今日のオークランドは、朝から雲ひとつない快晴でした。本当に久しぶりの青空。恒例の朝市に出かけ、ふと町並みを見渡すと、紅白の風船が飾り付けられている一角が眼に止まりました。それを頼りに進んでいくと、ローズフェスティバル会場へと誘われました。目抜き通りからバラ園を循環する無料バスも運行され、会場は大賑わい。バラも色取り取りに咲き乱れ、その特有の甘い香りに鼻をくすぐられながら、園内を散策してきました。
さて、ようやく皆様にご心配をおかけしていた、フラットメイトの水疱瘡も完治し、来週から職場復帰します。

今回、この件を通して、私はまた少し大人なった気がします。それは、前回もお伝えしたように、それぞれの習慣や考え方の異なりで、普段の生活では気にならなかったことが、この病気を通して微妙なズレが生じ、正直なところ、これまでの良好な関係が崩れるかもしれない局面もありました。

そのため、私は自分の素直な気持ちをフラットオーナーに伝えました。
彼も一生懸命に話を聞いてくれ、私の不安に同意し、オーナーとして何をすべきか、何ができるかということを真剣に考えてくれました。その話し合いの途中に、もう1人のフラットメイトも合流し、オーナーが私の気持ちや不安を彼に説明しました。

彼は耳を傾けながらも、自分の意見ばかりを述べていましたが、最終的には「Umi,僕がこんな病気になったからごめん」と謝りました。ただ、これには「水疱瘡になったのは、君の責任じゃない。」とオーナー。私も「水疱瘡にかかったことは謝まらないで」と言いました。

それ以降、水疱瘡の同居人も私の気持ちを汲み取ってくれ、オーナーも常に「今日の気分は大丈夫?」と私に尋ね、殺菌スプレーを私の自室とリビングに備え付けてくれました。

今回、お互いが歩み寄れたのは、私は自己防衛本能から、水疱瘡の彼に対する怒りや不満を抱えながらも、根本には彼の身を案じる気持ちが伝わっていたこと。また、オーナーには「彼のことは好きだけど、彼の○○という行為は、今の状況下では私に不安を与える。私がそれを取り除ける方法を教えて」と伝えたこと。
これは、相手を改善させようというスタンスではなく、相手の不満な点を具体的に伝え、かつ自分がそれを受け入れるにはどうするか、というスタンスでのクレーム。これが功を奏したと考えます。

共同生活の危機脱出を喜ぶ反面、大声で感情をぶつけあってした親子・姉妹喧嘩を懐かしく思います。

いいフラットですね、という方。
水疱瘡よくなってよかったですね、という方。
殺菌スプレーって、どんなのですか、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。


(Umi)
今回のことで、本当にきちんと話をすることの大切さを学びました。
ただ、このスタンスを取れるのは私のフラットメイトが年代・性別・国籍が異なることも大きな理由の一つです。
これが同性だったり、同じ国籍だったりすると、ここまで寛容になれない自分が見え隠れします。
なかなか大人にはなりきれませんね^^;
私だったら、相手の気持ちも考えず、パニックになってそうなので、まだまだダメだなぁと痛感しました。
ローズガーデン、私も3日程前に行ってきました!!!本当に綺麗ですよね♪夏がやってきましたね♪♪
ぷんさんはまだ私の半分の年齢だから、これからどんどん大きくなりますよ。
何事も年相応に、その人の経験が積まれていきますよ^^
ローズガーデン良かったですよね。早朝は格別に素敵なんですよ。人がいない中で、バラを独り占めの雰囲気が最高です♪