.

2021年03月29日

収穫時期

キックオフNZのブログをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!


ニュージーランドはすっかり夏から秋へと移り変わりました。


クライストチャーチは緯度の高いところに位置しているので、北島よりも乾燥していて寒いです。


現在は最高気温17度、最低気温5度と、割と肌寒く、カーディガンを持ち歩くような季節となりました。


朝、洗濯物を干すために庭へと出ると、、、


なんだかあまーい香りが漂っています。


鳥たちも、朝からひっきりなしに私たちの庭に訪れている様子。


甘い香りと、たくさんの鳥たちが集まる理由。


それは、庭に自生している「ぶどう」です。



最初、私はこの甘い香りの原因がわかっていなかったのですが、オーナーが訪れた時に、庭にぶどうが自生している事を教えてくれました。


今まで気にしていなかったのですが、写真にある、この生い茂っている葉っぱたち。。。


20210329_1_kapotto_garden.jpg

これらすべて、ぶどうの木だったんです!!!


葉っぱをめくってみると、美味しそうに紫になったぶどうたちがなっていました。


20210329_2_kapotto_kakure.jpg


そのまま食べてもとても甘く、何も手を加えていないのに、こんなに美味しいぶどうができるんだと感動してしまいました!


このあまーい香りに誘われて、沢山の鳥たちが食べに来ていたんだと、納得しました。


これらのぶどうを収穫し、、、


20210329_3_kapotto_Grape.jpg


種を取り除き、皮を冷凍してからブレンダーで細かくし、砂糖を加えて煮詰める事2時間、、甘酸っぱくて美味しいぶどうジャムの完成です!!


ヨーグルトに入れても、ぶどうジュースにしてもとても美味しいぶどうがタダで沢山味わうことができるなんて、とても感激しました。


このおいしさも、クライストチャーチの日中の温かい日の光と、夜の寒さの寒暖差によってできるんだなと、改めて自然のすごさを思い知らされたのでした。


この甘さに誘われたのは、どうやら鳥たちだけではない様です。

20210329_4_kapotto_harinezumi.jpg


夜に外で見つけたのは、野生のハリネズミ!(メロンあげてみたけど食べませんでした。)


ハリネズミはヨーロッパから持ち込まれた外来種ですが、ニュージーランドでは人の住んでいる住居地でも見ることができるそうです。


私は野生のハリネズミを見るのが初めてでとても興奮していたのですが、他のフラットメイトには当然でしょ。と思われてしまいました。


ハリネズミって顔がかわいいんだなぁと、見入ってしまったのですが、ハリネズミとしては怖い人間に出くわしてずっと見られているなんて最悪の事態ですよね。


皆さんも、ハリネズミさんはそんなにメンタルが強くないので、もしニュージーランドで彼らを見つけても、さわったり、じっと観察したりしないように気をつけましょう。



ではまた次回!


ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!


Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!


(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | NZ Life

2021年03月25日

刺された!!!

キックオフNZのブログをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!

クライストチャーチから車で1時間程の滝が見えるというハイキングトラックに行きました。


ニュージーランドの自然林の中のハイキングはとてもきれいで好きです。
その自然林の中に黒い菌に覆われた木々があり、その菌が広がった樹木から蜜をだしているのですが、この密に誘われて沢山のミツバチが集まっていました。(菌の名前はSooty mouldといいます。)

20210325_1_kapotto_Sooty moulds with Bee.jpg

パッと見ただけだと、黒い何かに覆われた木々はそこで火事でも起きたんじゃないかと錯覚するような見た目です。

20210325_2_kapotto_Sooty mould1.JPG


20210325_3_kapotto_sooty moulds.jpg


でも、ご安心を。

このSooty mouldという菌が気に広がって蜜を出し、ミツバチや他の様々な虫たちが樹木の蜜の香りに誘われてやってきて、木々をダメにしてしまうアリ達か侵入してこないようにしているそうです。この菌のおかげで木々が守られていると思うと、自然の生態系はうまく共存し合って成り立っているんだな、と感心します。


これらの菌に覆われた木々は主にオセアニア諸国、諸島の自然林で多く見られるそうです。




そんな美しい自然林のハイキングを楽しみながら、滝の美しさも観賞することができました!

