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2022年10月31日

ニュージーランドの子育て

キックオフNZのブログをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!

前回は、ニュージーランドの出産についてお話ししました。

今回は、Aさんが実際に、日本とニュージーランドで子育てしてみて、違う点や、それぞれのいいところを3回にわたってお話ししたいと思います。

Aさんには3人お子さんがいて、そのうちの2人は小学校低学年くらいまで日本で育っています。今現在は、3人ともニュージーランドで中学校、小学校に通っています。

日本とニュージーランドの両方で子育てをしてみて、Aさんは、子育てについての価値観が大きく違うと感じたそうです。

特に、子供が何か世間体的に失礼な態度をとった場合(例えば、公共の場所で大声を出す事や、スーパーなどで買うわけでもないのに何かとってしまうといった行為です)、それは、子供の一般的な行動であって、親の責任ではない。という周りの認識、理解があるそうです。

日本で何か子供が周りに対して失礼な行動をとった場合、日本での一般的な認識では、親の教育がしっかりしていないと捉えられる可能性が高いと思います。しかし、ニュージーランドでの周りの認識は、親の責任ではなく、こういった行動は子供の自然であると捉えられるそうです。

これには私も驚きました。私自身は、やはり日本で育ってきたため、日本の認識があると思います。ある時、アジアンマーケットで働いていて、大声をあげながら通路を走り回っている子供がいました。それを見てとても危険だと思いましたし、親はこれについて注意するべきなのではないかと思ったことがあるからです。

ニュージーランドの親の中でも、そういった子供を注意する親もいましたが、なにも注意しない親もいました。

子育ての仕方は家庭によって様々ですが、周りの認識がこれを子供の自然と捉えるのには驚いたのと同時に、心が広いなあ。と感心してしまいました。

Aさんはこの認識の違いは、文化が違う人が多く住む、他民族国家であるか、はたまた同じ民族が大多数を占める国家であるかが関係しているのではないかという見解です。

同じ民族が大多数を占める国家である日本は昔から同じ価値観や認識で生きてきたこともあり、子供が何か他人に迷惑かけることがあれば、親の責任である。という暗黙の認識が出来たと思います。

しかし、多民族国家であるニュージーランドでは異なる文化から来た人々と認識を共通化することが難しいのと、多くの子供が他人に迷惑をかけてしまうという事実は変わらないため、それは子供の自然でしょうがないんだという認識になったのだと考えられます。

これは、子育てをしている親にとってはとても有難い認識で、子育てに周りからプレッシャーをかけられないので、気持ちに少しゆとりができ、子育てしやすいそうです。

私は親の立場を考えてあげられていなかったんだな、それが親の人たちに大きなプレッシャーを与えていたんだと、申し訳ない気持ちになりました。

これは、本当に日本とニュージーランドの両方の子育てを経験しているAさんならではの気づきだと思います。このようなお話を聞けて、貴重な経験になり、とても感謝しています。

ではまた次回!

ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!

Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!

(kapotto)


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2022年10月27日

出産の違い

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kapottoです!

前回、新しい出会いで、日本でも、ニュージーランドでも、出産、子育てを経験している方と職場で知り合い、その中で教えられたことがあったことをお話ししました。

今日はその方(Aさん)のお話から、ニュージーランドの出産についてお話ししたいと思います。

Aさんには3人のお子さん(上の子から男、男、女)がいます。2人の子は日本で出産し、最後の女の子はニュージーランドで出産をしたそうです。

出産にもニュージーランドと日本で違いがあります。

私の友人によると、日本では主に出産は病院や産婦人科での出産が一般的で、その中でも里帰り出産や、自分の住む場所で出産するかなどのオプションがあります。しかし、出産方法は、自然分娩か帝王切開かで、基本的に自然分娩が困難な方が帝王切開。というような方法のようです。

