.

2021年10月11日

ニュージーランドの鳥たち その5

キックオフNZのブログをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!


今回は地域限定で見られる鳥たちをご紹介します。


【トゥーイ】

トゥーイはのどにある白いポンポン羽が特徴の鳥で、大きさは鳩と同じくらい。ですがスマートな体型をしていてダークブルーのかっこいい見た目をしています。


ベルバードと同様に、よく通るとても美しい声で鳴きますが、時折「ゲオッゲオッ」というせき込むような変な音を出します。最初から、最後まで美しい声で鳴けないのがニュージーランドの鳥の特徴なのでしょうか。。。。


このトゥーイ、主に北島でよく見られ、住宅街にもよく現れます。


南島でも、南の方に行くと観察することができるのですが、なぜか、クライストチャーチ周辺では観察することができません。



耳をそばだてて、トゥーイの声を聞き取ろうとしても、ハイキング中ですら声を聴くことができません。大体トゥーイかな?と思って見上げると、ベルバードだったりします。(割とこの2種は鳴き方が似ています。)


何故だかわかりませんが、トゥーイはクライストチャーチが嫌いなようです。


トゥーイの声は一度聞いてしまえば大体わかるようになると思いますので、一度トゥーイの声を覚えて、その声のする方へ目を向ければ、簡単に見つけることができる鳥です。


鳴いているときののどの白い羽が上下に動く姿はなんとも愛らしいです。


ぜひニュージーランドに来た際にはトゥーイを見つけてみてくださいね。



ちなみにスーパーマーケットでもトゥーイを見つけることができます。


20211011_1_kapotto_Tui can.jpg



ビールです。(笑)


このビールはニュージーランドでもポピュラー。ニュージーランドに来た際はぜひ飲んでみてください。


【イエローヘッド(マオリ語:モフア)】


名前の通り、顔と背中の黄色が美しい鳥です。1800年代、まだ西欧の人々の侵略が進んでいない時代では、数多くのイエローヘッドを見ることができたそうですが、ニュージーランドでの人々の生活が段々と豊かになるにつれて、森林破壊が進み、イエローヘッドの数は激減しました。


現在では南の島の限られた地域でしか見ることができず、その生息数は5000羽を切っています。


私はラッキーな事にこのイエローヘッドを野生で見ることができました。鮮やかな黄色の頭は見つけるのにはとても役に立ちます。


南の島の、クライストチャーチより北の森林には、多くのHoneydew fungiが自生していて、そのおかげで沢山の鳥のえさとなる昆虫が寄ってきます。その為、イエローヘッドもHoneydew fungiのある場所には生息しているそうです。


しかし、ネズミやポッサムなど等により、いまだに生息数の増加には至っていません。


現在では、多くの守で、ネズミなどを捕らえる装置が至る所に設置され、危険な動物から鳥たちを守る取り組みがなされています。


もしも、イエローヘッドを見つけたかったら、ぜひ南島の北側でハイキングしたらいかがでしょうか?

Honeydew Fungiもとても面白いキノコ(菌類?といった方がいいかもしれません)なので、見る価値があると思いますよ!



20211011_2_kapotto_Honey fungi.jpg



今回の鳥たちのリンクはこちらから

・トゥーイ

https://www.doc.govt.nz/nature/native-animals/birds/birds-a-z/tui/

・イエローヘッド

https://www.doc.govt.nz/nature/native-animals/birds/birds-a-z/yellowhead-mohua/



ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!



Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!



(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | ニュージーランド
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。