202103025_4_kapotto_ taki.JPG


満足したハイキングの帰り道、突然に足に激痛が走りました!
(思わず日本語で「いたい!!!!!!!」と叫んでしまいました)


どうやら、ミツバチさんが私の靴の中に入ってきて、私につぶされそうになったので、まさに「蜂の一刺し」をしてきたのです。


靴下を貫通してまでも、激痛が走るという。初めて蜂に刺されたので、今までで初めての激痛体験でした。。


小さな救急セットを持っていたので、軽く処置はできましたが、車に帰った後に確認したら、腫れていました。


20210325_5_kapotto_Hare 1.jpg



特に強い毒でもなかったので、次の日には痛みは収まり、かぶれのような腫れとなってかゆみと戦いました。


20210325_6_kapotto_Hare2.jpg


ようやくかゆみ、腫れが引けたのは1週間後でした。。


20210325_7_kapotto_hare3.jpg


ニュージーランドは危険な動物や昆虫がいない事で有名な国です(熊、蛇、オオカミ、毒グモはいないと言われています。)が、


Sooty mouldsに覆われた自然林を歩くときは、靴の紐はしっかり締めて、ハチさんに攻撃されないように気をつけましょう。



危険な虫はいないニュージーランドですが、ニュージーランドの都市から離れた、特にミルフォードサウンドなどの場所にはサンドフライという虫が多く生息しています。


この虫は蚊の200倍かゆい!!!と友達が言っていました(なんの基準で200倍なのでしょうか。。とりあえず、とにかくかゆいらしいです。)


私はまだ刺されたことがないのでこの感想は言えませんが、いつか刺されたらまたレポートしたいと思います。



皆さんもニュージーランドはのハイキングをするときは、サンドフライにご注意を!



ではまた次回!



ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!



Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!


(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | ニュージーランド

2021年03月22日

カンタベリー美術館 Wildlife展 その2

皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!


前回に引き続き、Wildlife展についてお話ししたいと思います。


今回は少し、私の環境や人の行動に対する否定的な考え方を書きます。もしも、興味のない方は飛ばしてください。


この展覧会はそれぞれの部門に分かれて表彰されています。
その部門の中で一番に私がショックを受けたのが、Wildlife Photojournalism部門です。


まず、この写真をご覧ください。


20210322_1_kapotto_Zou.jpg


この写真、どういういきさつがあるかわかりますか?


写真の説明には、インド近くの熱帯雨林帯でパームの木を伐採する際に象を使っているそうです。


しかしこの写真の象は人により酷な労働を強いられ、ついに怪我を負い、立てなくなってしまったのを、人間たちがショベルカーを使って無理矢理に立たせようとしている写真です。


このように、動物たちが人間の娯楽や産業のせいで犠牲になるケースは私たちの身近でもみられます。


それは「イルカショー」


一般的に野生のイルカは平均寿命が40年ほど(種類によってはもう少し長く生きます)ですが、水族館のイルカたちは5年ほどで死んでしまうそうです。


これは、毎日のイルカショーにより身体を酷使してしまうためにおこるそうです。
(いままでイルカショーを見ていて、その説明が水族館でされてなかったので、知りませんでしたが、知った時はショックでした!!)


一度人間に保護され、水族館等の施設で生きる動物たちは、もう人間の力無しでは、野生として生きることは不可能とされています。


しかし、本来の野生での生活を知ることなく、一生を終える動物たちは可哀想です。


そして、私たちもそういう事実を知る機会がない。イルカさん見てかわいい!!って言ってるだけじゃなくて、水族館の人たちはこういう事実も本当は教えなきゃいけない事なんじゃないかって思います。


「動物は、人間の娯楽や産業の為に酷使されるべき存在ではない。」
私はそう思いますが、皆さんはどう思いますか?


