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2008年11月24日

同情するより叱責を!

 とうとう今年も残すところ約1ヵ月半を切りました。日本は紅葉やクリスマスイルミネーションが美しい季節ですね。クリスマス

 さて、私は久しぶりに学校で自己嫌悪に陥りました。それは「私は英語を話せない」ということを、まざまざと公衆の面前に晒したことです。もうやだ〜(悲しい顔)

 先週の金曜日は、前々回のブログでもお伝えしたように、グループプレゼンテーションの発表会でした。このグループは滑り出しは好調でしたが、途中大幅に失速。あいにく順風満帆ではありませんでしたが、発表会1時間半前に無事に準備は完了。

 その最終打ち合わせで、各自が写真を見ながら説明する原稿の読み合わせに入ったとき、私はリーダーに「私のスピーキング力は未熟だから、簡単な単語と平易な文章で構成したい。また原稿から過剰説明は省き、キーポイントだけ書き記したい」と伝えました。キスマーク

 すると彼は「それは違う。話すのが未熟であれば、手持ちデータは多いに越したことはない」と、A4サイズ3枚の原稿削減を譲りません(各自持ち時間は5分)。そこで話が硬直し、最終的に私が最善を尽くすと譲歩しました。たらーっ(汗)

 しかし、そんな不安を抱えたまま進んだ発表会場には、教科担任以外に学校の事務長を初めとする傍聴者の姿がありました。目

 この時点で私の緊張はピークに達し、プレゼンを始め2分も過ぎた頃でしょうか。頭が真っ白になり、原稿を見ても言葉が出ません。代わりに出るのは冷や汗ばかり。あせあせ(飛び散る汗)

 このとき、私が話すことをが苦手と知る先生たちが「Umi,あなたはよくやっているから続けて」と一喝。同じく友人も「落ち着いて」と抱きしめました。そんな彼らの励ましで、ようやく終えたプレゼンテーション。

 最後の講評で合格点はもらいましたが、先生がリーダーに「Umiの英語力を考慮し、難しい単語は避け、平易な文章を与えるのがあなたの役目」と苦言を呈しました。

 私はそれを聞きながら自分への情けなさがあふれ、うっすらと悔し涙も浮かんできました。このように遠まわしの言い方で「あの子は英語を話せない」とレッテルを貼られ、同情されるよりも、どれだけ自分の未熟さを叱咤激励されるほうが良かったでしょうか。もうやだ〜(悲しい顔)

 間もなくこちらに来て2年。会話力以外のスキルは、最近更に上達している手ごたえを感じます。これはレポートの追試の激減、私がクラスメイトにアドバイスやヒントを求められることにも現れています。わーい(嬉しい顔)右斜め上

 その一方で未だに流暢に話せない英語。「リラックスすること」これ以外に私の英会話力を上達させる方法はないと、私をよく知る人たちは断言します。

 しかし、私はこの言葉の意味を今なお理解できず、その特効薬探しの旅を続けています。車(セダン)

ひらめき
私も英語話せません、と言う方。
リラックスしています、と言う方。
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むかっ(怒り)
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(Umi)
 
  
posted by キックオフNZ at 04:09 | Comment(6) | TrackBack(0) | 学校
この記事へのコメント
ううー、お疲れ様でした。
気持ちよくわかりますよ。
慰められるよりも、叱咤されたかったという気持ち。
日本語でもみんなの前で話すの得意な人と、そうでない人がいますもんね。Umiさんは、日本語では得意ですか?
私は日本語で人前で話すのは得意なんです。(←しゃべり、でしゃばり)ところが、英語がうまくないので、ニュージーランドではすっかり無口な人になってしまいます。人前で話すなんてとてもとても。すごく悔しいです。
お互いがんばりましょうね、Umiさん。
Posted by はっぴぃきうぃ at 2008年11月25日 03:57
同じような経験をよくします。自分で英語力が十分ではないことは自覚していて、たまにそれを指摘されたいとどこかで望んでいるのですが、いざ実際に英語力のなさを人前でさらけ出すと、かなりショックを受けて落ち込んでしまいます。Umi さんくらいの英語のレベルになってくると、クラスメイトにアドバイスを求められるのですね。すごいです。
Posted by Kickoff-T at 2008年11月25日 04:06
本当にプレゼンお疲れ様でした。
私も、本当にその気持ち分かります><
私も昨日、自分の会話力のなさをまざまざと感じすごく悲しくなりました。

これは、自己満足の域なのかもしれませんが、私はそのように落ち込んだ時、なんとか自信をなくさないように、自分を励ますことに徹します。
まず、第二言語を使って学校に行っている私たちは凄いですよね?!(笑)英語でレポートを書いちゃうなんて、すごいことですよ!落ち込んだ時こそ自信が必要ですよね♪

Umiさんの日記を読ませて頂き、悩んでるのは自分だけじゃないだ、と少し心強くなりました。お互い頑張りましょうね!絶対日々前進してますよ!!!
Posted by ぷん at 2008年11月25日 09:08
UMIさん!お疲れ様です。私UMIさんもぶんさんも尊敬します。英語力は人それぞれですが、ぶんさんが言ったように、海外の学校でプレゼンをするなんて、それだけで凄いことだと思います。でも確かに「同情」よりは「もっと勉強しろ」って言って欲しいですよねっ。でも私も自分の中途半端な英語力に悲しくなるとき、最近開き直るようにしています。「日本人なんだから日本語アクセントがあって何が悪い?」とか「私は私のペースがあるんだからほっといてちょ。」って。私の今の目標はテレビを「ちゃんと」理解することです。それぞれ目標は違いますが、sooner or later、頑張り続ける限り難しいことではないと思います。頑張りましょ!
Posted by Ai at 2008年11月25日 13:13
はっぴぃきうぃ様

ご無沙汰しております♪

私の気持ち理解して頂けて嬉しいです。本当にその場で穴があったら入りたかったです。

月曜日にその科目の授業があり、先生から「Umiは後ろから支えようと思ったよ。体重10kgは減っただろう?」と言われました^^;

私は日本語でスピーチも得意ではありません。でも、よく頼まれていつも口から心臓が飛び出しそうになりながら、人前に立っています。

Kickoff-T様

私も同感です。自分の英語力については、常に矛盾する気持ちが去来します。

これは自分で言うのもおこがましいことではありますが、私は未だに授業を100%理解はしませんが、不思議なことに、相手の言わんとすることを的確に捉える能力と、文章構成センスは英語においてもあるようです。

これを先生やクラスメイトが知っており、度々聞かれるのですが、その説明に四苦八苦の日々です^^;
Posted by Umi at 2008年11月26日 05:58
ぷん様

ねぎらいの言葉をありがとうございます。

自分の英語力について、嬉しくなったり悲しくなったり、日々気分は変わりますね。

ぷんさんも一緒で安心しました。私もぷんさん流に落ち込まず、見方を考えてみますね。
素敵なアドバイスありがとうございます。

お互い前進あるのみ!?ですね。

Ai様

ありがとうございます。Aiさんでも同じような悩みがあるのですね。

やはり母国語でない限り、どこまでも勉強の日々なのですね。

でも、本当に仰るとおり、がんばり続ける限り難しいことではなく、結果はついてきますね。これまた素敵な言葉、ありがとうございます^v^♪


Posted by Umi at 2008年11月26日 06:04
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