出産にも一回の出産費用が(人や場所によりますが)平均で40万円〜50万円かかり、出産一時金が協会けんぽへ申請すると42万円出るそうです。しかし、それにも条件があったり、実際にこの額をもらえても実費負担がある人も多くいます。

一方で、Aさんから聞いたニュージーランドの出産方法は私からするととてもユニークだとおもいます。

Aさんの妊娠が発覚した当初は、Aさんもよくわからず、とりあえずかかりつけ医(GP)のもとへ行ったそうです。しかし、GPはオプショナルで、GPで言われたのはMid Wifeを探してそこで検診してくださいと言われたそうです。Mid Wife をは助産師さんのことで、妊娠したらまず自分で助産師さんを見つけなくてはいけないそうです。

その探し方もとてもユニーク!マッチングアプリのように、自分の居住地、出産予定日、自分の希望する出産方法を入力するフォームから、自分の住む地域で、自分の希望する出産方法を提供してくれる助産師さんをネットで探せる仕組みになっています。

出産方法もニュージーランドでは、水中出産、自宅出産、病院出産などを選べるそうです。

自分の好みで選べるというのはとてもいいですね!(水中出産は身体の負担が軽いことから、Aさんは水中出産を選んだそうです。私も動画で見させてもらいましたが、これはいいなーと思いました。)しかも、出産にかかる費用はほぼ無料。Aさんが生んだ際はエコーのお金しかかからなかったそうです。

ただ、ニュージーランドでは、エコーは妊娠中に1〜2回のみで、記録がほとんどない。+体重の制限なども設けられていなかったそうで、体重コントロールは難しかったそうです。(もちろん助産師さんによるのかもしれませんが)


日本とニュージーランドで出産の仕方が違うのがとても興味深かったです。これも、両方経験しているAさんから聞けたことで違いが明確で良かったなと思います。

水中出産に興味がある方はこのリンクから、動画がありますので見てみてください

https://www.findyourmidwife.co.nz/howichoose

ではまた次回!

ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
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2022年10月24日

新しい出会い

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kapottoです!

皆さん、海外生活で一番つらいことはなんだと思いますか?

おそらくそれは人によってそれぞれ、つらいことの感覚は違うと思います。

それは、言語の壁であったり、家族に会いたいというつらさだったり、いろいろあると思います。

私がおそらく海外生活で一番つらく、おそろしいことは、「人とのつながりがない」ということだと思います。

おそらく、海外で語学を勉強しに来る人で、引きこもりになるために来る人はおそらく数少ないのではないかと思います。皆さん、やはり最初はだれか話ができる友達や知人を作ろうと努力すると思います。私もニュージーランド一年目は基本的に何かイベントに誘われたら絶対に行くということを心がけ、新しい人とのつながりを求めていました。

私は今3年ほどニュージーランドに住み、生活にも安定感が出てきました。またパートナーができて、周りに友達ができて、となると、なかなか自分から新しいコミュニティを探そうというようにはなりません。

しかし、家にこもって、仕事をするだけでは、ほかの人とのつながりというのを感じにくくなってしまったり、新しい刺激に出会えなかったりします。(もしこれでパートナーも友人もいなかったら、とても孤独だったのではないかなと思います。)

やはり、そういう時に、社会に出て働くことや、何かしらのコミュニティに属するということは、新しい人との出会いがあって、とてもいい刺激になります。

私はこのブログのお仕事以外にも、アジアンマーケットで働かせてもらっていますが、最近日本人の新しいスタッフさんが働き始めました。

その方は、ニュージーランドのハイキングをした際に一回お会いして、私がその際に自分のアジアンマーケットの職場環境がいいことを覚えていてくれていたらしく、求人を出した際に応募してくれたようです。

その方には、ニュージーランドの旦那さんがいて、3人のお子さんがいます。彼女は数年前まで日本で子育てを行っており、旦那さんとの話し合いで子供の教育の為にニュージーランドへの移住を決めたそうです。

私はニュージーランドでの子育てや、教育に関してとても興味があったのですが、実際に体験していないので、彼女とお話ししていく中で、ニュージーランドでの教育や子育てに日本との違いがあることを教えていただきました。

新しい出会いで、また新たな情報を手に入れることができ、社会に出て働いていて良かったなと改めて思わされました。

次回は、彼女の話から、日本とニュージーランドの出産や子育ての違いについてお話しできたらいいなと思っています。

ではまた次回!