続いての写真はこちら。

20210322_2_kapotto_cut.jpg


これはなんとなくわかる方もいるかと思います。ジェットボートや船により尾びれが切れてしまったイルカの写真です。


ジェットボート、海のレジャーとしては人気のスポーツですね。しかし、その人気の裏では強いエンジンとプロペラの回転により、サンゴ礁の破壊や、海の生き物が犠牲になっているのです。


海の生き物にとどまらず、日本の漁船がマグロの収穫の為に遠洋漁業でインド洋まででます。
一回の漁業で1万羽のカモメ達が、犠牲になっているそうです。


プロペラの回転に巻き込まれたり、釣り針にひっかかったり、船のガソリンによって飛べなくなってしまったり、、、


日本料理で魚は欠かせない存在ですが、私たちが食べれば食べるほど、沢山の生き物も犠牲になっている事を私たちは知らなくてはいけません。



次の写真はこちら。

20210322_3_kapotto_sekiyu.jpg


カナダのある地域では、化石燃料が獲れるということで、森林を焼き尽くし、採掘がされています。


これらの写真の様に、産業、観光業によって沢山の生態系が崩され、1900年から2000年の100年間で500種が絶滅し、現在存在している80,000種の生物の内、約15,000種が絶滅の危機にさらされています。これだけの種が絶滅するのは、人間の手が加わっていない状況であれば、約一万年かかると言われています。しかし、人間の産業により、1000倍の早さでその絶滅の危険が高まるそうです。



私たちができることは少ないかもしれないけれど、パーム油のせいで象たちが酷使されているということを知っていれば、例えばパーム油が多く使われているファストフードやお菓子の摂取量を控えたり、森林破壊や地球温暖化を防ぐためにできるだけ車を使わないようにしたり、、そういった私たちでもできることからやってみるのはいいのかもしれません。


私も、ニュージーランドに来て、沢山の自然を見て、環境負荷への政府の取り組み等を知って、常に環境の為に考える様になり、少しづつ自分でできる工夫をしつつあるなと感じます。



皆さんにも、少しずつでもそういった事を知ってほしい。

私も、これからもなにか自分でできる工夫をしよう、と思います。


地球の未来のために!


ではまた次回!



ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!


Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!

20210322_1_kapotto_Zou.jpg
(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | ニュージーランド

2021年03月18日

カンタベリー美術館のwildlife展その1

キックオフNZのブログをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!

去年、Canterbury Museum のお話をしたことがありますが、この美術館ではテパパ博物館と同じく、時々期間限定の展示を行う催しがあります。


今回は昨年の11月末から、今月末まで行っている「Wildlife Photographer of the Year」展についてお話ししたいと思います。


年に一度、世界の写真家たちが撮った自然や動物の生活風景など審査し、表彰されたものを展示する展覧会でした。今回は2020年に表彰されたもの99枚を展示してあります。


それぞれ、14歳以下の部門、14〜18歳の部門、Young Adult の部門、Adult の部門、Adult 部門はさらに、Portpholio部門、Photojournalism部門、Urban wildlfe部門等と分かれており、それぞれに最優秀、優秀の写真が展示されています。


14歳以下でも、それぞれに写真家の写真に対するこだわりの視点がつづられており、14歳以下の子供が撮ったとは思えないような写真が展示されていました。


パンフレットの挿絵になっている絵も、14〜18歳の写真家が撮ったアラスカの熊が鮭を狩る写真であり、動物たちの生き様が伝わってくる写真です。



20210318_1_kapotto_kuma.jpg


説明に、アラスカの熊は一日に最高で30匹の鮭を食べると書いてあり、アカロアサーモン(クライストチャーチ近辺で獲れるサーモン)の1.5倍はあるんじゃないかという鮭を30匹も食べるなんて、さすがは熊だと思います。

(ちなみにアカロアサーモンはとても美味しいのですが、脂がのっているので、通常切り身一切れ分で充分お腹が一杯になってしまいます。)


