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2022年09月29日

サマータイムと祝日

キックオフNZのブログをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!

今まで、日本の旅行の話をしてきていましたが、今日はニュージーランドについてお話しします!

2週間前イギリスの王室、エリザベス女王がお亡くなりになったという悲報が全世界中に流れました。

日本のニュースでも国葬のニュースが多く取り上げられていました。

イギリスでは、弔問のため、9月19日(月曜日)が祝日となり、約25万人の方が弔問のために参列されたというニュースがありました。

ニュージーランドも、イギリスの文化が色濃く残る国で、祖国の女王を弔うために26日(月曜日)が急遽祝日となりました。

エリザベス女王のことに関しては、私もあまり詳しくはわからないのですが、70年7か月にわたって王室業務に携わっていて、イギリスで最高齢で最長在位の君主だったそうです。

ニュージーランドの硬貨にはエリザベス女王の横顔が彫られているのですが、硬貨が作られた年によってエリザベス女王の横顔が変化しています。

1990年代に作られた硬貨のエリザベスの横顔はまだ若い頃の横顔が描かれ、それから2000年のある年を境にまた横顔の首やあごの部分が丸みを帯びているのがわかります。

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興味がある方はニュージーランドの硬貨を手に入れた際には見てみてください!

いきなり26日が祝日となり、その日はちょうどクライストチャーチでは桜が満開でした。なので、桜の木の下で助六寿司を食べながらちょっとしたお花見をしました。

クライストチャーチの桜のお花見は今年で3回目?となりますが、パンデミックの影響もあって、お花見を知っている、日本人の友人はみんな帰国してしまい、今ではほんのわずかになってしまいました。こういう友人が遠くへ行ってしまうさみしさは、海外生活が長くなればなるほど、つらく感じるようになりました。

ともあれ、桜が春の訪れを感じさせてくれ、ニュージーランドはいよいよ本格的に暖かくなってきます。

そして日曜日から、ニュージーランドはサマータイムに入りました。

サマータイムのおかげで、日が長くなった夏を、夜遅くまで楽しむことができます。日本も、夏はサマータイムを導入して、夏、20時を過ぎても明るく、外で遊ぶのを楽しめるようにすれば、もっと人々の夏の楽しみが増えると思うのにな。と思います。日本政府!サマータイムの導入を検討してください!!と言いたいです。

今年の夏はロトルアへ旅行する計画でいるので、とても楽しみです。(ニュージーランドの夏の気候は、今までで最高の気候だと思います!!)夏が近づくにつれて、わくわくするのもニュージーランドならではかなと感じます。

そんな感じで、26日、春の訪れを感じつつ、夏に向けてわくわくした一日でした!

ではまた次回!

ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!

Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!

(kapotto)


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2022年09月26日

日本とNZのスマホ料金プラン

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kapottoです!

海外在住者で、日本へ一時帰国した人がおそらく日本で感じるだろうなと思ったことがあります。 それは、「スマホ料金が高額」であることです。

日本へ一時帰国をしたはいいものの、どうやって家族と連絡を取ろうかと、悩む方は多いかもしれません。

私もその一人で、SIMカードはどうやって手に入れたらいいか悩みました。

日本は、海外から見るとケータイ業界で特徴があります。

それは、ケータイ業界大手3社(Softbank au docomo)が寡占企業と呼ばれるほど(楽天モバイルもこれに参入し始めているそうですが)、携帯市場を占めている事です。

外国の友人に、日本のケータイ電話料金プラン等がとても高いとよく言われます。

それは、大手3社が市場のほとんどを占めていることで、他社との価格競争に左右されず、3社それぞれでケータイ電話料金を高く設定できるためです。

日本政府も2019年に携帯寡占企業に携帯電話料金プランの見直しを図るように勧告していました。このように、政府が勧告をするほど、日本のスマホ・ケータイ料金プランは世界的に見ても高いと言えます。

最近では、格安スマホ料金プランを提示する会社も増えてきていますが、それでも、基本的には事務手数料で3000円ばかり取られてしまったり、解約料がかかったりと、なんだかよくわからない手数料にお金がとられてしまいます。


