kapottoです!

今回は、ふと公園に行ったとき、「ニュージーランドの人は犬を連れている人たちが多いなー」と思った事から、ペット、動物についてお話ししたいと思います。

統計から、ニュージーランドの約70%の家庭でペットを飼っているそうです。公園に行っても、大体犬を連れて散歩する人たちが多く、日本よりたくさん犬を見かけるなとは思っていましたが、半数以上の家庭でペットを飼っているデータがあるくらいなので、これは当たり前の光景なんでしょうね。

そして、大体の犬がとってもおとなしい!というより、しつけがされています!

彼らは散歩中に綱を放していても、他の人に飛びついたり、吠えたりといった行為はしないです。
たまに近づいてきて、くんくんとにおいを嗅いだりすることはありますが、それ以上のことは絶対にしないですし、ちゃんと飼い主が呼べばついてくるとてもお利口な子たちばかりです。

きちんとブリーダーの教育がされているのもあると思いますが、飼い主たちも、しっかりとしつけをしているから、他の人に迷惑をかけずに生活できているのかなと思います。
ニュージーランドでびっくりしたことの一つに、ペットショップというのを見たことがないというのが挙げられます。
日本だったらショッピングモールに行くとペットショップは一店舗はあるイメージがありますし、ホームセンターで子犬達がガラス張りの小さな空間で展示されていますよね。
ニュージーランドの方々はペットショップで犬を買うというよりはSPCA(Society for the Prevention of Crueltyto Animals)という動物愛護団体から引き取る人が多いそうです。
このSPCAという愛護団体は約130年前にニュージーランドで設置され、ほとんどが寄付金で運営されています。私もカフェで勤めていた際に、SPCAの寄付期間というのが一週間ほど設けられ、コーヒーを買った際に50セントの寄付金をお客さんに促すというのを仕事の一環でしていた事がありました。
大体のニュージーランドの方々はその寄付に快く応じてくれて、とても寄付に対して寛容で理解があるなというのを感じました。

このSPCAの団体は里親への譲渡率が100パ‐セントに近く、年間15000匹の動物が引き取られているそうです。
その反面、日本では犬で16000匹、猫で67000匹が殺処分されているのます。過去10年間で殺処分数は減ってきてはいるものの、未だに沢山の動物が殺されているのが現状です。
日本でも、動物愛護センターがあり、そこから引き取って家族の一員として迎え入る人もいますが、未だにペットショップで買うのが一般的で、知られていない事もありますよね。
ニュージーランドでの動物への愛護精神がとても強いなというのを感じると同時に、こうやって引き取られたペットも新たに新しい環境で幸せに暮らすことができるなら、本当に人間と動物にとってとても良い関係が作られているんだなと思いました。
日本もいつか、ニュージーランドのような動物への理解が生まれ、ペットを救う活動が盛んになっていけばいいなと思いました。

ではまた次回!
ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)