人たちとかたくさん乗っているのでしょうか。
そう。この日は日曜日です。
平日はきっと通勤の人が乗っていると思いますが、私の知り合いでは日常的に使っている人はいません。
バスストライキのときだけ使っていた人はいました。
でも日本の電車の比ではないと思います。
前に日本で通勤ラッシュをみたガイジンさんが笑って写真とってました。