しかし、日本は経済の流れが早く(少なくともニュージーランドと比べると)、最近では家にWI-FIを置かずにスマホのデータ使い放題プランで過ごす単身者も多いので、高くても需要があるのが現状です。


私も、今回は電話番号等は要らないと思ったので、データだけ使えるSIMカードを成田空港で買いました。(成田空港JALエービーシーレンタルWifi)でSIMカード(データのみ1ヶ月2ギガ)を購入しました。ラッキーで、キャンペーン期間中だったので、同じ値段で3ギガまで使えるSIMカードを手に入れました!値段は2180円でした。(3週間の滞在でほぼほぼ使い切ってしまいました。)

しかし、短期旅行者向けのSIMカードでもこれだけ高いのに驚きです。

では、ニュージーランドではどうかというと、ニュージーランドでは格安SIMカードでチャージ式のものから、Vodafoneのようにニュージーランドで大手と呼ばれる携帯会社まで様々あります。

私は、最初はVodafoneを使用していたのですが、勤務場所、家、学校など、私がよくいる場所にはWi-Fiが完備されていますし、もしデータを使ったとしても、旅行などで市から離れると圏外になってしまって(南島では、市と市の間が離れているのですが、そういった農場地などではだいたい圏外になってしまいます)、どっちにしろあまりデータを使いません。

今まではVodafoneの定額プラン(一か月約20ドル(約1600円))に入っていたのですが、友人の勧めでWarehouse mobileを使うようになりました。これは、自分の好きなプランもしくはデータ、通話料を個別でネットでチャージする方式で、私はいつも1.25ギガで8ドル(約640円)を、なくなりそうになるたびにチャージしています。

ほぼほぼデータを使わないので、大体一か月に一回チャージするかどうかという感じなので、月々は約640円です。ちなみに、事務手数料は存在せず、(日本のこの事務手数料に関しては意味が分からないのですが。。)SIMカードも1ドル(約85円)で買うことができます。

あまり携帯電話を使わない人には、このくらいのチャージ式の方法の方が気軽でいいなと感じます。

日本ももっとこうやって安くなれば、物価が上がる一方で生活が困窮していくのを少しでも緩和でき、もっとお財布に優しくていいのにと思いました。

ではまた次回!

ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
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Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!

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2022年09月22日

日本の登山・ニュージーランドのハイキング

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kapottoです!

日本に一時帰国中、3回山に登りに行きました!

一回目は友人と高山市と飛騨市の間にある猪臥山(いぶせやま)標高1519m。天候にあまり恵まれず、本来は立山に登ろうと思っていたのですが、断念。しかし、この山は小さいですが、小さい山が山頂までに3回くらい通過しなくてはならず、登ったり下りたりしなくてはならなかったので、登り甲斐がある山でした。

また、この山には生き物もたくさんいて、かえるに、クワガタ、マムシ3匹!!!と出くわしました。

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マムシはわかりづらいですが、見えますか?蛇がいるのも、日本の山だなー。と感じさせてくれます。

山頂からの眺めは、すこし曇っていて良くは見えませんでしたが、飛騨市の街並みを見ることもできました。

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日本の神道から、山の神の祠が祀ってありました。これも日本の文化だなと感じさせてくれます。

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4時間半程度の登山でしたが、アップダウンが多かったので、疲れました。

二回目は、これまたあまり天気に恵まれず、兄と登りに行ったのですが、また地元の霧訪山(きりとうやま)1305m。ご来光登山をしたいと兄が言ったので、あさ4時から登頂開始。真っ暗です。クマが出てこないか本当に心配でした。(クマが出るのも、日本の山らしいですね。)

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山頂で軽い朝食。ご来光は霧で全く見えませんでした。

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4時間程のハイキングでしたが、兄といろいろと家族や、家業の経営の事などを聞けて良い時間でした。

3回目は、ニュージーランド出身の友達と、これまた地元の山である陣馬形山(じんばがたやま)1445mへ。

この日は午前中は晴れて、見晴らしの良い景色を堪能することができました。

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南アルプス、中央アルプスの両方の景色を楽しむことができ、朝コーヒーも飲んで、最高の登山ができました。