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2022年10月20日

流れが違う

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そういえば、前に日本に帰った時に、ニュージーランドと違うなと思ったことがまだあったので、今日はその話をしたいと思います。

それは、「ニュージーランドと日本の時間の流れ方」です。

日本への帰国は3年半ぶりで、ちょっと浦島太郎状態だったのですが、街並みとしては、自分の故郷が田舎ということもあって、あまり変わってはいませんでした。

しかし、個人的な感覚ですが「日本はニュージーランドより時間の流れが早い」と感じたのです。

それは、きっと経済的な動きが早いとか、流行というのが日本では大きく影響しているからなのかもしれません。

今回一番驚いたのは、「PayPay」 です。

実家のお菓子屋がお盆中は忙しかったので手伝ったのですが、お客さんのレジ接客中に「PayPayで」と言われたとき、私は一瞬フリーズしてしまいました。(言われるまで「PayPay」の存在を知らなかったからです)

さすがにお客さんに「PayPay 」って何ですか?とは聞けなかったので、すぐに別のスタッフさんに助けを求め、PayPayの支払い方法を教えてもらいました。

あとから、友人にペイペイが電子マネーであることや、キャッシュバックがあるなどという利点を教えてもらったのですが、ペイペイを知らない事にびっくりされました。

日本に住んでいたらあたり前な事なのかもしれませんが、久しぶりに帰ってきた海外在住者にしてみれば、なんじゃこりゃです。

ニュージーランドではすでにカードでの支払いが普通となっていますが、支払い方法は多様化していないです。(むしろシンプルでわかりやすくて私はこちらの方が好きですが)

ニュージーランドは日本より人口も少ないですし、サービスも多様化していないので、なんだか時間的にゆっくりしているんですよね。(ニュージーランドに住んでいる人も日本人よりゆったりしているような雰囲気がありますし)

日本人でも、ニュージーランドに住んでいる人はもっとニュージーランドナイズされていて気分的にゆっくりしていると感じます。

日本のようにいろいろなものがすぐに変わっていって、サービスが多様化していて、それはそれでとても便利でいいのですが、ニュージーランドの時間の流れに合わせて生活していると、どうも日本の時間の流れの速さについていくのは難しい!と感じました。

日本の便利さは世界でもトップクラスだと思いますが、ニュージーランドのゆったりした不便な日常というのも、悪くはないと思います。

こうやって話をしていると、読者様には伝わりにくいんじゃないかな。と思うんですが、これはニュージーランドで生活してみて、初めて体感する事だと思うので、皆さんもこの独特なニュージーランドの時間の流れを体感してみてほしい!って思います。そして日本に帰った時におそらく私と同じような感じ方をするのではないかと思います。

ではまた次回!

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2022年10月17日

衝撃価格!!

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今回、日本へ再び帰国する際に、今飼っているネコさんたちを一緒に日本に連れて行こうと計画しています!

そこで、ニュージーランドから日本へペットを送る方法を日本語、英語でインターネットでくまなく調べました。

日本や、欧州などでは、ペットの輸送は飛行機にペット料金が加算され、一緒にペットと移動できるのですが、ニュージーランドでは、ペット同伴でのフライトというのがありません!

