kapottoです!
2月22日はクライストチャーチの地震から10年がたった日です。
私は現在、クライストチャーチに住んで1年半が経とうとしていますが、現在ではクライストチャーチの市内も段々と活気を取り戻し、また、市内の中心部では新しい商業施設が多く建設されています。
現在でも、クライストチャーチ市内では地震の悲惨さを忘れないよう、中心街にある大聖堂は半壊のまま遺されています。しかし、今年の5月から、ついに復旧作業が始まりました。

震災のクライストチャーチにあったCTVビルの倒壊により、4階にあった語学学校の生徒が巻き込まれ、亡くなってしまったという悲しいできごとがありました。
これについては私もテレビの番組で知りました。当時の遺族の方々は、ニュージーランドまで出向いたのですが、法律によって亡くなった自分の愛する子供をすぐに見ることができなかったというのが取り上げられていて、私自身も心が痛んだのが印象に残っています。
現在では、当初CTVビルがあった所の近くの川岸に、当時ビルの中にいて、巻き込まれ亡くなった方々を悼み、名前が刻まれたモニュメント(Canterbury Earthquake Natinal Memorial)があります。
そのモニュメントを見るたびに、クライストチャーチ地震の悲惨さと、遺族の方々の悲しみを思い出し、また忘れてはいけないなという気持ちになります。
このモニュメントはリバーサイドモールのすぐ近くにあります。
(今回は遺族の方々の事もありますので、写真は伏せておきます。地図の場所だけアップしておきます。)

私の友人はクライストチャーチ地震が起きてから3年後にワーキングホリデーでクライストチャーチに来たのですが、その当時はまだまだ復興に至っておらず、クライストチャーチの中心街はとても静かだったと言います。
現在では、週末には多くの人でにぎわう商業施設(リバーサイドモールや、映画館、個性的なものを取り揃えるセレクトショップやモダンアートを展示する建物等)、また夜は川べりに沿って並んだナイトバーがあり、活気に満ちた様子がみられます。


震災から10年経っても、少し爪痕が残るクライストチャーチですが、現在は活気を取り戻しつつあります。震災前のイギリスの文化が残る建物は少なくなってしまいましたが、その分、モダンアートを取り入れて、また新しい雰囲気のクライストチャーチへと生まれ変わることができました。
クライストチャーチも週末はライブミュージックのバーや、ストリートで音楽を奏でる人がいて、活気あふれた様子を見ることができます。
もう10年が経過したんだなーと思うと、早いな。と感じます。
私はクライストチャーチ地震の遺族のことに、日本のニュース番組で取り上げられていて、それで遺族の方の悲しみについて知ったのですが、その遺族の方にとっては10年経っても忘れられない悲しい出来事なのだろうなと、とても心が痛みます。
今は活気に満ちたクライストチャーチですが、私たちは心にとめておかなくてはいけないなと感じます。
震災から10年の追悼式典の様子を載せたダイレクターブログも合わせてお読みください。
(クライストチャーチの地震から10年 | ニュージーランド留学のキックオフNZ)
https://kickoffnz.co.nz/archives/13077/
ではまた次回!
ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)