ニュージーランドの友人とは、私が実際に感じたニュージーランドでの生活の事、日本との違いをお互いにシェアすることができ、とても有意義な時間でした。またこれについては話したいなと思います。

と、2週間の間に3回登山に行ったわけですが、あいにく2000メートル以上の山に登りに行くことはできず、1回目の登山は暑すぎて途中で少し熱中症のような症状が出てしまいました。

日本の登山は森林が多く、生き物もたくさんいます。しかし、生き物の中には、命に危険がある生き物も生息しているので気を付けなければならないのと、夏の低山登山は、熱中症リスクが伴うことには気を付けなければなりません。

ニュージーランドでは、ナショナルパークに行かない限りは、なかなかニュージーランドの天然の自然を味わうことは難しいです。しかも、多くのハイキングコースはかなり開けているので、天気がとても良い日に行くと、本当に暑いです。(たまにとても風が強く、飛ばされそうになったこともありました。。。)

しかし、ニュージーランドの天然の自然は本当に綺麗で、景色も大自然です。南島のミルフォードサウンドでグレイトウォークをハイキングした時は、本当に素敵な大自然のフィヨルドを目の前に開放的な気分でハイキングができたのは、これからもずっと記憶に残るだろうな。というくらい美しかった!!!!

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それから、ニュージーランドには危険な動物がいなくて、安心してハイキングできるというのも、ニュージーランドハイキングのいいところです。

日本の登山とニュージーランドハイキングはそれぞれに違いがあって、いいところも悪いところもどっちもおたがいにあって、興味深いです。

甲乙つけがたい!!!結論としては、どっちもすきです!!

ちなみにですが、日本ではよく登山をする、山を登るといいますが、ニュージーランドでは主にHikingと使うことが多く、Climing mountainsとはあまり使いません英語のニュアンスの問題だとは思うのですが、Climing mountains とつかうと、ピッケルなどを使って、マウントクックなどの高山を何日もかけて登るというイメージになるようです。

一回友人にMy hobby is climing mountainsといったときは、え!!!何日かけて登るの?そんな体力あるの??と質問されたことがあります(^^;)なので、皆さんも軽く登山するだけであれば、Hikingを使った方がいいと思います。

ではまた次回!

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2022年09月19日

外食、価値観の違い

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kapottoです!

前回、日本の私の食事が美味しすぎて幸せだったという記事を挙げましたが、本当に日本って、食事に恵まれているんですよね!外食もニュージーランドとは違います!多種多様なサービスがあって、面白いです。

その中でも日本にあって、ニュージーランドでは見られない外食ビジネスの良いところは、「外食の安さ、手軽さ」が挙げられます。

日本滞在中、お彼岸過ぎに友人に会いに高山へ行ってきました。

登山をしようと思ったのですが、前日に土砂降りがあり、高い山に上ることを断念。近場の山に登ることにしました。

近場の小さな山なので、朝に余裕があり、朝6時から営業している高山の地元の人が通う「うどん屋さん」に行きました。

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休日朝6時にもかかわらず、多くの地元の方で賑わっていましたが、ひっきりなしのお客さんが来ることと、食べたらすぐに帰るので、とても回転率がよく、うどんも注文して1分も待たずに出てきました。(個人情報があるので、一部加工しています。)

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とても美味しいうどん!朝なので、半玉+卵トッピングで350円(安!!!!)

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とってもおいしく、安い朝ごはんを堪能しました!

日本は、まず忙しい人が多いので、お客さんの滞在時間が平均的に短く、回転率がいいことで、安く提供してもお店の利益につながるんだろうなー。と思います。

日本で忙しく働いている人たちや、学生のような人たちにとっては、とてもありがたいお店だと思います。

ニュージーランドでは基本的に外食に出る際は、友人や家族と時間をかけてゆっくり過ごす。という価値観で、レストランは基本的にそういった場面を提供する場所として利用されます。

なので、ニュージーランドで手っ取り早く食べる際は、ファストフードやテイクアウトというのが基本になり、日本のような立ち食い蕎麦屋というのは、ニュージーランドの人たちにとってはUnbelievable!!なのかなと思います。


