海外で髪を切るときいつも迷う。なぜなら、日本でのヘアスタイルと海外のヘアスタイルは基本的に違う。日本で流行っているような誰か芸能人の髪型や、ボブでもショートでも、とにかく何かが違う。
カナダにいた時は知り合いの誰かに切ってもらった。
イギリスにいた時は地元のヘアサロンに行ったのだが、どうやってもどこで切ったか思い出せない。ただその後気に入らずに結局自分で切ったので、頭を逆さにしてザクザク切ったその記憶しかない。

で、今回自分で切るべきか、どこかに行くべきかと考えたとき、8月にある結婚式のためなので、リスクは避けたいと地元のヘアサロンへ行くことにした。

地元のヘアサロンでも当たりはずれはある。日本でも同じこと。いい雰囲気のところを求めてオークランドの街を歩きまわった。韓国人経営のヘアサロンが多い。安いけどなぜか行く気にならない。なぜならヘアカッターが皆おばちゃん。人はよさそうだけど、技術は微妙そう。
ということで、ニューマーケットやポンソンビーといった、少し栄えたところを見てみたが、どうもまだ決めかねる。

もうこうなったら「ブランド効果」に頼るしかない、と「TONY&GUY」に決めた。「TONY&GUY」はロンドンでもNYでも東京でも、とにかくどこにでもある。値段は基本的に高い。カットだけで一番安いスタイリストで95ドルした。日本で髪を切るときカットのみの場合(私は)東京でも5000円程度でしかお金をかけないが、今回は「TONY&GUY」ならただのスタイリストでも値段なりの技術はあるだろう、と信じて決めた。

彼も一緒に行ったのだが、男性のカットのみでも一番安くて75ドル。
でもとにかく値段はどうこう、「髪を切る」というのは本当に楽しい。失敗してもすぐ伸びるから大丈夫。早速予約をとって行ってみた。

土曜日の午後ということで、お店は忙しかった。でもスタッフは皆フレンドリーでちゃんとフリードリンクもあった。海外だとヘアサロンによってはシャンプーが含まれていなくて、行くと直接カットに入るところもあるが、ここは日本と同じ感じ。始めにどんなヘアスタイルにしたいかカウンセリング、そしてシャンプー、そしてカットに入る。
彼は
「短くカッコよくして。」と、
私は
「ビクトリアベッカムみたいにして。」(前さがりのボブ)とただそれだけ言った。
あとはとにかく彼らヘアカッターに任せた。見てればハサミの入れ方が違うのかなんだか言葉で表すなら「ザクザク」と切っていた。できあがった髪形は超いい感じ。ザクザクというだけあって、本当に大胆にビクトリアベッカムになっていた。
日本で切るとき、あくまで私の経験だけどヘアカッターも私達も「オーダーされた(した)」髪型を気にしすぎてしまうのか、大胆さに欠ける。

今回は「お任せ」でいったのがよかった。日本では経験したことのない、ロンドンでよくみるような頭になった。(どんな頭なのが漠然とした表現でわかりにくいが、とにかく「大胆」な感じ。)

これも新たな発見。日本ではいつも似たような髪形になっていたが、ここで新たな髪形に出会い、海外で髪を切る楽しさを味わった。これからもせっかくなので海外生活をしているうちに、その土地、その地元の人「お任せ」の髪型に出会ってヘアサロンに行くドキドキを楽しみたい。

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(Ai)
海外で自分にあった美容師さんを見つけるのは難しいですね。
私は2つの美容室に行きました。1軒目は泣きたい髪形に。2件目はまあまあ。
結局、今回は日本でカットして大満足です。
Aiさんは、ビクトリアベッカム風の大胆なボブなんですね。かっこいい〜♪海外ならではの髪型が楽しめていいですね☆
今回は大成功でした!TONY&GUY、いいですよ!ワールドワイドというだけあって、技術は基本的に高い気がします。
日本にいるときも好きなヘアサロンがあったのですが、なんだか毎回同じような髪型で(毎回同じようなオーダーをするからか・・)
だからか今回「もうやっちまってくれー!」という勢いでシンプルにオーダーしたのがよかったのかもです。
返信遅れてごめんなさい。
はいっ、95ドルは始め私も躊躇しましたが、人々が気軽にお店に入って行くのを見て何となく「私も」と!あと女性の髪はお金がかかりますね・・。染めたりパーマをすると2万円とかはすぐいっちゃいます!