kapottoです!
私は、とても不思議だと思うことがあります。
それは、
日本のスーパーやデパートで、鳥たちが中に入ってこない事です。

英語学校でドアを開けて授業をしていた時の事、部屋の中にファンテールが入ってきました。

ファンテールはニュージーランドにしか生息していない鳥で、とてもかわいらしい姿と、長い扇のように広がる尾羽が特徴の鳥です。
しばらく、彼は自分が部屋に囚われてしまったことにパニックになって「ピィ!ピィ!」と鳴きながら部屋を飛び回っていました。
さすがに可哀想だということで、クラスメイト達と頑張って外に追い出すことに成功したのですが、
人間の建物内に入ってしまった鳥たちはなんてかわいそうなんだろうと思いました。
マオリの言い伝えによると、ファンテールの意味は「死」を意味する様で、ファンテールが建物の中に入ってくると、何か悪いことが起こる。という都市伝説があると先生が教えてくれました。見た目はかわいいのになんか不吉な予感です・・・
先日、私の職場にもファンテールが入ってきてしまってなかなか出ることができず、ずっと飛び回っていました。
閉店時刻になっても外に出ることはなく、私たちはしぶしぶその鳥を残したまま店を締めることに。
案の定、次の日に来てみたら、水の全くない環境で生き残れるわけもなく、死んでしまった状態で発見しました。
なんてかわいそうなことをしてしまったんだと、後悔しました。
ニュージーランドでは、多くのスーパーマーケットで鳥たちが中に入ってきてしまっているのを見ます。
この鳥たちは、私たちの職場に入ってきたファンテールと同様に、死んでしまうのかと思うととても悲しい気持ちになります。
しかし、日本では全くこのような光景を見ることがないのですが、それは何故なのでしょうか?
日本とニュージーランドのスーパーの大きな違いは、食料品などを陳列する前の倉庫の工夫が違うということです。
ニュージーランドのスーパーマーケットの倉庫では、虫や鳥が入ってこないようにする工夫というのは見られず、食料品等が届くとトレーラーごと中に入って、そのまま入口が開けっ放しということがほとんどです。そして、店内と、倉庫をつなぐドアが広い事も簡単に鳥が中に入ってしまうことの一つの原因だと思います。
しかし、日本のスーパーマーケットは、倉庫は直接スーパーマーケット内につながっておらず、倉庫と店内のドアもとても小さいです。
それから、ニュージーランドの鳥は警戒心がないのも、また一つの原因です。(鳥愛好家の私にとっては最高の事なんですが(^^;))
日本はおそらく衛生面で鳥やネズミなどが侵入してくることがタブーであるので、侵入を徹底的に防ぐということではとてもいいのかもしれません。
今度、もし職場に鳥が入ってきたら、何としてでも外に出してあげられるように頑張ろうと思います。

ではまた次回!
ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)