そのほかにも、自然の大自然を収めた写真や、身近な動物たちの生活風景を写した写真、自然の中でたくましく生きる動物たちの生き生きとした様を写した写真など、多種多様な写真が飾れらていました。


どれも美しく、写真下の説明欄には自然の中で生きる動物たちの生態行動や、ライフサイクル(生態系)の重要性を訴える事が綴られていました。


写真の中には、イタリアの絶滅危惧種とされるイタリアオオカミの写真がありました。


オオカミは人や家畜を襲うとされ、ハンティングの対象となっていた為に、生息数は1970年代に100匹ほどにまで減少してしまいました。


現在では、保護団体の努力の甲斐あって、イタリアオオカミは生息数は600〜700匹と、段々と生息数を増やしているそうです。


オオカミは主にシカを狩って生きています。大切な固有種の草木を荒らしてしまうシカの数を減らしてくれるおかげで、ある一定地域の森林環境がもとに戻り、生態系がもとに戻ったという調査事例もあります。


オオカミは確かに家畜を襲う可能性がある為、未だにオオカミはいなくていい存在だという人もいるようですが、オオカミによって生態系のバランスが保たれていたということを私たちは理解し、人間がむやみに自然の生態系を崩すようなことはしない方がいいのではないかと私は考えます。


他の写真では虎や、ヒョウは人の毛皮として狩られ、今も生息数がどんどん減っている事についても書かれていました。人間の自己中心的な考え方で、動物たちの命をむやみに奪ってはいけないと改めて考えさせられます。



このように写真を通して動物の事を学んだり、その動物が実は生態系の中でとても重要な働きを担っている事が書かれており、人間がむやみに自然を破壊してはいけないんだなということを勉強する良い機会となりました。




この展示会で私が最もショックを受けたことは次回に持ち越しです!!




ではまた次回!



ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!

Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!


(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | ニュージーランド

2021年03月15日

あれから2年がたちました

皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!




ちょうど2年前の3月15日は、クライストチャーチで悲しい事件が起こった日です。


それが起きたのは2019年、3月15日金曜日午後1時40分。

一人のテロリストがハグレーパーク隣のモスク(イスラム教会)に入り、次々と銃を乱射し、人々を撃っていきました。


その時間はちょうど金曜日礼拝中で、約190名の方がモスクで祈りを捧げている時でした。


このテロにより、51人が亡くなり、40人が重軽傷を負いました。



このテロ事件、私は日本のテレビでその光景を観たのですが、とても衝撃的でした。悲しみとともに怒りを覚えました。


テロリストが銃を乱射し、パニックで人々が逃げ出していく映像にはショックでした。
この映像はテロリストが自分のfacebookのlive streamで流した映像も含まれていて、悲惨な光景が映し出されていたそうです。


現在、カンタベリー美術館では、モスクの建築様式のスケッチ画の展示とともに、このテロ事件の写真や当時の出来事の事等が展示されています。


20210315_1_kapotto_Islam.jpg


20210315_2_kapotto_Islam tenji.jpg

テロリストは当時28歳のオーストラリア人。幼いころから両親の離婚、父親の自殺など、決して恵まれたとは言えない糧環境で育ち、2017年よりクライストチャーチから3〜4時間ほど南に車を走らせたところにあるダニーデンという街で暮らしていたそうです。


ダニーデンでは銃のクラブに通い、銃の使い方を学んでいました。その後、テロを決行前に、クライストチャーチのAl Noor モスク(実際にテロが起こった場所です。)に3回ほどムスリム人に変装し礼拝をするふりをして、金曜日の礼拝のスケジュール等を事前に確認していたそうです。


3月15日1時40分、テロリストはAl Noor モスクに入り、入口にいる4人を撃ち、その後礼拝堂で銃を乱射。
6分間の銃撃で44人が亡くなりました。(病院に運ばれ、後にお亡くなりになった方も含みます。)


