kapottoです!

先日、ニュージーランドでとても仲良くしていた友人が日本へ帰国してしまいました。

彼とは、ほぼ同じ時期にニュージーランドに来て、2019年の頃から他の友達を巻き込んで、ハイキングに出かけたり、家でゲームをしたり、映画を一緒に観たり、仲良くさせてもらっていました。
彼がニュージーランドに来た目的は、仕事でした。彼の会社は、観光業をしていて、観光業が第二主要産業になっているニュージーランドに目を付けたようです。彼は、その事業拡大に抜擢され、こちらに派遣されてきたわけですが、その間、語学学校の費用、大学での観光業の勉強等のサポートもすべて会社が負担してくれていたようです。

大学を卒業後は、ニュージーランドで新しい事業を始める予定でしたが、世界的なパンデミックによって、会社の経営も悪化し、事業の縮小のためまた日本へ帰ることとなりました。

観光業は、今でも大きな打撃があるのだなと実感させられます。
本当に良い人で、いままでとてもお世話になっていたので、帰国してしまうのが本当に残念に残念でした。

これは、日本以外の国に住んでいる人ならあるあるかな。と思うのですが、自分が滞在中に、大切な人との別れというのを経験しなくてはいけません。
世界に住んでいれば、いろんな人と出会うことができます。留学や、ワーキングホリデーでは、新しい人と出会う度に、新たな価値観、新たな経験をすることができ、もしかしたら、自分の価値観や考え方を大きく変える出会いをすることもあります。
しかし、仲良くした後に、その人と自分自身が永住しない限り、別れがやってきます。
ある時には、仲良くしていた人が地球の反対側の国の出身だったら、物理的問題でもう二度と会わない事もあるかもしれません。
同じ日本出身であっても、住んでいる場所が遠ければ、再会するには時間がかかります。
そういう時、Farewell (長い間会わない時に使う別れの挨拶)という言葉が、心にさみしさを積み上げるような感覚になります。
帰国する側は、自分の家族に会えたり、また新しいスタートで気分が一新する事もありますが、残される側というのは、その日常の生活にいままであったものがなくなるというさみしさがあります。
さみしいものですが、また彼に会いに行くことはできますし、世界のどこかでまた会うかもしれません。
私もまた新しい友達を作って、自分自身もさみしさに囚われず、前に進まなくてはいけないなと思います。
前へ進もう!

ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)