居酒屋も、とても安いと思います。先日、友人と居酒屋に飲みに行った際には、お腹いっぱい食べ、お酒も3杯飲んだにもかかわらず、3000円以内で収まりました。これに関しては、日本の居酒屋サービスはすごいなー。と感心してしまいますが、もしも飲み放題をニュージーランドのサービスで提供を始めたら、きっと採算が合わないと思います。西欧人はお酒に強い人が多いですからね〜。(過去に私のヨーロッパの友達が日本を訪ねてきたときは、飲み放題を3件はしごしました。。。それだけ、強いんですよね。)

日本の外食の安さは、本当に忙しい日本人にとって、気分転換と美味しい食事で腹を満たすこと、食事の手間を省くという点でとても大切だと思います。

ニュージーランドではあまり忙しくしている人が多くはないので、この外食の価値観はあっていないのと、おそらく回転率が悪いのでこのような日本の外食ビジネスはうまくいかないとは思いますが、それは、きっと国民性の違いなのかな。と思いました。


ではまた次回!


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2022年09月15日

日本食は美味しすぎる!!

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さて、私が3年半ぶりに一番最初に食べたものは、ローソンの具増量納豆巻きでした。

それですら、ものすごく感動したのですが、両親が私が実家に帰った際にお寿司の出前をとっていてくれており、3年半ぶりに、巻いていない寿司を食べることができました。うまいっ!!!!

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そして、毎朝、納豆と母が作ったお味噌汁を毎朝飲むことができました。健康的で、美味しい日本の朝食!!!

そしておやつには、私の地元、長野県では、「天ぷらまんじゅう」というのをお彼岸になると食べる慣習があります。「天ぷらまんじゅう発祥」は1600年代長野県伊那市高遠町で、その後に会津地方に伝えられていき、岐阜などでも食べられるようになりました。

福島県ではあげまんじゅうというまんじゅうを揚げたものが食べられているそうですが、天ぷら饅頭は、まんじゅうに衣をつけて揚げた、本当に天ぷらとまんじゅうの融合した背徳的なまんじゅうなのです!!!

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母が温泉まんじゅうを揚げて、天ぷら饅頭にしてくれました。外はサクッとして中は温泉まんじゅうのフワフワ感。炭水化物と脂質のコラボでまさしくダイエットの大敵といえる食べ物なのですが、これがまた格別に美味しい!!!

てんぷらまんじゅうは長野県の南部のスーパーで買うこともできますが、やはり揚げたてが一番おいしいので、食べてみたい方は温泉まんじゅうを買って自宅で揚げることをお勧めします。

また、実家の庭で、お盆過ぎには家族が集まってバーベキュー+花火をしました。毎年恒例のようにやっていたのですが、新型コロナウイルス以降全くこの会をすることがなかったそうで、3年ぶりの家族恒例バーベキューは甥っ子も姪っ子も楽しんでくれました。(個人情報なので、顔は伏せさせてもらいました)

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私もニュージーランドでは普段はお肉をあまり食べないようにしていますが、日本に帰国した際は少しだけ解禁。久しぶりに豚肉、牛肉を楽しみました。


母が作ってくれた食事を家族と食べる時間は、本当に美味しくて大切な時間で、3週間たっぷり、日本食を楽しみました!!!

ニュージーランドではやはり手に入らない食材も多く、また手に入ったとしても日本の値段の何倍もするので、日本で日本の食事を楽しむことがこんなに大切で幸せなことなんだと、日本に帰って改めて実感しました。

海外生活は楽しいですが、日本の食事が安くて美味しすぎて、こういうところは本当に日本に帰りたいと思う理由の1位になる(もしくはTOP3には入る)のではないかと思います。

ニュージーランドにも美味しい食べ物はあるけれど、やっぱり日本食にはかなわない!かな。(個人的意見ですが)

ではまた次回!


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2022年09月12日

101年目

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今日は前回に引き続き、実家のお話。しかし、私的なことではなく、実家の家業のお話です。

「引き継がれていくこと」というタイトルで2021年11月に実家の家業についてお話しさせてもらいました。

そのブログを書いた際には、まだまだ新型コロナウイルスの脅威もあって、日本に帰国してお祝いすることは叶わず、ニュージーランドからのお祝いとなってしまったのですが、今回、ついに新店舗を見ることができました!