次にクライストチャーチの東にあるLinwood Islamic centerも銃撃し、ここでは7名の方が命を落としました。



18分間という短い時間で合計51名、3歳から77歳までの尊い命が奪われてしまいました。


ニュージーランドという世界でも有数の平和な国といわれるところで起きてしまったとても悲しい事件。


今でもその爪痕は残っていて、私がニュージーランドに来た時に、道でばったり出くわしたアフガニスタンの女性は、旦那さんがこのテロの犠牲者になってしまい、女手一つでまだ3歳くらいの子供を育てなくてはならなくなったと話していました。



遺族の人の悲しみは、きっとこの先もずっと続いてしまうんだろうなと思うと、胸が痛みます。

当時の、アーダーン首相の心の底からの悲しみと怒りのスピーチが印象的でした。

アーダーン首相は、
「テロリストの名前は、私は今後2度と口にしない。彼は、名前を持たない。ただのテロリストだ。それよりも、不幸にも亡くなった愛すべき勇敢な人々の名前を私は呼びたい。」と、亡くなられた方々の名前を呼び、どんな素敵な人だったかのエピソードを紹介していました。
(このテロリストは前年に仮釈放なしの終身刑となりました。)



最近でも、このテロの2周年記念ということでテロを計画しようとしていた人が逮捕されたというニュースをみました。恨みや極端な思想によって悲しい事件が引き起こされることは絶対に許せないことですし、未然に防がなくてはいけないことだと思います。

悲しい事件は消えませんし、テロリストは世の中から抹殺されるべきだ、と思う方も多いと思いますが、私は加害者の人にも何らかの原因があってこのような白人至上主義の思想に至ってしまったんだと思います。


そういう人が悪だから。という理由で死刑にしてしまうのではなく、原因を追及したり、リハビリを行うことも、犯罪を防止する一つの手段になるのではないかと思います。


なぜ、起きてしまったのか。を追及することはとても大事なのではないかと考えます。



ではまた次回!


ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!

Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!

(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(2) | ニュージーランド

2021年03月11日

グダグダすること

皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!


スチューデントビザが新しくなり、今月の最終週より授業が始まります。


なので、今は束の間の授業のない、お休み期間。


ホリデー期間でも、アルバイトは週20時間しか働くことができないので、(1年以上学校に通う人はホリデー期間中はフルタイムで働くことができます。)


自由な時間が沢山あり、嬉しい!!!と思う反面、自由な時間が与えられすぎると、自分はさっきの時間何をやっていたんだろう。。。。と思ってしまう、「無駄な時間」というのができてしまうことが判明しました。


最初の方は、時間があったらやろう!と思っていた項目リストに従って、色々とやりたかった事ができていくのが嬉しかったのですが、


そのリストを制覇していくごとに、段々とやらなくてはいけないことが減ってきて、、、


現在ではそのやらなくてはいけない時間が段々と「無駄な時間」に変わってきています。
(私が思う無駄な時間は、無駄に動画サービスを見て時間をつぶす。や、無駄にケータイゲームに時間を使う等。)


この時間、本当に無駄!!!!


今日一日何をやったかを振り返った時に、「あれ。私この時間何やっていたんだろう?何して過ごしていたっけ?」と思うことが無駄な事をやっていたという事です。


そうやって無意識に限られた時間を使うというのは、何か自分に罪悪感を与えてしまいます。


なんだか、この状況は高校や大学を受験する前の受験勉強期間に似ているな、と思いました。


本当は、勉強しなくては、いけない。


でも、疲れるから、それをすることから逃げる。ゲームをする。


人は楽な方向になんて逃げやすい生き物なんだろうと、大人になった今でも実感してしまいました。


結局、やらなくてはいけない事から逃げて、本当にしなくてはいけない事をおろそかにすると、結果的にその怠けた分だけの結果になるということは明らかなのに、どうしてそういうことをしてしまうのでしょうか。


こうやって書いている今でも、今日優先してやらなくてはいけない事から逃げています。(人はどうしても好きなことから始めてしまうんですよね。)

この記事を書いている楽しい時間が終わったら、私は集中して勉強します!!
(と宣言しておいて、逃げ場をなくさないといけないですね。)


