今日郵便局に行って封筒を日本に送ろうとしたら「2ドルよ」と言われた。

「昨日は1ドル50セントだったよ」と言えば
「それは葉書、これは封筒」
「これ昨日と同じ封筒だもん」と言えば
「まあまあ、とにかく2ドルね」と言われた。私も「ま、いっか」と普通に払った。
このIRDナンバーの話はひどい。
私のIRDナンバー(ワーキングホリデーで必要な番号)がまだ来ない。番号は取得したのだが、確認の手紙が来ない。NZに着いてすぐ申し込んで1ヶ月経っても音沙汰がないので、申し込んだ郵便局や電話で問い合わせても誰も「悪いが私は知らんよ。」と責任転嫁。IRDナンバーを申し込む封書にはパスポート、ビザ、契約書のコピー等の個人情報が入っている。電話で確認しても、「あなたの書類はここにはないわよ、」と。申し込んだ郵便局に行っても「配達人が無くしたんでしょ。」と。「個人情報が入ったとても大切なものだから無くしちゃった、では困る!!」と言えば「僕わかんないも〜ん。」って・・。

自分の個人情報がどこの誰かも知らない人が見ていると思うだけで気持ちが悪くなる。
とにかくやっとこさ、電話で申し込み、IRDナンバー取得。10回以上なんだかんだ電話をして毎回違うスタッフに事情を説明、毎回「じゃあ手紙は1週間後くらいに届くわよ」と言われて早2ヶ月。まだ手紙はない。でも電話で確認するたび「登録はされているのよね」と言う。適当に対応されていると感じた私は「なら私だって適当に気にしないでおこ」と決めた。
この話は見習いたいほど。
イギリスの時の友達、マリーの話。
ある日、「私妊娠6ヶ月」と言う。
「6ヶ月って!?今まで気がつかなかったの!?」と驚けば、「わからなかった。」と言う。「生理は!?」「つわりは!?」「お腹のふくらみは!?」私達の質問攻めにも
「確かに生理、きていなかった。」
「つわりの時期はホリデーでビーチにいた。毎晩飲みまくって二日酔いだったからつわりか二日酔いかわかんない。」
「また太ったのかと思った。」と。
マリーは少し大柄な子。とにかく全く気がつかなかったらしい。
「彼は誰なの?」という質問に、
「たぶんあの彼。でも不法滞在がばれて国に返されちゃった。」と・・。
でも本人は本当に幸せそう。
私は昔「適当」という言葉が大嫌いだった。でもここにきてその「適当さ」もたまには利用すべきだと感じた。時たま彼らの「適当さ」を見習いたいほど。


「小さなことを気にしない」その大胆さが日本にいるとなかなかできない気がする。
「適当」という言葉のイメージはだらけた感じでよくないかもしれない、でも時々必要な気もする。海外で働くと日本人の細かさ(=丁寧さ)が好まれる。「小さなことに気がつく」きめ細かさ。でも同時にそれがネガティブに働くこともある。
「HAPPY-GO-LUCKY」になれってことか。この言葉は私のお気に入りの形容詞の一つ。思い出の単語。英語を始めた昔、この言葉を見つけて携帯のアドレスにも使っている。
「適当さ」も「HAPPY-GO-LUCKY」もただの言葉の違い。
言葉の意味がどうこうという以上にその言葉達をどう利用していくかが大切なのかもな、と思った。

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(Ai)
今日のお話は「KIWI WAY]の一種ですね。
友人と同じビザを申し込んでも、担当者によって書類が異なることも、よくある話♪
私もIRDを申請したら、申込書はあるけどパスポートコピーがないと言われ^^;、再申請。
学校が私に昨年11月に投函した手紙を受け取ったのが、今年の2月・・・。
日本にいたらクレームの洪水ですが、こちらでは「怒るが負け」と、どんと構える必要がありますね♪
KIWI WAYかな、WESTERN WAYかな!?
「怒るが負け」「流すが勝ち」なのかな。
でも、パスポートのコピーは怖くないですか!?ちと気持ち悪い、、、。じゅうたんの上で靴を履く習慣に出会ってから、この習慣、慣れていきますね〜。
お友達に嫌われてしまったのですか?!とても残念ですね。スパニッシュ系の方は、また彫りの深い顔立ちをなさっていそうですね。
それにしても18歳を越えて老化現象では早すぎます^^;私なんて化石になっちゃいますよぉ♪
Ai様
最近のオークランドは、強風・雷・雹とすごいことになっていますね。
そうそう、仰るとおりパスポートのコピーが無くなったのは、後味が悪かったです。
でも彼らの仕事ぶりを見ていると、何となく書類紛失も日常茶飯事の気がして、悪用されたケースは低そう・・・という、妙な安心感にも包まれますが・・・。私だけでしょうか?!
自分が適当にするのは、、やっぱできないですね。おっしゃるとうりその「適当さ」を許容できるような、受け止められる姿勢は大切ですよね。