もちろん、ペットの移動はできるのですが、ニュージーランドの規定により、ニュージーランド航空の飛行機のみで輸送が可能になるそうです。

通常、ペットと一緒に移動する場合は、加算料金一匹あたり2万円程度で済むのですが(もちろん、輸送する国によって検疫に規定がありますので、それに従って、獣医の健康チェックやワクチンなどの必要性はあります。)ニュージーランドでは、ペットは荷物として空便扱いで送られるため、莫大な値段がかかってきます。

ペットの輸送に関しての処理は、日本での受け入れに当たり、ニュージーランドが指定地域国になるので、輸入手続きがほかの国に比べて簡潔になるので、それはとても有難いのですが、(ワクチン接種の義務や輸出前の待機などが不要になります)ニュージーランドの輸出国の証明書に関しての手間が少し複雑です。

いざ、ニュージーランドを出発する!となった際にペットが送られないなんてことになるのはとても怖いですよね。私もとても怖いので、今回は、ニュージーランド航空が指定しているエクスポーター(ペット輸出に関して取りまとめをする輸送会社)にお任せすることにしました。

2匹、大切なネコちゃんを送るために、クライストチャーチの輸送会社に見積もりを依頼したのですが、なんと、、、

2匹で約4300ドル(日本円で約35万!!!10月の相場)!!!!!

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まさかの値段で衝撃をうけました。。。普通に犬をペットショップで買うのとほぼ同じ値段っていう。。。見積もりで一番お金がかかっていたのが航空便料金で、5キロ未満で一匹当たり1200ドル。その他は、獣医の診療代や、輸出国の発行手数料などです。

さすがに、この子たちを手放そうか。。とも一瞬頭によぎったのですが、自分の子供を捨てられないのと一緒で、私のネコちゃんは大切な家族になってしまったので、高額なのを覚悟で、輸送会社に依頼することにしました。

とほほ、な値段ですが、命には代えられない!!

でも、なぜほかの国では一緒に飛行機で移動できるのに、ニュージーランドでは出来ないんだー!とちょっと資本主義が恨めしく思ったのでした。

ではまた次回!


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2022年10月13日

自転車のルール

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日本から、ニュージーランドに帰ってきて、ニュージーランドのいつもの生活を始めて早一か月が経とうとしています。

今までクライストチャーチに住んで3年以上経っているのに、今回初めて気づかされたことがありました。

それは、「自転車通行ルール」です。

クライストチャーチには、市街地の近くに「ハグレーパーク」という大きな公園があるのですが、そこの中の道は、自転車で通ってもいいところと禁止されているところがあります。

今まで、私はハグレーパークの自転車許可が出ている所を走っていると思っていたのですが、先日、仕事にいくためにその道を通ったら、周りの歩いている人たちに”Insane!!!!”と言われてしまいました。

その人たちの横を通過する際にちゃんと事前にベルを鳴らして通ることも伝えていましたし、ゆっくり走っていました。なぜ、Insaneなんて言われなきゃならないんだ!とちょっと疑問がありました。

Insaneは日本語でよく言えば「非常識」、悪く言えば「頭おかしい!」いわば、人を非難するようなときにつかわれる言葉です。

どうして、そんなことを言われなきゃいけないんだ。私は自転車がオッケーな所を通っている!!と思っていたのですが、念のため調べて見たところ、ちょうど私がInsaneと言われたところは自転車がオッケーな所ではなかったのです!

まさか、3年間ずっと通っていた道が自転車禁止の道と知り、無知で恥ずかしくなった一方、市ももう少しわかりやすく記してくれればいいのになと感じた出来事でした。

基本的に、クライストチャーチでは自転車専用レーンがしっかりあったり、「Bicycle Permitted 」という標識がありますから、それに従えばいいのですが、よくわからない場合はしっかり自分でインターネットで確認することをお勧めします。

参考にハグレーパークの自転車通路のウェブサイトを載せておきます。

https://ccc.govt.nz/transport/getting-around/cycling/cycling-maps/


ではまた次回!