たまに、ちょっと息抜きで、好きな事を1時間、もしくは30分やる時間というのは、脳の活動的にもとても大事なことです。


ですが、それ以上やってしまった時、脳は完全に切り替えることを怠り、本来やらなくてはいけない事を忘れてしまいます。


しなければいけないことを、やるときはやる。
やらない時は、好きなことを思い切り楽しむ。


このメリハリを忘れずに、時間を友好的に活用できるよう、頑張らなくてはいけないなと思いました。



受験勉強中の皆さんは、メリハリをつけるために、自分でタイマーセットをして、好きな時間を楽しみ、あとは勉強に没頭することをお勧めします。


一緒に頑張りましょう!


ではまた次回!




ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!



Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!



(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | NZ Life

2021年03月08日

できないと思うようになったこと

キックオフNZの留学生ブログをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!

タイトルから、意味深な発言ですが、私が30歳に近づき、若いころと比べて、できない(というか、するのが難しくなった)なと思う事がありました。


それは、「友達作り」です。


何故、私がそのように感じるようになったのかというと、おそらく私が大人に近づくにつれ、自分自身の生活というのが、「楽」に感じ始めていることからだと思います。


もちろん、日本には今まで仲良くしてきた友人も多くいますし、それらの友人はとても大切で、かけがえのない人たちだと思います。


ですが、今になって、それらのとても仲の良い友人というのを作るのは難しいなと感じてしまいます。


中学生、高校生、大学生という時代では、


友人と共有している時間や体験がが多く長く、密接な関係を築きあげるのに十分な時間があった。というのと


多くの事を吸収し、成長する時期というので、自分の自我や自分自身の生活というのがまだ確立したものでなく、様々な事が自分の自我、生活の価値観に結びつきが強い時期だったからなのではないかなと思います。


しかし、現在の自分自身を振り返ると、私個人の時間や、生活というのは、一人で暮らすことによって確立され、私自身の心地の良い空間というのが出来上がっています。


もちろん、色々な物事を知ったり価値観を変えるという意味であれば、新しい人と知り合う事はとても大切なチャンスだと思いますし、今でもそのチャンスを逃したくはないですが、



本当に自分自身のすべてと密接に関係する友人というのを作るのには時間が足りないのと、自分自身の生活が確立しているため、多くを共有できるという友人を作るのには難しいと感じてしまいます。



私は人を信じやすく、オープンマインドな性格を持っているため、人と仲良くなるのには時間はかからない方だと思いますが、最近できた友達よりは、やはり幼少期から付き合ってきている友人とは、年に一度、二度顔を合わせるだけですがすぐに懐かしい思いと親しみをもって、自分の心からの意見をいうことができます。


こう思うと、若い時、まだまだ自分の生活や、価値観が整っていない時期を過ごす友人というのは、将来の自分の価値観や生活に影響を与えてくれる大切な存在なのだな、と思います。


おそらくですが、大人になると、ある程度の自分の確立した部分をバリアーで囲って、周りの意見や人への信頼を自分のバリアーに入ってこようとする時に吟味して、これは自分の考えに取り入れる、や、この人は信頼できる、というのを選択しているような気がします。


子供の時にはバリアーの層が薄かったり、なかったりして、簡単に人を信頼したり、様々な価値観や意見も自分の中に取り入れる純粋さがあったと思います。


このバリアーは自分がいままで経験した事が、自分の価値観や指標となって、いろいろな物事を取り入れる為の検問所のような働きを担ってきてしまっています。


もちろん、これは私の一意見に過ぎないので、年齢関係なく様々な人と仲良くなれ、いろんな価値観や考えを取り入れる人もいます。


ですが、私が言いたいことは、まだ若いうちに多くの人と知り合って影響されれば、もっと自分自身の将来的な考えに影響があり、可能性が広がるのではないかということです。


ニュージーランドに来て私のバリアーは様々な人の価値観や体験を通して変わったと思います。ただ、自分の中で、自分の生活を壊したくないという思いからか、今の友人関係で充分と思っているせいか、友達と距離を詰めるのができない!