私の実家は、「菓子庵石川」という名前で今年で創業101年目となります。

現在は、地元近辺のデパートなどで、地元銘菓として販売してもらったり、地元には今回新しく出来た店舗も含め、直営として3店舗あります。(本店・アルプスファクトリー店、ベルシャイン店)

私の曾祖父から始まったこの家業ですが、当時は駅の周りが商いとしては一番良い立地だったこともあり、本店は未だに駅前の商店街にあります。

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こちらが本店です。昔、この店で曾祖父が日本料亭もやっていたことから、日本の伝統的な趣を残しています。

しかし、時代の流れ、交通機関の変化に伴い、現在では長野県の主な交通手段は車です。(ニュージーランドでもおそらく車が一番の交通手段だと思います。)なので、アルプスファクトリー店は、圏外の人が高速道路を使って来ることも考慮され、スマートインターチェンジの近くに新店舗を構えました。

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新店舗は、若い人を呼び込むために、洋菓子やイートインスペースを設け、子供たちのお菓子作り教室や、子供が喜びそうなイベントも開催するなど、気軽に入れるような店作りを目指しています。

日本では7月半ばから新型コロナウイルスが増加したのですが、今回は初めての行動制限なしの長期連休を迎えたため、私もお盆期間中は新店舗で手伝ったのですが、多くの人で賑わい、一番忙しかった日には、今までで一番多い売り上げを達成することができました!本当にありがたいことです!


こうやって地元の方に愛されて今まで101年間続けられてきていて、本当に感謝だなと実感しました。

姪っ子は両親の働く姿を見て、とても尊敬していて、将来はパティシエになると言ってくれています。ありがたいことです。(次世代は女社長になったりして!!(笑))

今でも新型コロナウイルスの影響で、それでも経営がなかなか難しい状況ではありますが、今回現場に出て、周りから支えられていることをよく実感できたので、心が温まり、少しほっとした気持ちになりました。

これからも、応援のほど、よろしくお願いいたします。

菓子庵石川 HPはこちらです
https://kashian-ishikawa.com/


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2022年09月08日

やっぱり実家は最高!

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さていよいよ、15時間のフライトを経て、日本へ帰国しました!


早朝に成田空港に着き、電車で新宿へ向かい、それからバスに乗り換えて実家のある長野へ向かいます。

新宿では、バスまでの待ち時間が4時間ほどあったのですが、長旅で疲れていたのと、スーツケース大きいものを2個持っていたこともあって、かなり歩くのがしんどかったので、久しぶりの日本でのお買い物!という気分にはなれず、コンビニで昼ご飯を調達し、新宿でおとなしく待っていました。

ローソンで具増量!納豆巻きを購入したのですが、美味しさに感動してしまいました!!!やっぱり、日本のコンビニエンスストアは本当にConvenient !!!!and Excellent!!!

このコンビニエンスストアの質は世界一といっても過言ではないでしょう。本当に便利でおいしくて、新しい商品がいつでも買える。ニュージーランドにもあったらいいのにと思ってしまいます。

(おそらくニュージーランドでは経済の流れがゆっくり&だれも毎日深夜に働きたいという人がいないので、難しいと思いますが)

そして、新宿から3年半ぶりに実家へ。。山が近づいて来るたびに、日本へ帰ってきたんだという実感が湧きました。

両親が迎えに来てくれたのですが、なんだかさらに小さくなった両親を見て、3年もの年月が経ってしまったということを改めて感じました。

私の父は、モノづくりが大好きで、この3年でまたいろいろと改築&増築していました。

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左の家は私が高校生になるときに建てた家です。しかし父は、間取りがあまり気に入らず、結局自分で家を作って建てると決め、敷地内に右側の家を自分で建てました。(約4年かけて趣味で作った家です。)

さらに父はそれでは飽き足らず、ウッドデッキ

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ログハウス(お客さん用の寝室とトイレ)

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ドームハウス(父の書斎:NEW!)

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サウナ(自宅でロウリュウサウナがしたかったそうです。わかりづらくてすみません:NEW!)