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2022年10月10日

姉と私

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今日は、ちょうど姉の誕生日で、ちょうど思い出したので、姉についてお話ししたいと思います。

私は4人兄弟の末っ子として生まれてきました。よく、生まれ順で性格の傾向があると言われていて、私が子供のころは「血液型 自分の説明書」や「兄弟の生まれ順 自分の説明書」といったシリーズが人気でした。

その取扱説明書でも書かれていた末っ子の典型的な特徴を私は持っていて、自由で型にはまらない性格です。

その反面、姉はお兄さんも、妹もいて、間に挟まれているので、両方の反面教師で、世渡り上手です。

姉は昔から親しい友達も多く、人間関係が上手なので誰からも好かれました。今でも、女性が多い職場でありながらも、周りの人と良好な関係を築くのが上手です。

また、姉は容姿にも恵まれていて、よく性格や容姿で周りと比べられていたため、私は子供のころは姉を妬ましく思うこともありました。

そんな姉と仲良くなったきっかけは、大学時代に二人で一緒に住んだ経験があったからです。その時から、容姿端麗で、世渡り上手な姉でも、大変なことがあることを知った時から、完璧な人間なんていなくて、姉は姉で人間関係で苦しんでいることを知りました。

周りとうまく波長を合わせられる反面、自分の意見を言えずに悩むことも多かったそうです。

また、私は自分の芯が強く、自分の意見をはっきり言うタイプの人間で、姉とは逆だったので、お互いにないものねだりで、尊敬しあい、今ではとても良好な関係を築いています。

今は姉は日本で家庭を持ち良好に過ごせています。穏やかに過ごしたい姉にとって、海外の事は、私の話を聞くので十分に満足している様子です。

人から聞くのと、実際に体験するのではだいぶ違うと思いますが、日本の安定的な生活が好きな方にはそれがちょうどいいのかもしれません。

しかし、姉のように人に自分の意見を言えなくて苦労したりストレスを感じたりする人にとって、一回でもいいから海外に出て、いろいろな経験を通じる中で、自分の思うことを言えるようになるのではないかなと感じました。

海外経験でその人自身の何が変わるのかはその人がどうやって過ごすかによって大きく変わると思います。自分の中で、悩みがある人は、海外でそれに集中して、違う環境で自分を見つめなおすというのは、新たな自分を発見する、もしくは悩みを改善するいい機会になるのではないでしょうか。

ではまた次回!


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2022年10月06日

歳を重ねていくこと

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先月、31回目の誕生日を迎えました!(私のプロフィールも、もうアラサーは使えない年齢になってきたかな?)

歳をとるのは、30歳を過ぎてくると嬉しくないという人もいますが、私はまた1つ年齢を重ねられて嬉しいなと思います。

これは、1年前?すでにお話ししたと思いますが、ニュージーランドでは年齢を重ねていくことをあまり悪くとらえたり、それのせいで、自分の行動を制限したりする人は日本に比べ少ないと思います。むしろ、年を重ねていくことを肯定的にとらえている人も多いと思います。

私も、今もまだ体力がある(もちろん、20代のころに比べてお酒が飲めなくなったり、少し腰や膝に痛みを感じるようになってきてはいるけれども)と自負していますし、一年一年、いろいろな新しいことをして、経験を積んでいると感じています。

今年はひょんなことからネコを飼い始めました。散らかしたり、変なところでおしっこしたりします。昔の私だったら、そういうのに耐えられなかったと思うんですが、今は綺麗好きな部分を封印して、しょうがない。あきらめという我慢を学んだな。と感じます。

子供だったら、もっと手間がかかったり、教育に時間がかかったりするのでしょう。子供の教育に我慢はつきものですが、その心構えはネコのお世話によってすこし学ばせてもらったような気がします。今年の成長でした。

これは、西欧の文化なのかもしれませんが、年齢によってのこうあるべきという指針や規則というのがあまりなく、40代、50代の人でも大学に通い直し、勉強している人もいます。

日本は、〇〇歳だから、こうあるべきというよくわからない縛りがあるように感じます。私が「薄いピンク色や明るい服を着たら、もっと似合うよ」と私の母にいったことがあるのですが、「もういい歳だから着られない」と断られてしまったことがあります。

何歳になっても自分の好きな色を着ることに制限はないと思いますし、むしろそういう服を来ている人の方が生き生きとしていて、顔色もよく見え、若く見られると思います。(色によって私たちの気分は変化することも、よく科学的に証明されています)

年齢や周りの目を気にして、自分のしたいことをしない、我慢するというのはあまりにもったいない。何歳になっても、自分がしたいことをしている、挑戦している人は自分らしく生きていて素敵だなと思います。


皆さんも、年齢を気にして自分のやりたいことを我慢してしまっていませんか?