もしももっと友人ができれば、もっと様々な経験や価値観を手に入れることができると思うのにと思うのですが、友達作りにエネルギーを費やすのができない自分にちょっと残念だなと思いました。


この意見に納得してもらえたら、今もし皆さんが私よりも若いのであれば、どんどんと様々な人にあって、様々な事を挑戦していくことというのを本当にお勧めしたいです。


すべては、経験です!


ではまた次回!



ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!


Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!


(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | NZ Life

2021年03月04日

ニュージーランドあるある その3

みなさま Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!

11月16日以降、全く載せる機会を失った「あるあるシリーズ」の第3弾!
お待たせしました。

前回の「ニュージーランドあるある」に引き続き、ニュージーランドに住んでいて日本とは違う、「ニュージーランドあるある」をご紹介したいと思います。



NZあるある、6.車を売る際に、走行距離10万キロ以上でもいい値段が付く!


ニュージーランドの車は、、、ぼろいです(笑)


日本では今の時代では絶対に乗っている人がいないと思うような1980年代の車や、現在の最新の車など、多種様々な車があります、


私が衝撃を受けたのが、日本だったら走行距離10万キロを超えていたら割と古く、廃車もしくは中古で10万円以下で引き取られるくらいの車の価値になってしまいますが、


ニュージーランドでは10万キロは割と新しい!!むしろ10万キロだったら5000ドル以上(日本でいう35万円程?)で取引されます。


ニュージーランドは小さな国。主要産業は観光と農業。


その為、自国で車を作ることはしていません!車はすべて輸入しています。


物理的に他の自動車生産国と比べ比較的近くに位置している日本は、ニュージーランドにとって車輸入にとても好都合な国です。


もちろん新車の輸入もありますが、日本で廃車扱いされそうな車をニュージーランドに輸出し再利用しています。


私も車の寿命は最高でも15万キロくらいだと思っていたのですが、


ニュージーランドでは20万キロを超えた車でも普通に走っています。これにはとても驚きました。


ニュージーランド人は割と自分でオイル交換を行っている人が多く、メンテナンスのかけ方によっては30万キロまで走れることを知りました。



日本よりも自分でDIYをしたり、車のメンテナンスを行っているところは、日本よりも「ずく」があるな、と感じました。
(ずく:長野県の方言で、『自分でやろうというモチベーション』のような意味になります。


ですが、車を買う際は、いくらWOF(車検)が通っていたとしても、100%信じないでください。


きちんと自分で試乗し、買っていいかどうか判断した方がいいと思います。
(WOFの会社がいい加減に点検している場合もありますので。。)


古い車は「いはくつき」のものも、たまにはありますので、気をつけて買うようにしてくださいね。



NZあるある 7.時間にルーズ


ニュージーランドの方々、割と遅刻しがちな人が多いです(笑)


仕事の時間も、日本だったら10分前くらいに着くのは普通だと思うのですが、ニュージーランドの方々、時間ぴったりもしくは5分くらい遅れても気にしない人が多いのです!


この前、ニュージーランドの友達と待ち合わせをしていました。

午後2時に会う予定が、


「ごめん。2時20分になりそう」


「ごめん。もうすぐ着く!2時30分!」


それから連絡が、途絶え、結局待ち合わせ場所に来たのは2時50分でした。。。


もう、ニュージーランドだからしょうがないかな。遅れても、当たり前かな。文句したって変わらないので、これでいいか!と思うようになってしまいました。


そして私もこちらに慣れてきてしまったので、日本の5分、10分前行動に変えられるのかが、今度は心配になってきました。


みなさんも、ニュージーランドに来た際は、日本を忘れて、このゆったりした時間を楽しみましょう!


ではまた次回!



ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!


Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!


(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | ニュージーランド

2021年03月01日

かぼちゃのおいしい季節

ほんとの生活@ニュージーランドをご覧の皆様Kia Ora!!(*^^*)
kapottoです!