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といろいろ作っていました。

今は、家族で営んでいるお菓子屋さんの看板を木彫りで作ることにハマっています。(滞在中もせっせと木彫りづくりに取り組んでいました)

ニュージーランドでも、DIY(Do It Up と自分で何かをモノ作りする際には英語ではいうのですが、日本では、DIY:Do It Yourselfですね。)はとても一般的で、よく中古の物件を買って自分たちでリノベーションしたりして楽しむ人が多いです。

母も、自宅の庭で家庭菜園をしていて、新鮮な夏野菜でゴーヤチャンプルーを作ったり、副菜を作ってくれて、日本の美味しい夏野菜を食べることができました。

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実家に戻ってきて、いろいろ3年間できなかった荷物の整理などをしていましたが、日本での楽しかった思い出を次々と思い出し、とってもほっこりしました。

長野の新鮮な空気と、色鮮やかな緑の森に囲まれ、やっぱり私は海より山の方が安心するなと実感した次第です。

両親も、それぞれに自分の趣味を楽しんでいて、身体は小さくなってはいたけれど、楽しく元気な姿を見ることができて安心しました。

ではまた次回!


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2022年09月05日

事前確認は大切

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さて、楽しかったフランスでの旅行も終わり、いよいよ日本へ3年半ぶりに一時帰国をすることに!

私が日本へ入国するときは、PCR検査と陰性証明が必要だったので、フランスでPCR検査を受けることになりました。

フランスでは、もうすでにマスク着用の義務はなく、基本的にどこでもマスクをしなくてよかったので、わたしもそれに倣ってマスクは着用しないで休暇を過ごしました。しかし、結婚式以降を境に、パートナーが咳をし始めるようになったので、少し怖くなっていました。

一応新型コロナウイルスにかかってから3ヵ月は再び感染するリスクは低いと言われていて、私も5月下旬にかかったばかりだったので、かかる心配はないだろうと思っていました。

結局、パートナーもパリの公害による咳だったのと、PCR検査も陰性であったので本当に良かったのですが、PCR検査を受けるまでとてもドキドキしていました。

しかし、一つ問題があって、PCR検査の陰性証明書は、日本語もしくは英語記載のものであることが義務付けられていました。

もしも、英語もしくは日本語圏以外の国でそれらの証明を出す場合は、厚生労働省のホームページに記載してある陰性証明書の形式を印刷し、それをPCR検査を行う機関に記入してもらうのが推奨されていました。

私はこの事を完全に調べておらず、英語で表記されていれば大丈夫だと思い、英語で陰性証明書を出してくれるという機関でPCR検査を受けたのですが、その陰性証明書は基本的にフランス語で書かれており、PCR検査の陰性であるところのみ、英語表記で書いてありました。

「まあ、機関の人も大丈夫だと言っていたし、これでいいか」と思い、MySOSアプリに書類をアップロードしたところ、認められないという返事が返ってきました。

これはまずいと思い、すぐに翻訳会社に英語の文章を作成してもらいました。あまり所定フォーマットを利用していない日本人は少ないらしく、空港職員に少し疑われてしまいましたが、パートナーに通訳をお願いし、何とか無事に飛行機に乗せてもらえるようになりました。

しかし、このPCR検査の陰性証明の提示は多くの人を悩ませているそうで、やはり海外へ行って、帰国しようというときに新型コロナウイルスにかかり、日本へ帰国できなくなったという帰国難民の話をちらほら聞きましたし、実際に一緒に搭乗していた日本人の方も、そのせいで日本へ帰国するのを1か月程延期しなくてはならなかったそうです。(その方はフランス人のパートナーがいて、その家族の方の家に泊めさせてもらえたそうですが、もしもこれが特に知り合いのいない国への旅行期間で起きたら、、、と考えると、考えるだけで大変だと思ってしまいます。)

9月7日以降はワクチン接種の証明書が提示できれば、PCR検査と陰性証明書の提示が免除されるようになるので、帰国難民の数が減ると思いますし、余計な心配や手続きが減るので、やっと日本へ入国しやすくなるなと感じます。