自分らしく、自分がしたいことをしていいと思いますよ。もっと今の自分を、年齢を肯定して、生きてみてはいかがでしょうか?

ではまた次回!

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2022年10月03日

食意識の違い

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ニュージーランドに戻ってきましたが、まだ少し日本の旅行の時のお話をします!

先日、ニュージーランド出身の友達と登山にいった中で、日本とニュージーランドの違いについて話をしました。

彼は、日本に「Jet Program」という日本とニュージーランドの間の協定プログラムで日本へ渡り、数年の英語教師の経験の後、私がもともと勤めていた会社へ転勤して来ました。現在では日本に住んで8年になります。

最初に日本に移り住んできた8年前に、ニュージーランドでは環境問題の意識が国民に既にあり、ベジタリアンやヴィーガンの友人も多くいたこともあって、彼もフレキシタリアン(肉をできるだけ食べないようにするが、たまに付き合いなどで会食べる程度の人のこと)だったそうです。

しかし、日本へ来た際に、日本で外食などをする際に、肉を食べない料理(ベジタリアン料理やヴィーガン料理)があまりにも少なすぎて、今では、普通に肉を食べる習慣に戻ったそうです。

彼のヴィーガンの友人が日本に来た際も、全くヴィーガンの人が食べられる食べ物が外食でなく、日本での旅行はしょうがなく肉を含んだ食べ物を食べなくてはいけなかった。と言っていたそうです。


この、食生活に関しては、日本と海外の差だなと私も感じます。

日本では、ようやく最近になって、環境問題への投資をする企業や、プラスチックをできるだけつかわないようにする取り組みをする企業が増えてきたりもしていますが、いまだに過包装だと思う商品もたくさんあり、ニュージーランドやほかの国々と比較すると遅いと感じてしまいます。

特に、ベジタリアンやヴィーガンとまではいきませんが、肉を食べる量を減らすといった食生活改善意識はまだまだ低いな。と感じます。

私は、今回日本の友人にできるだけ自分はお肉を食べないように心がけているといったことを伝えてきましたが、みんな「ふーん」といった程度で、あまり関心が無いように感じました。

もちろん、そういった取り組みをしている人も日本にはいると思いますが、ニュージーランドやヨーロッパに比べると、圧倒的にヴィーガンミート、ベジタリアンミートなどの肉の代替品の数が少ないですし、食生活を変えようと努力しようと思っても、それがしにくい環境であるのは明らかです。

日本人の肉の消費量は、ニュージーランドや欧米と比較してもかなり少ないとは言われていますが、それでも、日本では炭水化物を減らして、肉などのたんぱく質をメインに食べるダイエットなどで健康志向の強い人の中では、肉の消費量がさらに増えていることもあります。

日本は、健康志向の高い人は本当に多いですが、環境への負担などに関しての意識が高い人は多くありません。

これはニュージーランドに帰ってきた際にジャパンマートで売られていた大豆ミートですが、こういった代替品も少しずつではありますが、増えてきています。

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ひき肉と同じような触感で、美味しかったです!こういった商品がもっと買いやすく(値段は少し高めでした。。)、肉がなくても同じように日本料理が楽しめるようになったら最高だなと思います。

出来れば、日本の健康ブームならず、環境ブームが来て、日本でもベジタリアンまではいかなくとも、フレキシタリアンの人が増えていってくれればいいなと思います。

ではまた次回!

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