2019年9月より私はニュージーランドでの生活をスタートさせ2回目の夏が過ぎようとしています。


2019年から2020年の夏は、元旦にオーストラリアからの山火事の影響で雲がピンクに染まってしまったくらいの猛暑(日本よりも乾燥していて涼しいですが、ニュージーランドにとってはめちゃくちゃ暑い!!33度)でしたが、


今年の夏はとてもひんやりとしています。

クリスマスには雨が降り、真夏のクリスマスでしたが、半袖+カーディガンのような寒さでした。
(ニュージーランドに住んでいる人によるとクリスマスに雨が降るのも10年ぶりくらいだったそうです。)


雨も今年は多く、5日〜1週間程雨が続く時があります。


なんだか、日本海側の豪雪のニュースやこのニュージーランドの肌寒い気候など、異常気象が続くことで、地球温暖化が進んでいるのかな。。。というのを感じさせられる日々です。


今年のスイカ(ニュージーランドにもあります!!!!!)は日照量が少ないせいか、少し甘みが遠いなぁ。と感じてしまいました。


基本的に水の乏しいニュージーランドにとって雨はとても有難い事ですが、夏野菜には少し影響がありそうです


個人的な話ですが、私はかぼちゃが大好きです!!!


前にもお話ししたことがありますが、かぼちゃの季節は晩秋と思っていらっしゃる方が多いようですが、旬は夏〜秋です!


2月はニュージーランドの美味しいかぼちゃがたくさん収穫され、出荷が始まっています。


私の家のすぐ近くにある八百屋さんも、美味しいかぼちゃが1.9ドル/玉で販売されています!!(日本円で約130円)とても安いですよね!!!


20210301_1_kapotto_pumpkin.jpg

余談ですが、日本で冬の間に買えるかぼちゃはニュージーランド産、もしくはメキシコ産であることが多いですよ!
チェックしてみてくださいね。


日本で馴染みのある緑で仲が黄色いかぼちゃは、ニュージーランドではButter CupもしくはKabocha Squashという名前で売られている事が多いです。


スーパー等のセルフレジでpumpkinと入力しても、このかぼちゃが表示されることはありませんのでご注意ください。


ニュージーランドで売られている王道のかぼちゃは皮が白く、中の黄色いかぼちゃの事を指します。これもまた美味しいですよ!
Crown Pumpkin という名前です。


私の一番好きなのはかぼちゃの煮物!

20210301_2_kapotto_nimono.jpg

この料理に勝るものなし。。。(と思っています)


私のフラットメイトたちに振舞った時に、かぼちゃを甘くして少ししょっぱいという感覚にとても違和感を感じていた様です。
ニュージーランドではかぼちゃはサラダやキッシュ、スープとして使うことが多いそうです。
(多くの人は白い皮のかぼちゃか、おなすの様な形をしたButternuts


20210301_3_kapotto_butternuts.jpg

を使うことが多いそうです。)


個人的意見ですが、Crownpumpkinは甘みが少なく、Butternutsは繊維が多いので食べにくいと思いますが。


今年の変な気候にも負けず、Butter cupはとても美味しい味のままでいてくれたことに感謝!


このかぼちゃを食べる幸せな時間をくれたかぼちゃに感謝。。。


Buttercupはこの時期を過ぎてしまうとなかなかお目にかかれない(ニュージーランドでは輸入される野菜が少ない為、人気ではない季節ものは季節が終わるとなかなか発見することができません)ため、毎日この味を堪能しておきます!


ちなみに、アボカドもニュージーランドでは栽培されているのですが、今の時期は小ぶりなものは40セントで買えます。(破格価格!!!)しかもすごくおいしい!!!



夏の旬な野菜たち、他にもズッキーニ、ナス、トマトもMade in Newzealand!!


もし皆さんもニュージーランドに来るならば、2から3月は夏野菜が美味しい時期!!

ハイキングにも良い時期!!お勧めします。



ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!


Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!

(kapotto)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | グルメ
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。