無事に日本に着いた後は、ほぼMySOSのブルーの画面を見せるだけで、簡単に入国が済んだので、それはよかったのですが、今回の反省点としては、こういった救国規制に関しては、しっかりと熟読し、内容を理解しないといけないなと感じました。

現在、ニュージーランドへ入国する際には、

1.17歳以上の方のワクチン接種証明書(ワクチン接種を規定回数完了していることがわかる証明書)
2.ビザ(旅行者でビザが必要でない方でもNZeTA:電子渡航認証が必要になります)
3.オンライン申告(航空便情報、緊急連絡先、NZ入国前14日間の渡航歴、ワクチン接種証明のネット上での申告)
4.入国後、0日目と5日目もしくは6日目に抗原検査(セルフテスト)をして結果をネットで報告すること

が必要となってきます。他にも、自主隔離対象者の条件なども詳しく書かれていますので、下記のサイトを参照してください。(英語)

https://covid19.govt.nz/international-travel/travel-to-new-zealand-by-air/

皆さんも、もし日本へ帰国される際や、別の国へ入国する際には、しっかりとその国の入国規制に関して内容を理解してから手続きされることをおすすめします。

ではまた次回!

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2022年09月01日

何に重点を置いて滞在場所を選ぶか

キックオフNZのブログをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
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今回は自分自身が何を求めて、住んだり、勉強したりする国を選ぶかということについてお話ししたいと思います。

世界には197ヵ国(2022年4月時点)あり、それぞれに特徴があると思います。197ヵ国の中から、自分がどの国で過ごしていきたいか、きっと迷ってしまうことがあるかもしれません。

また、人それぞれ海外に住む目的が違っているので、どの国が正解か。というのはないと思います。

しかし、数年間ニュージーランドに滞在してみて、住むにあたって、自分が何を求めているのかによって、自分自身の生活への満足度というのは変わってくるのではないかと思うようになりました。

私が、最初にニュージーランドに来ようと思った理由は自然と食でした。確かに、南島のクイーンズタウンやテカポ、南島の西側には多くの天然の自然が残っており、美しいです。

しかし、現在クライストチャーチに住んでみて、そこまで行くのには最低でも4時間は車を運転しなくてはならない事から、あまりニュージーランドの大自然を感じる機会はありません。

食事は、本当に旬な食材が季節ごとに手に入り、とても美味しく料理することができますが、日本料理を作ろうとなると、食材は値段が張ります。

このように、求めている理想とは異なるということが多くあります。

逆に、ニュージーランドの人がフレンドリーで優しいことや、英語力が鍛えられるということ、また天気が安定していて、過ごしやすいということに関しては予想以上に良かった事だったと思います。

どの国に行こうか、と悩んだ際は、ニュージーランドの場合だったら、英語力を鍛えたい、本場のラグビーを体験したい、等、まずは自分の目的がまず何かをきちんと明確にして、国を選ぶというのは絶対に必要だと思います。

その次に、自分が住むにあたって、何が自分にとって居心地が良いと感じるのかというところも考慮して選ぶことは大切なのかなと思います。例えば、自然、文化、人柄、食、交通の便、社会保障等、人それぞれ重きが違うと思います。

日本内でも、住む県ごとに特色があって、方言や文化も違います。一概に国だけではなく、住む地域、街によっても大分生活の仕方が変わってくるというのも考慮に入れるべき点でしょう。

それには、インターネットで言っている一般的な事を参考にするよりも、実際に住んでいる人に聞いてみる・もしくはそういう人の動画やブログ等を参考にする方が、本当のありのままの生活という情報を手に入れられるので、重要だと思います。

まずは、目的で国を選び、その中で、自分の生活で何が大切かを決め、住む地域を決めるというのはいい方法なのかな。今は自分で思っています。

私ももしかしたらニュージーランドを離れ次の国へまた移るかもしれません。次の国は、もちろん選べるのであれば、自分の生活にとって何が一番大切なのか考え、選んでいきたいと考えています。

しかし、それをしっかり決めて、住む街を選んだとしても、おそらく何かしらの不都合は必ず生じてくると思います。その時は、それを受け入れる寛容さ、もしくは無視できる精神の強さというのを持ち合わせていた方が良いと思いますよ。

ではまた次回!




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(kapotto)


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