kapottoです!

今日は前回に引き続き、実家のお話。しかし、私的なことではなく、実家の家業のお話です。

「引き継がれていくこと」というタイトルで2021年11月に実家の家業についてお話しさせてもらいました。
そのブログを書いた際には、まだまだ新型コロナウイルスの脅威もあって、日本に帰国してお祝いすることは叶わず、ニュージーランドからのお祝いとなってしまったのですが、今回、ついに新店舗を見ることができました!

私の実家は、「菓子庵石川」という名前で今年で創業101年目となります。
現在は、地元近辺のデパートなどで、地元銘菓として販売してもらったり、地元には今回新しく出来た店舗も含め、直営として3店舗あります。(本店・アルプスファクトリー店、ベルシャイン店)

私の曾祖父から始まったこの家業ですが、当時は駅の周りが商いとしては一番良い立地だったこともあり、本店は未だに駅前の商店街にあります。


こちらが本店です。昔、この店で曾祖父が日本料亭もやっていたことから、日本の伝統的な趣を残しています。
しかし、時代の流れ、交通機関の変化に伴い、現在では長野県の主な交通手段は車です。(ニュージーランドでもおそらく車が一番の交通手段だと思います。)なので、アルプスファクトリー店は、圏外の人が高速道路を使って来ることも考慮され、スマートインターチェンジの近くに新店舗を構えました。



新店舗は、若い人を呼び込むために、洋菓子やイートインスペースを設け、子供たちのお菓子作り教室や、子供が喜びそうなイベントも開催するなど、気軽に入れるような店作りを目指しています。

日本では7月半ばから新型コロナウイルスが増加したのですが、今回は初めての行動制限なしの長期連休を迎えたため、私もお盆期間中は新店舗で手伝ったのですが、多くの人で賑わい、一番忙しかった日には、今までで一番多い売り上げを達成することができました!本当にありがたいことです!

こうやって地元の方に愛されて今まで101年間続けられてきていて、本当に感謝だなと実感しました。

姪っ子は両親の働く姿を見て、とても尊敬していて、将来はパティシエになると言ってくれています。ありがたいことです。(次世代は女社長になったりして!!(笑))
今でも新型コロナウイルスの影響で、それでも経営がなかなか難しい状況ではありますが、今回現場に出て、周りから支えられていることをよく実感できたので、心が温まり、少しほっとした気持ちになりました。

これからも、応援のほど、よろしくお願いいたします。
菓子庵石川 HPはこちらです
https://kashian-ishikawa.com/
ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)